GS極楽特別大作戦!〜落ちてきた神編 1〜
投稿者名:タモ
投稿日時:(02/ 5/10)
今日はいつもよりも激しい雨が降っていた。そのため酷く蒸し暑い。
横島忠夫にとっては特にそう思える一日だった。
「あづぃ〜」
「あーまったくだぜ!」
横島は不機嫌な様子で自分の目の前にいる男を見る。
「何でお前が俺んちにいるんだ雪之丞?」
「旅続けてたら金がなくなってな、腹減ったからお前んちに来たんだよ。
しかしこの部屋クーラーどころか扇風機もないのか?」
「不満があるなら出てけよ。
クーラー買う金ないし、扇風機置く場所もないんだ。
うちわがあるだけましだろ?」
横島はうちわで扇ぎながら雪之丞に言う。
「確かにな。」
「それよりお前どこへ修行に行ってたんだ?」
「ああ、まだ話してなかったか、魔装術がパワーアップしてからアメリカ、ヨーロッパ、
アラビア、中国と渡ってきたんだ。」
「世界一周してたのか・・・、ところでどうやって旅してたんだ?」
「そんなもん決まってるじゃねーか、広い大地を走り海を泳いで山を登ったんだ。」
「海を泳いだって、太平洋とか大西洋も・・・?」
「泳いだぜ!ドーバーも泳いだしな、ピラミットも登ったぞ。」
「アフリカにも行ってたのか?」
「まあな・・・
そういやヨーロッパ旅してる時おもしろい話を聞いたんだ。」
「おもしろい話?」
今までの
コメント:
- タモさん、初めまして。感想は書きつつも作品を発表したことのない正真正銘のコメントオンリー男のkitchensink(キッチンシンク)と申します。よろしくお願いします♪ 魔装術がいくらパワーアップしても雪の丞の万年金欠症は治らないみたいですね(笑)。これから雪の丞が長い旅の道中に聞いた(らしい)話の内容が楽しみです。 (kitchensink)
- ここで切られると続きが…。(汗) (マサ)
- なんか、雪之条が世界中を体一つで行脚したと言うだけで、既にもう『おもしろい話』のような気が……。
太平洋ではサメと格闘して勝利を収め、その日の食事にありつき。
アメリカでは職質をしようとしたポリスを蹴散らして(不法入国のため)壮絶なカーチェイス(車対人)を繰り広げた末、大西洋に逃げ(飛び?)込み。
ピラミッドでは銃を突きつけて威嚇的に注意してくる警備員を「言葉が通じない」の一点張りで突っ返し、ムリヤリ外壁を上り。
ヒマラヤでは吹雪の中を魔装術を纏って歩き回り、雪男と勘違いされ………。
嗚呼、ゆっきー(握拳)
……と、いきなりトばしてしまいましたが初めまして。ふちこまと申すものです。続編も楽しみにしています。 (斑駒)
- 始めまして、タモむさん。黒犬と申します。
ゆっきー、ピラミッドに登るのは修行と関係無いだろう(笑) (黒犬)
- タモさん、はじめまして♪
雪之丞君の修行も、すでに世界レベルですね。
でも、あんまり留守にばっかりしてると、弓さんが寂しいんじゃないでしょーか。 (猫姫)
- タモさん、はぢめまして!!
ゆっきー、パワフル過ぎッスね(笑)。
体一つで世界一周・・・。ギネスに載れるよ、雪之丞。 (プロミス)
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