チルドレンとの1年-02 (絶対可憐チルドレン)
投稿者名:進
投稿日時:(05/ 5/23)
バベル 皆本三尉用研究室 −夏−
皆本光一がザ・チルドレンの担当官に着任してから、二月ほどが経過する。その間、皆本が何をしていたかと言うと、「引率の先生」だった。朝はチルドレンの宿泊施設へ3人を迎えに行き、チルドレンの訓練スケジュールを構築し、それに合うようチルドレンを連れ回し、昼食やお菓子を用意して、時間になればチルドレンをまた宿泊施設へ送る、チルドレンのための担当官。
皆本も、最初のうちは忙しさのあまりそんなものかと思っていたのだが、二ヶ月たち、少し―ほんとに少し―だけ余裕が出てくると、自分の立場に疑問を抱くようになってきた。
−僕は何をしているんだろう・・・
BABELには超能力の研究に来た、はずだった、確かに専用の研究室も用意されているし、そこには最新の論文がそろっている。参考書籍にも事欠かない。しかしそれを手に取る時間がなかった。チルドレンに関する仕事は山ほどある。彼女達は一日一回は何かトラブルを起こすため、その後始末をしなければならなかった。始末書などもう何枚書いたことか・・・ちなみに1枚目を書いたのは着任して3日後だった。
今日のトラブルは極め付けだった。訓練中だったチルドレンが行方不明になったのだ。BABELの関連施設をくまなく探し心当たりのある場所へ電話をかけまくった。結局、2時間後に3人そろってBABELに帰ってきたところを発見、テレポーターである野上葵の能力で外出していたのだ。
アイスキャンデーを食べながら明石薫が言った言葉は、「だるかったから遊びに行ってきた」
その後キレた皆本は、初めてチルドレンを怒鳴りつけた。
「君たちは何を考えているんだ、黙って出て行くやつがあるか!どれだけの人に迷惑をかけたと思っているんだ!なんて危険なことを・・・!」
ひとしきり怒鳴り散らした皆本を見て、最初あっけにとられていた薫は、しかしニヤリと笑みを浮かべた。
「へえ、偉そうな口きけるんじゃん。ボッチャンのくせにさ!」
そう言って皆本に手を向ける。その手が超能力を使用する際に発現する、電気のような輝きを帯びたと同時に、上から何か圧し掛かってきたような力を受け、皆本は地面に倒れこんだ。
「ジューネン早いんだよ!」
などと言いながら見栄をきる薫に、何か言い返してやろうと思ったが声が出ない。せめて睨んでやったら更に力が強くなり−
「アレッ、皆本サン、き―うしなっとるんとちゃう?」
後ろで見ていた葵が指摘したとおり、皆本は気絶していた。
「やりすぎやで、薫」
「だってさ、ボッチャンのくせに睨みやがるから・・・」
薫はさすがにバツが悪そうに言う。彼女としてもここまでやるつもりは無かった。理由をあえて言えば最近訓練続きであり、少々気が立っていたかもしれない。気晴らしに出かけたら―彼女的には―理不尽に怒られたため、ムカついた。大人はわかってくれない。もっとも皆本には皆本の意見があるだろうが、今は何も言えない。気絶してるから。
「んー・・・左手の骨にひびが入ってるわよ、どうするの?」
皆本の脇に座り込んで、具合を確認していた紫穂が言った。彼女の超能力「サイコメトラー」は対象に触れることができれば、ちょっとした診断ぐらいできる。
「えー、マジ? やわいヤツだな」
しかしそう言う薫の顔色は、目に見えて青くなった。
−やりすぎた、しまった・・・・・・・・・・・・どうしよう・・・
「これだけやったらケガぐらいすると思うんだけど」
「・・・しゃーない。医務室に運ぼーぜ」
