ザ・グレート・展開予測ショー

横島忠夫ただいま修行中(横島とおキヌのデート3)


投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 4/28)

ぎー――・・っ
ドアが開いて横島とおキヌは懐かしく思いながら中に入った。
「あっ!お手伝いに来てくださったGS助手のみなさんですね!?」
やはりそこにはおキヌのロボットがいる。
「やっぱりよく出来てるよな〜」
「ちょっと複雑な気持ちですけどね…」
「私、美神さんの助手で、幽霊のおキヌっていいます」
ロボットも二年前と機能はほとんど変わらない。

「真友くん!!こっちこっち!!」
「ちょっとまってよ………(はあはあ)」
真友はかなりへばっていた。

「し…しまった…」
一方阪上は敵の攻撃で血が体中から出ていた。
「どうしたのよ…!!あんたまだ力をほんの少ししかだしてないわよ!!」
「こうなったら…」
阪上の霊力がどんどん上がっていく…
「わ…私の針が…」
阪上に刺さっていた針はどんどん消滅していった。
「はあはあ…」
「へ〜…なかなかやるじゃない…針が霊力を吸収するのを逆に利用するなんて…針が吸収しすぎて消滅するなんて…でも………まだまだあんたは半分も力をだしてないわよ…」
「………お前…いったい何者だ…それに…俺は…いったいなんなんだ…?」
阪上は立ち上がって女を睨みながら言った。
「………いずれ…分かるわ…でも…それは悲しいもの…知らない方がいいわ…できれば私は…あなたに教えたくない…」
女は少し悲しそうな顔をしながら言った。
(…この人は…俺を殺す事が目的では無いようだ…まるで…俺の力を引き出そうとしてるような…)
阪上はなんとなくそう感じた。

「―――というわけなんですよ!」
「大変だ、すぐに助けにいこう!」
「やっぱりもう一人自分がいて複雑だな…」
横島も複雑な気分だった。
ドアから出て外国風の路地にでる。
『シャアアアーっ!!殺シテヤル……!!GSドモ……!!」
中に低級霊をいれてあるロボットが横島たちに襲ってくる。
「きゃあああ―――!?」
なぜかやっつけられるはずの低級霊のロボットがおキヌに突っ込んできた。
「あぶない!!」
横島はおキヌを抱いて自分がたてになろうとした。
「これでもくらえっ!!」
横島ロボットがすばやく動いてその低級霊のロボットを札で倒した。
「ギャ―ッ!!」
「あ〜よかった…」
横島はほっとした。
「あ…あの〜横島さん…」
おキヌは顔が真っ赤だった。
「あ!?」
横島もようやく気が付いた。横島はおキヌを抱きしめていた。
「こ…これはその〜」
横島も顔が赤くなった。

ぜんぜんお話に関係ないが…
「う〜ん…やっぱりカップルのためにわざと低級ロボットを使って恋人同士をラブラブにさせるシステムは成功だな…」
横島たちをモニターで見ながら社長は喜んでいた。でもすこし危険だとおもうが…

ジークは美神に四天王が人間界に襲ってくるかもしれないと伝えると帰った。
「う〜ん…でも四天王ってべつに人間界を襲う理由はなにんでしょ…?」
「それはそうかもしれませんね〜…四天王はほとんど霊力が無くなった上に…人間界にさほど興味は無かったようですから…それにリーダーがいないし…いくら三人でもたとえ天界でもあばれまわったりしないでしょ…」
ヒャクメはコーヒーを飲みながら落ちついて言っていた。
「…でも私はガルスビが…阪上さんに似てるとおもいます…」
小竜姫がすこし暗い声で言った。
「………え!?…た…たしかにあの子は人間じゃないかもしれないけど…」
「しょ…小竜姫…い…いくらなんでも阪上さんが…」
二人ともビックリした。でも昔ガルスビを見た小竜姫が言っている。
「私…決めました…横島さんを連れて帰るとき…阪上さんも連れて行って勝負します。」
『え!?』

「また負けたでござる―――!?」
「まったく…話にならないでちゅ…(笑ってる)」
シロはいつのまにかパピリオとゲームをしていた。
「もう一回でござる!!」
「ふう〜しょうがないでちゅね…」
結局シロはいろんなゲームで勝負したが…全敗したらしい…



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