ザ・グレート・展開予測ショー

横島忠夫ただいま修行中(15)


投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 6/15)

「な…なんですか…その小さい壺は…?」
小竜姫は空き缶程度の壺を地面に置いた。
「いいですか…この壺の中へ入ってください。」
「へ!?」
横島は思いもよらぬ事を言われてしばし呆然となった。中に入れといわれてもあまりにも小さすぎる。
「どうやって…入るんすか…?」
「大丈夫です。その壺の中に飛び込んでください。」
「飛び込む…?」
「ええ…それとこれを持っていってください…」
小竜姫はそう言って横島の首にお守りみたいな物をかけた。
「このお守りまたいな物はなんですか…?」
「いずれ分かります。」
「は…はあ…?」
まだ不安だが横島は壺に向かって飛び込んだ(もちろん足から)。
すると気が付くとなんと一面暗闇だった。
「ここは壺のなか…?」

「大丈夫かしら…」
横島が壺の中に入って小竜姫は不安になってきた。
「でも…きっと横島さんなら大丈夫よね…」

「う〜ん…なにも無いな…」
暗闇しか無い。
ピカ!!!
「うわ!?」
突然辺り一面に光りだした。

「あれ…?ここは…」
横島が気づくと森の中にいた。それと横島の目の前に大きな木があった。
「きれいな所だな…でもなんでこれが修行なんだ…?」
横島はとりあえず歩こうと思った瞬間…
「うわ!?」
横島は思わずこけた。
「いてえええ…なにかに足を引っ掛けたかな…?」
自分の足を見てみると木の根っこがしがみついていた。
「こ…これは一体!?」
すると地面から木の根っこがどんどん出てきた。どうやら目の前にあった木の根っこらしい。
「妖怪か…?」
横島はとりあえず霊刀波で根っこを切った。
「ぎゃああああ…」
「!?」
なんと木から悲鳴が聞こえてきた。
「こ…こいつは一体…?」





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