薫は皆本を地面からサイコキネシスで引っ張り出した。
その後、気がついた皆本の前に柏木女史がやってきて、チルドレンはもう帰ったこと、本日の事件については不問にすると言うこと、したがって報告は必要なく早く帰って休息をとること、と桐壺局長からの言伝を話した。
「その・・・なんて言って良いかわかりませんが、局長の言葉通り、今日のところは帰ってゆっくりしてください」
皆本は帰宅するため荷物を取りに研究室まで戻ってきており、それに付き添ってきていた柏木は微妙な笑顔で皆本を気づかった。
部屋はチルドレンを探すために飛び出したときのままで、やや雑然としている。ブラインドが下りていたが、その向こうからは夕日が差し込んでいたので、まだ6時ぐらいだと皆本は感じた。
幸い、明日チルドレンはBABELには来ないため、今日中にスケジューリングなどもやっておく必要がない。片付けは明日にして、局長や柏木さんの言葉通り、今日は帰ろう。そう思って荷物を持ち上げようとした皆本は、鋭い痛みにかばんを取り落とした。
「痛ッ」
「大丈夫ですか?先ほど言ったとおり、左手は骨にヒビが入っていると言うことですので気をつけて下さい。」
研究室に来るまでに、たしかにそう説明を受けていた。薬が効いている―進んだ医療技術は、骨のちょっとしたヒビぐらいではギプスを要しない―のでうっかり忘れていた。
落ちた荷物を見ながら、皆本の心の中にいろいろな感情が浮かんでくる。怒り、情けなさ、憤り、悔しさ、それらがまぜこぜになって彼の思考を占める。今日の件は不問にする・・・問題になって困るのは自分ではなく、BABELだ。超能力者がノーマルである自分をその力で傷つけたということになると大事になる。BABELは自分のケガよりチルドレンの方が大事なのだ。
−僕はなにをやってるんだ。
「皆本さん・・・」
柏木の呼びかけに、皆本はハッと顔を上げた。
「今日は大変だったと思います。でも、彼女たちのことを悪く思わないでいてあげてください・・・あなたなら分かるはずです、普通に扱われない子供の悲しさを。」
チルドレンはまだ9歳の少女で、普通なら小学校へ行って友達と遊んでくるのが仕事のような時期に、同世代の子供たちと隔離されて、毎日、訓練や検査を受けている。皆本も小さいころから天才と呼ばれ、普通に遊ぶことは許されなかった。柏木はそれを言っているのだ。
皆本は車に乗りBABELを出た。BABEL所有の車だ。見た目は普通の乗用車だが、防弾、対ショックなど、セキュリティに関しては国賓級のVIPが乗れるぐらいのグレードを持っていた。皆本はほぼ毎日この車でチルドレンを送迎する義務があったので、自宅に乗って帰って良いことになっていた。
この車からしても、彼女たちの特殊性がわかる。普通の子供にこんな車は使われない・・・危険が、襲われる可能性があるから、この車は用意されているのだ。日本でたった3人−世界でも多くない−の超度7の超能力者を欲しがる者、組織、国はいくらでもある。また超能力者を憎み害したいと考える組織もある。ザ・チルドレンの存在は特に秘密にはされておらず、むしろその他の超能力者より有名だったので、そういった者達の対象になる可能性は十分考えられた。
だから皆本は怒ったのだ。彼女たちの迂闊な行動で失われるものは、最悪彼女たち自身の命だから。しかしあの時、勝手に外出したことを叱ったが、じゃあ申請すれば許可が出たかと言えば、出なかっただろう。
この車で移動するときさえ、人知れず護衛がついているのだ。街中に3人だけで出歩くなど危険すぎる。
では彼女達は永久にBABELの監視下に置かれるのか?
