ザ・グレート・展開予測ショー

こんな展開の方が・・・?3−3


投稿者名:三遊亭楽栄
投稿日時:(03/ 1/19)

*今回、またまた「誰が為に金玉は鳴る!」からの内容でがす。
 ただし、「こんな展開の方が・・・?3」(http://cwww.pos.to/cgi-bin/tenkai/old41/1016860926.html)に繋がる前提でやんす。
 



!?

医務室で横たわって唸っているピートの姿がありました。
でも、けっして便を踏ん張っているわけではありま温泉。

ピート 「ぐ…よ、横島さん……!
     男の…漢の約束守れなくて……」
横島 「そーだぞ、ピートおおおーーーーー!
    おまえのお陰で、パーっと優しく負けてもらえる計画が…」

横島とピートの熱き友情…。
それは、横島の嘆きで始まる名シーンでした、が…
ピートの一言が流れを変えました。

ピート 「き…汚いぞ、雪之丞……!」
雪之丞 「き、汚い!
     汚いだと、俺が!?
     もう一度言ってみろ!」

ジョーはピートの胸倉を掴み揺すります。
院長等は気が付いて取り抑えようとしました。

白井院長 「き、君、患者に乱暴はやめたまえ!」
冥子 「そ〜よ〜…」

そこへ、我が駄洒落の恩師の愛する冥子の姿がありました。
しかも男なら誰もが憧れると言う、ナースの姿だったのです。

冥子 「やめてくれないと〜〜私〜」
美神 「駄目よ、駄目よ、泣いたりしちゃ!」
冥子 「でもーーー!」

その冥子と美神のやり取りを横に、話は進んでいました。

雪之丞 「俺の、俺のどこが汚いと言うのか、言ってみろ!」
ピート 「…て…いうか‥‥」

ぐふぁ!
一瞬咳き込んだピートが、何やら一言漏らしました。

ピート 「‥‥お、お前の…身体自体が…ぐ、臭い…」
横島 「お前、一体何日間風呂入ってないんだ?」

さらに横島の言葉がジョーの心にパンチをかましました。
それは強い一言だけに、反論もあったのです。

雪之丞 「あーそーだよ、もう2ヶ月近く入ってないさ。
     あのメドーサとか言うヒス女の元で強制的に風呂すら入る暇無く特訓させられてな。」
ピート、横島 「「め、メドーサ!」」

ここで、一同は固まりました。
横島的思考回路が脳裏に迸ったのです。
それは、約7秒の事でした。

雪之丞 「…あ、やべ……」

しかも、
しかもでげす。
城内の監視カメラがこの医務室の光景を記録していたのでがす。
ペンペン。

ジョーが口を自分で紡ぎかけました。
が、その監視上のカメラの事を見抜いた以上は隠れようとはしませんでした。

美神 「やっぱり、メドーサの野郎か‥‥!!」
雪之丞 「ああ、そうだな。つい言っちまった以上は仕方ねえさ。」

横島 「あの、美神さんに負けないデカチチの……ぶっ!?」

ぐわかげん!
横島を美神がサンドバッグ状態にしました。
…が、今回はしぶとく即復活しました。

横島 「しかし、羨ましい奴だなぁ。
    あのでかかったチチの女に教えてもらえるなんてなぁーーー…」
おキヌちゃん 「(な、なんでそういう発想しか出てこないんだろう…)」

おキヌちゃんは思わず苦笑していました。
その頃、丁度近づいて来る気配がありました。

メドーサ 「(…さて、あいつの看病ぐらいしてやろうかしら…)」

その足音からして(?)、まさにメドーサ。

!?

しかし、毛生え…もとい気配を隠してドアに浸りつきました。
喧嘩腰の気になる言葉を聞いたからです。


横島 「大体、うちの所長なのに、ろくすっぽ除霊の仕方なんか教えてくれなかったじゃないスか!」
美神 「そんなモン、自分が進んで覚えるものでしょ!」
雪之丞 「マ、ママにそっくりだ……!」
美神 「だれが誰にそっくりだって言うのよ!」
雪之丞 「やっぱり、」

がやがや市ヶ谷。
医務室内で騒いでいる美神らを他所に出番を失ったメドーサでした。

が、メドーサだけに、「面倒(く)さ」がることはありませんでした。
何故なら、次に聞こえてきたやり取りが原因だったのれす。

雪之丞 「俺のママにそっくりだ…」
横島 「なんだとテメー、俺の所長と二股かける気……」

どぐおどどどど!
二人をボコる音に加え、ピートのかすれながらの「おさえて下さいよ…」と言う言葉がドア越しに聞くメドーサに伝わっていました。

さらに、

雪之丞 「なぁ、俺と取り替えてくれよーー」
横島 「俺のチチは渡せんのだーーー!」
美神 「誰のだーーー!」
横島 「じゃあ、俺に勝ったら取り替えてやる。いいな?」
雪之丞 「…いいだろう。」

美神 「勝手に賭けんなー−−−−!」

と言う具合に、運命の歯車はぎしりと変わっていきました。

メドーサ 「あんのマザコン野郎…私のチチが目的だったのね。
      どうせなら、あっちの方を乳母って‥‥もとい、奪ってみせて遣った方が、あの時の『クツ』の恨み
      を晴らせるってものかしらねえ。取り入れるべき相手をあのボーヤに考えてみるわね‥‥」

そこへ、チョイチョイと唐巣が後ろから肩を叩きました。

唐巣 「め、メメ、メドーサさま穏便に…」
小竜姫 「あなた、どっちの味方なんです!?」


……………………
…………

………………………………

小竜姫が、唐巣に嫉妬して剣を抜いていました。

小竜姫 「…これからですよ、横島さん。
     まず貴方が雪之丞に勝たないと……私の竜族としての立場も管理人としての立場も、そして…」

握り締める剣を他所に…、恥ずかち涙をウルウル流しつつ……
思わず赤くなる小竜姫でした。
どうやら、二枚目の唐巣に惚の字だったようです。























結果、ヘビ女VS小竜女の対決は、原作どおりに相打ちになりました。

で、この後のコメント部に「こんな展開の方が・・・?3」(http://cwww.pos.to/cgi-bin/tenkai/old41/1016860926.html)の感想を
どぞ宜しくお願いしますでやんす。
ABAYO!

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