ザ・グレート・展開予測ショー

I Shall Return(5)


投稿者名:ベルゲパンター
投稿日時:(02/10/12)

事件の一週間後ICPOから美神に出頭命令が下った。

ICPO本部

美神を出迎えたのは西条であった。
「突然呼び出して悪い。実は一週間前の事件で魔族の仕業であることが分かった。なぜ君 を襲ったのかはまだ分からないが・・」
「また、アシュタロスを復活させようとする過激派かしら?」
「いや、どうやらアシュタロスは関係ないらしい」
 
せっかく、また活躍できると思ったアシュタロスのもくろみは崩れさった。この後、作者はアシュタロスに八つ裂きにされたそうな。

「それでなんだが、以外なことに人間が一人関わっているという情報を手にいれた。」
「人間?誰なの?」
「それは今は言えない。目的は・・・・・・君に復讐するんだそうだ。一体、いくつの企 業を倒産に追い込んだんだ?隊長が黙ってないぞ!?」
「そんなことで・・・・」
「あ、冗談・・・・以前、君と闘って敗れたらしいんだが・・・」
「はて、誰かしら?に、しても私に喧嘩売るとは上等ね・・・・・・・殺す!」
「あと、それに影響されてかまた君を殺そうとする連中がいるので
 気をつけるんだ。だから、こういうやつは!」
 突然、西条は懐から毎度おなじみM93Rを取り出すと、通気溝に向けて撃った。
 バババン!!
 覆面の男が通気溝から落ちる。それと同時に待ってましたとばかりに伏兵が現れる。しかし、西条はものともせず、すばやい身のこなしで次々に敵を仕留めていく。
 バババン!バババン!バババン!バババン!
 だが、敵はまだ数人いる。やがて、スライドが下がったまま止まり、弾切れを持ち主に伝える。すぐにスライドを元に戻し、20連マガジンをグリップに押し込みスライドを引いて弾丸を薬室に送り込む。
 敵に銃撃を機敏にかわし、次々とシルバーブレッドを撃ちこむ。使い慣れてるせいか銃そのものが身体の一部のようだ。そして最後の一人を撃ち抜き、戦闘は終わった。
「令子ちゃん、大丈夫かい?」
「ええ、私は大丈夫(に、しても銃の腕はすごいわねえ。これだけの相手を全滅させると なると、横島クンは銃と銃の勝負だとちょっと歯がたたないかしら・・・」
「バースト機能はいい。弾の浪費を防げる。」
 ちなみに、バーストとは点射といって、1回トリガーを引くと、弾が数発でるシステムである。いわば、セミオートとフルオートを合体させたものである。西条のM93Rは3連バーストと言って、トリガーを一回引くと、弾が3発でる。なお、この銃は民間ではまず手に入らない、「公務員」の銃である。なぜなら、こういったピストルにフルオートマチック機能を付けた類は小型さゆえに犯罪にも使われやすいからだ。それに、そもそもフルオートの銃を所持すること自体、アメリカでもほとんどの州で禁止されている。ほかにもこのような強化ピストルは色々ある。


・・・なんだか、銃の話になってしまった・・・・

「だが、やっこさんも馬鹿じゃないから、こんなことはしないだろう。」
 そういって、西条は部屋の端にあるボタンを押す。すると、血と穴だらけだった部屋が何事もなかったように元に戻る。
「西条さん、これって」
「ああ、ゴメン、ゴメン、ただのシュミレーターさ、からかって悪かった。」
「もう西条さんったらぁ、今晩はたっぷりと付き合ってもらうわよ。」
「えっ、それは勘弁してくれよ。はははは翌朝は疲れるんだから(また吐かなならんのか・・)」
 なお、これをモニターで聞いてた人が二人はこのままラブホへ直行すると勘違いし、その後ひそかにそれが広まり、何を血迷ったのか横島が美神が西条に奪われる前にと、美神に飛びつき、なおかつ、誤解と分かった後、事務所の女性メンバーにたこ殴りにされ、口も聞いてくれずに敬遠されたのは別の話・・・閑話休題


 

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