そう考えると、この車も鳥篭のような気がした。舌なめずりして待っている猫から鳥を守るためであり、また鳥が逃げ出さないための篭だ。
彼女たちは一生、篭の中で生きるしかないのだ。どこへ行くこともできず。
翌日、登庁してきた皆本は、部屋の片付けもそこそこに複数の書類の作成にかかった。昨日考えた、ある提案を行うための稟議書である。結構な量になったが、皆本はそれを午前中に書き上げた。明日にはチルドレンが来る−計画を早く進める必要があった。
書きあがった書類を掴み、皆本は局長室に走った。歩いても大して時間に変わりはないが、モタモタする気にはなれなかった。秘書室にいた柏木に問いかけ、桐壺局長が在室であることを確認すると、ノックをして部屋に入った。
「やあ皆本クン、具合はどうかネ?」
局長も昨日の一件のことは当然知っており、皆本の左手のことを気づかっていた。
「はい、2,3日で完治するということです。ところで、見ていただきたい書類があります」
桐壺は皆本に席をつくように勧め、自らも局長の椅子に座った。手渡された書類を―とりあえず退職願でないことを確認してホっとした―読み始めた
「フム・・・これは・・・?」
『BABEL所属超能力者の警護体制の強化案』
超能力者の自由を保障するため、その警護スタッフの増員と体制の強化の提案。実施することにより短時間であれば超能力者の外出が可能になる。
『ザ・チルドレン訓練スケジュールの見直しについて』
チルドレンに対する訓練のスケジュールは、最近過密状態である。予定上、本年度はこのペースで進めることになっているが、チルドレンの精神的、身体的な負荷を考慮すると軽減する必要がある。
『ザ・チルドレンに対する特別研修の実施』
チルドレンの情操教育のために、政府所有地所A-302を使用し、臨海学習を行いたい。
桐壺はしばらくあっけにとられていたが、ややもって口を開いた。
「内容はともかくとして、皆本クン、よく書けたな?」
皆本がBABELに来てからまだ2ヶ月しか経過していない。その前も大学の研究室という浮世離れした場所にいた彼に、このような正式な書類が書けたことに桐壺は驚いた。
「はい、今朝から前任者の記録を調べて参考にしました」
−天才は伊達じゃない、ということか・・・
しばらく書類を読んでいた桐壺は、厳しい顔で皆本を見た。
「本当にこれが必要と思うのかネ?」
「はい、至急必要と思います。ぜひ承認をお願いします」
「これらを実施すれば費用の増額だけではなく、チルドレンの訓練についても遅れが出るが?」
「彼女たちに必要なことです。」
皆本も引くつもりは無い。桐壺はしばらく唸った後、言った。
「ダメだネ」
「しかし局長!」
しかめっ面をしていた桐壺が、不意に相好を崩してにやりと笑った。
「書類の書き方がなってない、誤字もある。こんな稟議では誰も見てくれんヨ? 柏木クンに教わって書き直したまえ」
「は・・・はい!」
手渡された書類を受け取り、皆本は部屋を飛び出していく。あの様子では書き直してすぐに戻ってくるだろう。
普通、費用が増えて効率が下がる提案など、どこでも、誰も許可しない。ここBABELにおいてもそうだ。もし桐壺がOKを出しても、それだけではダメなのだ。
―だが私も帝王と呼ばれた男だからネ、皆本クン。天才だろうがなんだろうが若造には負けんヨ
桐壺はBABELに所属する超能力者、特に少年・少女の−その中でもチルドレンを愛していた。彼には孫はいなかったが、まるで孫に接するように可愛がってきた。だが十分ではなかったようだ。桐壺がチルドレンや他の超能力者と会話の時間を持つことはほとんど無く―それは桐壺が多忙であるためなのだが―、つきっきりでいる皆本ほどには、彼女たちの状態は分からない。それが、あえて言うなら悔しかった。
あの提案を通すためには、各関係省庁に根回し―それも念入りな―をする必要がある。それも急いで実施するならなおさらだ。脅しスカし、コネやツテ、色々な手段をとらねばならない。これは皆本には無理だ。
皆本が帰ってくる前に話をつけなければならない。桐壺はデスク備え付けの電話に手を伸ばした。
さらに翌日、皆本はいつものようにチルドレンを迎えに行った。
いつもどおりチルドレンが宿泊している施設の玄関に横付けし彼女たちが出てくるのを待つ。玄関から見えるエレベーターが開き、3人がぺちゃくちゃ―またはぶつぶつ―言いながら出てくる・・・いつもはそうなのだが、今日は黙ったままだった。特に薫が、彼女にしては珍しいことに葵、紫穂の陰に隠れるようにしてゲートを出てくる。
「おはようさんです」「お早うございます」「・・・」
「ああ、お早う」
普段は後部座席に3人座るのだが、今日は薫が皆本の隣、助手席に座った。というか座らされた。葵と紫穂が押し入れるように乗せたのだ。皆本は少し驚いたが、3人が何も言わないので、とりあえずそのまま車を出した。
いつもの道順・・・ランダムに設定された道順をナビに合わせて運転しながら、皆本は薫の様子が気になっていた。こちらをチラチラ見たり、バッグから何かを出そうとしたり、また引っ込めたり。後ろの葵と紫穂から何かせっつかれているようでもある。薫は何か言いたそうなのだが、どうもきっかけがつかめないようだ。
「・・・なあ、明石君」
皆本から声をかけてみた。薫はビクリと身を震わせる。
「な、な、な、なんだよ」
「昨日はオフだったんだろ?楽しめたかい?野上君や三宮君もどうだった?」
いきなり何を聞くのかと、薫は返事に詰まった。代わりに葵が答える。
「あかんあかん、どこに出かけられるわけでもなし、買い物(かいもん)にも行けへんわ」
まあ、その分お金使わんで済むけどな、と付け足す当たり、葵らしいとも言える。
−だろうな
皆本は運転に集中するためと、少し言葉を考えるために間を空けて、信号待ちになったところで口を開いた」
「来週に海に行かないか・・・?局長が許可してくださったんだ。夏ももうすぐ終わるし、その前に。」
一瞬静まり返った後・・・
「ほんまか、それ?! 海なんて何年ぶりかしら 訓練用プールじゃなくて海かよ! 泊りがけで? もち高級旅館だよな? 海外は無理? そりゃ無理だろ、来週だし・・・!・・・!!・!!!」
もう誰が何を言っているのか分からない。それでも少し待つと、少しずつトーンダウンしてきた。
「でも、来週って急な話だよな」
「もっと前から言っといてくれたらええのに、うちらかて予定あるんやで」
「日焼けしちゃうのは、ちょっとイヤかな」
話が妙な方向へ進みだした、自分のやったことは迷惑だったのだろうか。皆本は残念に思った。
「この件は急に決まったことだからね。急に決まったことと言えば、訓練時間も短縮の方向で見直されるが、それはBABELに到着してから話す。で、海なんだけど、イヤならやめとこう。その代わり休暇を増やして・・・」
「「「イヤじゃない!」」」
再び喧騒があふれる車内。小さいとはいえ女性だから3人で当然姦しい。何の気は無しに皆本は口を挟んだ。
「局長にお礼を言うんだぞ、この件についてはすごく骨をおってくださったんだ」
“骨をおって”と言う言葉で、薫は思い出したかのように黙り、顔を伏せた。しまった、と皆本は思ったが、もう遅い。
「あのさ・・・皆本サン」
もじもじとする薫というのは非常に稀だ。付き合いの浅い皆本にとっては初めて見る姿だった。
「おとといはさ、その、悪かったよ。・・・その、骨・・・」
言いよどみながらバッグから何か袋を出し、それを皆本に突き出した。受け取って見る。
“おつまみパック にぼし&ピーナッツ 徳用580円”
「それ食べて、骨治して」
葵や紫穂も“おつまみパック”については知らなかったようで、あきれたような顔をしている。皆本はなんと言ったものか、返事に困った。
彼はおつまみパックをひざの上にのせ、手を薫に伸ばす。ビク、と薫は震えたが逃げなかった。
「・・・ありがとう」
お礼を言うのも変だ、とは思った。しかし、どうしても気の利いた言葉が思いつかない。ごまかすような感じで、皆本は薫の頭に手を載せ、おそるおそる撫ぜた。いままで人の頭を撫ぜたことはなかったが、小さいころに親に撫ぜられた記憶をもとに、撫ぜてみた。
