ザ・グレート・展開予測ショー

横島忠夫ただいま修行中(横島とおキヌのデート4)


投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 5/ 2)

「はあはあ………」
阪上はふらふらとよろめきながらもなんとか立っていた。
「………昔のあんたはそんなにやわじゃなかったわよ…!!」
「おまえはいったい何者だ…?なぜ俺をおそう…?」
阪上は女を睨みつけながら言った。迫力がある。
「…これだけは言っておくわ…あなたは人間じゃない…!!」
女も阪上を睨みながら言った。
「―――っ!?うそだ………うそだ―――――っ!?うそだ…うそだ…そんなはずは…」
なぜか女が人間じゃないと言った時阪上はうろたえた。その時阪上の頭の中に一つの記憶がよみがえった。女の声が聞こえてくる。
(…お願い…生きて…あなたはこれで…人間になれるわ………でも…永遠に生きる事だけは…変わらない………)
死ぬな!!
(あなたと…ほんの少しだけだったけど…)
まってくれ!!
(うれしかっ………)
うわあああああっ…!!!
「………うそだ…俺は…あの時から…人間に…」
「…いいえ………悲しいわね…あんたは人間になれはしないわ…」
「黙れぇ―――――!!!!!」
「………また会いましょ…」
女はそう言うと消えた。そして阪上は…
「は!?」
いつのまにか阪上は遊園地のトイレの前に立っていた。傷も治っている。
「………あの女はいったい………」
阪上はいつもの阪上に戻っていた。
「あ!?四時だ!!タマモさんと集合しないと…」
阪上は走りながら…
(さっき…うっすらと…大事な人が…失ったような…思い出が…)
阪上はなんとなくさっき頭の中でよぎった記憶を必死で思い出そうとした。
しかし頭が…脳がそれを拒むみたいだ…思い出したくないような…

「フォー…身勝手な行動はつつしめ…!!」
ある山の中にある小さな家の前で女とでかい男と阪上にそっくりな男がいた。(でも身長は170ぐらいである。ちなみに阪上は180です。)
「なによ…いいじゃない別に…」
「おまえずるいぞ!!カルスビは俺が血祭りにあげる!!」
でかいおとこが大声で言う。
「お前は黙ってろ…!!それはそうとフォー…我々はまだ完全に復活するには時間がかかる…それに…あの方が………復活したら…カルスビを…殺すだろう…」
「え!?あの方が…!?」
「ああ…多分な…」
「………」
「俺も…兄が…殺されるところは見たくないが…しょうがないだろう…」

「落ち着きなさいよ…小竜姫…」
ヒャクメが茶を飲みながら言う。
「いいえ…やります…阪上さんと勝負をします。」
小竜姫の目は真剣だった。






















「くっくく………まってろよ…カルスビ…あと…もう少ししたら…お前を…」
闇の中…おそろしい者が…動こうとしている………

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