ザ・グレート・展開予測ショー

生きるか死ぬか(7)


投稿者名:T260
投稿日時:(02/ 6/27)


2階に着いた横島とおキヌは突然違和感を感じた
このフロアに何かがいることを本能的に察知したのだろう
「横島さん・・・・・・」横島の服のそでをつかみながら言うおキヌ
横島も久しぶりにシリアスになる
ゆっくりと何かの気配のするほうに向かう・・・





そのころ美神と仮面の男は、エレベーターで最上階を目指していた
「なんでこんなに簡単に最上階に行けるのかしら・・・・・・
もう侵入したことはばれているはずなのに・・・・・・」
二手に分断された以外なにも罠が無いことに疑問をもつ美神
「仕事が速く進むのはいいことじゃないか、まあ、何か悪巧みをしているんだろうけどね」
冷静に解析する仮面の男
そうこうしている間にエレべーターが最上階に着く
最上階は見取り図と同じ構造になっているらしく
すぐに社長室を見つけることができた
最上階にも罠らしき物はまったくなく簡単に社長室前まで行くことができた
ドアをすぐに蹴破り社長室に入る
そこには物静かな青年と鋭い目つきをした男がいた
「社長室にようこそ、ここに来た侵入者は君たちが初めてだよ」
青年のほうがそう言う
「えっ、じゃああんたがここの社長?」
少し驚いた様子で言う美神
「そうたいして驚くことじゃないさ」
落ち着いた様子で言う社長・・・神取
「悪魔を造っているといううわさが流れている本当かどうかわからん
できれば手荒なことはしたくないが正直に答え無い場合は
多少痛い目にあってもらうことになる」
単刀直入に聞く仮面の男
「してるよ」
あっさりと答える神取
あまりにもあっけなかった
「じゃあそいつを見せてくれないか」
何か違和感を感じながら仮面の男がそう言うと
神取は不敵な笑みを浮かべる
「みせてあげるよ、お友達の姿も一緒にね」
そう言うと部屋の壁に大きいモニターがあらわれ
その画面に一匹の魔物とそれと対峙している横島とおキヌ
「なっ!!」
驚きのあまりおもわず声を出す美神







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