「なっ、に・・・を」
薫は顔を赤くして文句を言おうとする、が言葉にならない。BABEL以外、いや、内部においてさえ他人と接触することがほとんどない彼女達は、人から頭を撫ぜられることもない。しかし、頭の上に載る手の暖かさに、幼い―まだ親元にいた―ころの記憶がふと蘇った。恥ずかしかったが、少し嬉しかった。
運転をしている皆本は、いつまでも片手ではいられない。すぐに薫の頭から手を離し、ハンドルに戻した。彼としても気恥ずかしかったのだ。
「BABLEに付いたら、おとといの件で局内を謝って回るんだ。勿論僕もいっしょに行く。」
「わ、かった・・・ょ」
後ろからひゅーひゅー、とか、かーわいー、とか声が上がる。薫はしばらく我慢していたが、BABELに到着し、車から降りて、BABELのエレベータの中でもまだつづく冷やかしに、彼女はとうとうキレた。
「うるっさいなあ! あたしはそんなんじゃないんだ! 大体、皆本が気安くあたしの頭に・・・」
そして、皆本に向けて―八つ当たりで―パンチを出した。
皆本にとっては運が悪いことに、薫は皆本の左に立っており、同じ方向を向いていた。つまり、薫からパンチを出すと、左手に当たる。
―ピキ
「ぐぐぐぐぐぐ!!!」
「薫?アカンて、左手は!」
「あー、コレ、ヒビがひどくなってる」
「うーっ!るーっ!せー!!!」
それでも、超能力をつかわなかったのは、彼女も反省していたのだろうか・・・
追記
局内を謝罪して回ったザ・チルドレン一行は、特に怒られることも無く許された。皆本の左手に付いたギプスのおかげかもしれない。
*****
第二話、投稿させていただきます。
無駄に長くなり、読むほうも面倒かと思いますが、よろしくお願いします。
(書きやすいから)薫ばかりが目立つので、次やその次は葵や紫穂も書きたいと思っています。
遅れましたが、書き込み・助言頂いた方、また読んで頂いた方、ありがとうございます。
*****
今までの
コメント:
- あれ・・・段落ごとに一文字下げたはずが下がってない。
次から気をつけます。スミマセン。 (進)
- 皆本さんが格好良いwやはり横島君とは違った魅力を持つキャラですねー。まだまだ序章な感ではありますが続き期待大でまってますw (帝)
- ・・・と、すいません賛成忘れてましたwああ、恥ずかしい・・・^^; (帝)
- 皆本さんとチルドレン(今回は薫嬢)…互いの距離が縮まってく様子丁寧に描かれてて良かったです。
…わざとではないにしても、彼女等に怪我まで負わされて、それでいて尚彼女等の置かれている現状を思いやってやれる…皆本さん、本当に出来た人ですな。 (偽バルタン)
- 改行に関しては、『マリアのあんてな』の「投稿エディタ」を確認用に活用するのも手かも。
長いの大歓迎! おこしやす〜(葵の出身っぽい挨拶)。
それどころか寧ろもっと読みたいな〜などと無責任に想ってしまったアホです。
短期連載版では既にある程度築かれていた皆本との信頼も当然マダマダなこの時期。彼らが如何に絆を育んでいくのか、その一端がこのお話にあるのかもしれません。そして皆本を呼び捨てにし……オヤヂ全開少女になるのか……うーん、まだバーチャで止まっていたほーがよかったかもしれない(複雑)。
薫のオヤヂ化の進行こそが皆本との信頼進行の証とするならば、彼女が「おつまみパック」を手渡したのは実に象徴的ですね(笑)。ま、大変なのはなまじ仲良くなった後、互いの我をぶつけ合えるよーになった時なんでしょうけど。とりあえずはそうなる前の初々しい?彼女たちと皆本の交流に期待します……局長の目線でちょっぴり羨みながら(笑)。 (Iholi)
- 面白いです。
長くなるとの事ですのでこれから楽しみに待たせてもらいます。
ぜひ頑張ってください!
ただちょっと気になった点が
>「書類の書き方がなってない、誤字もある。
前任者の書類まで見て作成したのに皆本さんがミスするかな? (K.M)
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