ザ・グレート・展開予測ショー

横島とメドーサ(1)


投稿者名:横叉
投稿日時:(05/ 6/12)

「みなさん大変です。メドーサが何者かの手により復活しました。」


全ては小竜姫様のこの一言から始まった。










今はアシュタロス戦より時を経ること三年後、俺は一流GSの仲間入りをし、

おキヌちゃんも六道女学院を卒業し、世界でも有数のネクロマンサーとして活躍している。

「復活したって何でまた!?」

美神さんの声が、事務所中に響き渡る。

美神さんもまた世界トップレベルのGSとして活躍している。

もっとも実力は既に俺のほうがはるかに上をいっている。

「分かりません。確かなことは裏に強力な者がいて、そいつが一枚噛んでいるということです。」

小竜姫様が冷静に、しかしこれから起こる事も懸念した顔で言う。

「強力ってどのぐらい強いんですか?」

俺も横から口を挟む。

「詳しくは分かりかねます。ですがメドーサを復活させるぐらいですから最悪アシュタロス級が出てきます。」

「そうならないことを祈るしかないわね。」


美神さんが本気で心配した顔で言う。

「それで奴は今どこに?」

「分かりません。すぐにこちらに来ることは無いと思いますが、断言はできません。」

「何よ。それってほとんど何もわかってないじゃない。」

「仰るとおりです。今回のメドーサ復活の情報もたまたま入ってきたんです。」

事実、現在神族と魔族は互いの情報交換を表向きはちゃんとやっているが、

大事な情報はほとんど話さない。

情勢はデタントという方向に話は進んでいるが、

その流れを疎ましく思うものも神魔共にありその者が上のほうには結構いるのだ。

「ですから美神さん、横島さん、除霊の際にはくれぐれもご注意を。
敵はいつ襲ってくるか分かりません。必ず二人以上で行動をしてください。」

「分かったわ」


「それでは私はこれから唐巣神父のところに向かいます。」

この時俺も一緒に行っていたら小竜姫様は.............









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