ザ・グレート・展開予測ショー

再び天下を夢見て。


投稿者名:た〜さん
投稿日時:(02/ 6/11)

「下天は夢だ!!こまかいことは気にすんな!」

光秀は確かに信長の声を聞いたような気がした。

「まだ中にいるはずだ!徹底的に探して首をあげるだ!!」

残念ながらそこから彼の首はおろか死体も発見されなかったのは当然だった。

そして光秀のその後も。

舞台はその頃より数百年昔のモンゴルへと移る。

「・・・・ぁぁぁああああ!!」

ズゴ〜〜ン!三流の音ながら銅鐸は木っ端微塵に砕けてしまった。

銅鐸の周りは砂は無く緑に溢れていた。

「ふう、なんとか無事に戻って来れたみたい」

ヒカゲはやれやれといった顔で銅鐸から出てきた。

「ヒカゲ〜〜、生きてる〜〜」

へなへな状態の日吉も少し遅れて姿をみせた。

「それより日吉、私より信長様は?」

「はっ!そうだ、殿ぉ生きてますかぁああ」

慌てて壊れた銅鐸へ向かう日吉。

「馬っ鹿ろぉぉおお!俺を殺す気かぁああ」

「あうううう」

日吉に信長のナイスキックが決まる、五十近い親爺には思えない。

「まったくお前は久し振り会ったと思えばやっぱりこれだ、まったく」

信長は後ろを向いてなにやらお怒りの様子である。

「と、殿ぉおお」

日吉は信長が思った以上に元気なのに内心ホッとしていた。

「しかし・・・(痛いぃぃいい)」

ここ数年の生活は平和そのものだった。

まあ、平和といっても謎の騎馬民族や砂嵐や脱水症状などはあったが尾張にいたあの頃よりは幾分か肩の荷は軽かった。

「上様、ここは?」

蘭丸もようやく気付いたようだ。

「さあな、おいっサル!ここはどこだ?」

「さっきも言ったじゃないっすか、<もんごる>ですよ<もんごる>」

(この方が秀吉さま?にしてわ若い過ぎるようなというか)

「おいお蘭!サルが二人の甘い巣に連れってってくれるらしいから、行くぞ」

「だからそんなんじゃ無いですって」

こうして男達の天下取りは再び始まるのだった。














諸注。
た〜さんことたーくんは実は世界史が大の苦手です。
ハッキシ言って中学レベルの知識も無いでしょう。
つまり何が言いたいかと言いますとこの当時にモンゴルが砂漠に包まれていたとかオアシスのようなとこがあるとか細かいところのネタがさっぱりなのです。
ちなみにチンギス=ハンとフビライ=ハンってどっちが早生まれ?(あほな質問)
とこんな感じなので突っ込みはかんべんしてね。

今までの コメント:
[ 前の展開予想へ ] [ 次の展開予想へ ] [ 戻る ]

管理運営:GTY有志
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa