ザ・グレート・展開予測ショー

アシュタロスを継ぐ者〜四章(その1)〜


投稿者名:ゆうすけ(侍)
投稿日時:(02/ 8/23)


【東京・東京心霊災害管理施設】
東京心霊災害管理施設・・・・・・・・・・・もう来る事はないと思っていたのに・・・・・・・・。
「久し振りですね。?横島さん?どうしたんですか?」
「ん?ああ、ついこの間までもう来る事はないと思ってたから・・・・・・・・」
「そうですよね・・・・・・・・・」
いくつもの鳥居を潜っているとあの時の事を思い出してしまう・・・・・・・・。
あの時は大変だったよな。
敵陣にスパイしに行ったり・・・・・・・。
でもそのおかげでルシオラと・・・・・・・・・・。
でもそのおかげでルシオラは・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・本当に、これで良かったんだろうか?
「・・・・・・・こしまさん?」
へ?
「横島さん、なんだか今日は変ですよ?」
「ああ、ごめんごめん!」
そうだな今日はどうかしてる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
俺達はとりあえず腹ごしらえをしに食堂に向かうことにした。



【東京心霊災害管理施設内・食堂】
俺達が食堂にむかうと先客がいた。
先客は女性。綺麗な黒髪のロングヘアー、首辺りで一房にまとめている。
「コンニチハー!!ボク横島「何回同じ事すりゃ気がすむの!あんたは!!」うわっ!!?」
  ドガン!!
美神さんは俺が飛び掛ろうとした瞬間、俺を地面と垂直に持ち上げ一気に俺の脳天を地面に叩きつけた。
垂直落下式ブレンバスター!!?
わーい、美神さん力持ちー♪
「おっ、やっと来たわね。ところでこの子死んだんじゃない?完璧に決まってたわよ?」
その人は煙草をくわえながら振り向くように、俺達の方を見た。
し、視界がぼやけてて顔がよくわからねえ・・・・・・・。
「この子は平気よ。ったく、来たわねじゃないわよ。今まで何処行ってたの?」
隊長は額を抑え、あきれた表情で聞く。
「隊長!僕達にちゃんと紹介してくださいよ!」
西条の抗議が飛ぶ。
確かに同感だ。
「わかったわかった!ちゃんと紹介するわよ!」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・
「えーこの人が今回あなた達、特に横島・美神両名の強化にあたってくれるルーチェ・神門(ごとう)よ」
「よろしく」
「で?今まで何してたの?」
隊長少し怒ってるな。
「何って、救助活動よ」
「何処の?」
「へ?あんたICPO本部がやられたの知らないの?」
「!!!」×一同
鈍器で頭を殴られたような衝撃が走った。
西条は生気が抜けたような表情をしてる。
「い、いつやられたの?」
隊長もさすがに動揺の色が隠せない。
「あんた達が妙神山に行ってすぐ」
   ガクッ
隊長の膝が折れる。
「そんな・・・・・・・・まさかGメン本部が・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
・・
程なくして隊長は立ち直ったかのように修行の説明をした。
「本日より各員の修行のメニューを変更します。それと横島忠夫・美神令子両名も本日づけで修行を開始します。」
「ちょっと待ってください、横島君が修行を開始したら僕はどうなるんです?」
確かに・・・・・・・・でも後は自分でやってもらうしかないんだけどな。
「横島クン。西条君の修行の進み具合は?」
「は、はあ・・・・・・西条の腕は見る所、意識しないでいても腕の形を保っていられるので後は使いこなし方を教えるだけです」
「や、やっとまともな事できるのか・・・・・・・」
西条が溜め息をついて言った。
「よろしい。では横島クンは西条君の修行が済み次第開始と言う事で」
「了解しました」



30分後。
俺達は以前美神さんが訓練したと言う例の訓練施設に集まった。
ちなみに現在、雪ノ丞以外のメンバーはコントロールルームにいる。
当の本人はと言うと・・・・・・・・。
「コッチは準備OKだぞ」
ご覧の通り。
「ココは一種の仮想空間です。今回はいきなり複数との戦闘を想定、ちなみに敵の数は・・・・まあ始めだし三体くらいにしましょう」
三体!?美神さんでも一体倒すのに苦労してたってのに・・・・・・・大丈夫か?
「三体でいいのか?」
両手を腰にあて、ニヤニヤ笑いながら雪ノ丞は言う、あからさまに余裕の表情だ。
桜○花○かお前は・・・・・・・。
「そうね。倍の六体くらいにしておきましょうか」
あーあ・・・・・・・どうなっても知らねー。
「はじめッ!」
隊長が勢い良く開始の合図を告げた。

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