ザ・グレート・展開予測ショー

天下を牛耳らんとせん


投稿者名:た〜さん
投稿日時:(02/ 6/30)

夜も深まりつつ此処フビライ邸は宴の席が設けられ彼とその部下たちが大いに女たちをはべらせ酒と上手い料理に舌を鳴らしつつ時を過ごしていた。

「がははは、しかしあん時のチョンの顔と来たらそれはそれはたまらんかったぜよ」

「さずがはフビライの旦那だ、おい女旦那に勺しんかい!」

「・・・・殿、こんな変装で大丈夫なんすか・・・」

フビライから二・三人離れた少女がもう一人の中背の女性に話し掛ける。

「馬鹿、話し掛けるなって言ったろ、あの空間湾曲デブとその愚かな下部イースービーどもは酔っ払ってるからばれねえよ」

気付いているだろうがこの二人は信長と日吉の二人だ。

「でもでもでも・・・・」

「んだよ、全くしゃーねぇ奴だな、新入りのあいつを見ろよ余裕で勺までしてんだぞ」

信長はフビライの隣に座っている美しい女性を指差す。

「お前が仲間にするって言ったんだぞサルそれなりに見せておかねえと俺が叩ききるぞ!」

話は五時間ほど前にさかのぼる。

「そこの男ぉぉおおおお」

謎の男は蘭丸をいきなり馬上で襲い手に持っていた紐でぐるぐるに巻くと近くにいた土偶に蘭丸を投げた。

「おいこのクソハニワ!これでいいだろ!後は好きにしやがれ!」

「オウオウ、ソレデハオ前モ達者デナ・・・・ヨシミツ」

次の瞬間土偶は蘭丸をつれて消えてしまった・・・・とヒカゲはたんたんと話した。

信長は蘭丸が連れ去られた事に激しく怒ったがさらに彼を煽るようにその主犯と思われる男が付いて来たからさあ大変あやうく日吉邸は血の海ができるところであった。

「俺ならその蘭丸って奴の一万倍は役の立てると思うんだがな」

その男のこの言葉で信長は怒る心を一時静めた。

「おもしれぇじゃないかなら今夜の作戦にはお前も同伴してもらうぜこのクソ野郎」

「よせよ、俺には名前があるんだからそっちで呼んでくれよオッサン」

「あの〜〜〜」

日吉は刀で組み合いながら話す二人に恐る恐る話しかけ和解・・・できはしなかったが現在の状態まで持ってきた。

「まあ内心俺としちゃああいつがばれてあの豚に切られるのを待ってるんだが・・」

「ちょちょ、殿それじゃあ策が・・・」

「馬鹿、冗談だ。今はあいつには生きててもらわねえとな・・・」

「さてとソッソロ始めるかサル・・・ミツ公!」

信長は変装をといて種子島を取り出した!

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