ザ・グレート・展開予測ショー

詳細不明神出鬼没 GSスペシャル世界迷作劇モノ控 Part.82


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(02/ 2/23)

超久々!
ポプラ社名作、笹川ひろし著作品の児童書から!
タイトルが分かった人は当ててみましょう。



CASTING ;

ハレー探偵長(滝川 満) : 横島忠夫
メモル (本田 守)   : 西条輝彦
ドングリ (栗田淳一)  : ピエトロ=ド=ブラドー
マユちゃん (原まゆみ) : 氷室キヌ
トッテちゃん(小町さゆり): ヒャクメ
マンネン (五十嵐万太郎): 伊達雪之丞
湯タンポ (松本団吾)  : タイガー寅吉



〜〜 ショートストーリー 〜〜

トッテ 「もう二度と戻ってこないかもしれないわネー。」
メモル 「でも、おばあちゃんをあんな目に仕立て上げていたんですから、復讐をしたに違い
     ありませんし‥‥ね…。それで十分に満足したんじゃないんですかその猫。」

コーラを手にとって飲むメモル。

湯タンポ 「でも一つ分からない事があるんですガジャ。
      なんで猫のベッシーが高倉さんの以外の人たちまで犯人である事を当てたんですカイノー?」
ドングリ 「それは、探偵長の指示なんですよ。」
マユ 「怪しい人たちのスリッパにあらかじめ猫の好物のマタタビの粉をちょっと振り掛けておいたの。
    あたしの話を聞いてくれてね。」
湯タンポ 「そりゃ汚ねえですガンジャ。」

トッテ 「そういうこと。あっ、そのコーラをトッテー。」
ドングリ 「はいはい。
      それで、ベッシーの目、本当にエメラルドだったんでしょうか。」

手渡しながら、確認する。

マユ 「ドングリ君と、マンネン君、それに湯タンポはみたんでしょ?」
メモル 「メモによると、左目が光っていたと記述があります。
     ボクの名前は気が付いた事はメモる癖があることからつけられたんだからなー。」

マンネン 「あれ?そうだったかな…右目は閉じていたし、左目しか開いていなかったマンネン。」
湯タンポ 「ワイも、どちらだったか記憶があやふやで自信がないのなのねんデスノ。」

トッテ 「もう、しっかりしてナノネー。それでも探偵なの?」
ドングリ 「これが本当の『相談で』決めようと…『相談ディ』…『そう、探偵』‥‥」

………………………………
寒すぎ………
凍らされかけたところへ丁度ハレーがやってきたのであった。
それは2枚目のハンサム顔で、下右4本目の歯をきらりと輝かす。

ハレー 「ゴメンゴメン。」
マユ 「また今日も遅かったじゃない。」
マンネン 「どこいってたのさ。」
ハレー「今度はさ、犬の買い手を頼まれて探してるんだけど‥‥」

ハレーの手には、捨てられたと思われる犬がキュンキュン鳴いている。

トッテ 「わー可愛い・・・・。
     でもうちは、ちょっとマンションだから。」
湯タンポ 「どこ行ってたかと思いきや…今度はって、ワッシは犬も無理じゃ。
      食料用ならともかく…」
ハレー 「……おいおい、この犬を食うつもりだったのか?(汗)」

散々出番を待たされたハレーの背後には、シロがびくびくと覚えていたという。

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