ザ・グレート・展開予測ショー

修行!(2)


投稿者名:トシ
投稿日時:(02/ 3/ 2)

しゅぎょお!


「よいしょ!」

むんず、と投げれるサイズの板をわしずかみ
そして勢いよく投げつける!!

「むっ!?」

だがやすやすと弾かれる

「げっ!?そうか、飛び道具なんか武道家なら簡単にかわせるじゃん!!」

と仕方ないので殴りかかる美神

ドス!

「ぐっ・・・!!」

衝撃は先ほどの板のほうが強そうなのに美神のパンチの方が痛そうにしている

「・・・・・・?」

「そうだ、わしの弱点は物理攻撃、その上拳や脚による霊的なものを浴びていない純粋な打撃技!ふむ、よく気づいたな、がしかし!!」

ヒュッ!

視界から消える妖怪

「・・・・・くっ!?」

来ない・・?

何処からかスキを狙ってるの・・・?

でもそれにしては一箇所に止まってる気がしない

「・・・・・・!!」

まさか!

しかし気づいた時には遅かった

ドッコォォォォォ!!

美神の背中に強烈な衝撃と痛みが走る

「ぐっ!!」

前方に吹っ飛ぶ美神

壁に衝突する!

「くっ、文殊!!」

美神のぶつかる壁に投げつける

文字は「柔」

ボンッと妙な感触と共に美神の身体がズレ落ちる

「美神さん!!」

おキヌが走りよりヒーリングを施すが・・・

「ダメです横島さん!!早く病院に連れて行かないと・・・」

「わ、わかった!!」

横島の指と指の間から光が漏れる

「うりゃあ!!」

地面に投げつける!

同時に閃光が放たれる

「むっ!?目くらましか!?逃がさんぞ!!」

光がおさまり後を追う妖怪だが・・・

ズボッ!

「のおおおおおおお!!???」

いつの間に作ったのか落とし穴にはまってしまった妖怪

「ひっかかったなベラボー(?)め!!」

そして結界で脱出を防ぐ

「くっ!くそおおおおお!!貴様ら活かしてはおかんぞお!!」

「なんとでも言え!逃げるがかちだぜ!」

「くそおおお!!おい!住所は!!??」

「バーカ、教えるわけ・・・」

「あ、それはですね〜」

といきなり説明しだすおキヌ

「うむ!了解した!」

「コラー!おキヌちゃんーーーー!!」

「え?あ!!すみません!つい・・・」

「ま、まぁ逃げるぞ!」

と横島は美神を担いで車に乗せ運転した(密かに免許所持していた)

ブロロロロロロ・・・・・・

エンジンの音が聞こえる

沈黙状態だったからだ

「くそ!電話さえあればな・・・救急車呼べるのに」

なぜか美神は携帯を持ってこなかった(つーか忘れた)

そして病院につく

美神は治療を受ける

報告を待っている二人・・・

とそこにいつもの現代科学主義医者が

「おっさん!美神さんの様態は・・・?」

「誰がおっさんだ!・・・うむ、まぁ大丈夫だがしばらくは安静にせんとな」

「そうですか・・・・・」

「・・・・・・・」

沈黙

「あ、そういえば治療する前に美神君に伝えて欲しいと頼まれてね」

「・・・?何を?」

「確かね、「霊的攻撃じゃなく物理攻撃で戦え、しかも拳等の殴打技」、と」

「・・・・・・・?確かに美神さんの神通棍は打撃技だけど霊的なものを浴びてるし、俺の爆発も元々は霊気を凝縮して起こしたもんだからか?だからどっちも聞かなかったのか・・・・・、板の場合もダメージはあったけど美神さんの鉄拳の方がそうとう痛そうだったしな」

「でも何ででしょう?普通霊とかならそんなケース無いですよね?」

「さああ?まぁ格闘家だし死んでからも格闘したかったんじゃねえの?自分が打撃技を食らわなかったら勝負にならないしな」

「・・・何かすんごい筋の通ってる事言いますね横島さん」

「そ、そうか?」

確かに横島のの予想は的中していた、全くそのとおりである

とりあえず二人は事務所に帰ることにした




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「はぁ〜〜〜〜〜・・・・・どーしょー」

「・・・・・」

このようなまぁありえない事がおきていたのだった(なんやそら)

そしておキヌのやってしまった事がついに降りかかってきた

ピーンポーン

「・・・・・!!」

目線をあわす二人

さぁ、どうなるやら



続く!!?



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