ザ・グレート・展開予測ショー

学園祭(in横島)8


投稿者名:ゲン
投稿日時:(02/10/30)

ブラドーから逃げ出して数十分後・・・
横島たち六人はうどん屋を営業している教室に来ていた
何故ここに来たか・・・その理由はなんとも単純である
1つは全員空腹になっていたから
もう1つはタマモが「きつねうどんがいい!」と激しく訴えたからである
もっともシロが「肉が食べたいでござる!」と言ってタマモと口論になった・・・が
うどん屋に決まったことからもわかるようにシロの完敗であった

ズズ〜ッ
「う〜ん、おいしい♪きつねうどんって大好き♪」
タマモはなんとも幸せそうである
「拙者もう少し肉がほしいでござるよぉ」
シロはシロで肉うどんを食べながら愚痴を言っている
ついでに言うと他の4人は普通の素うどんである
もっとも、ヘルシングが注文するとき、
いきなり「ピートお兄さまを♪」とか言っていたが全員が無視した
「はふはふ、ところでピート、何でお前ヘルシングと一緒にいるんだ?」
横島が食べながら尋ねる
「横島さんたちが出て行ってから片付けの手伝いをしてたんですよ。
1時間ぐらいで終わったので何をしようかな〜、って思っていた矢先にヘルシングがいきなり飛びついてきて・・・」
「一緒に校内を回ってたんです」
ピートの答えにヘルシングが続いた
「そんで回ってたらブラドーに会った・・・ってことか?」
「・・・ええ・・・まぁ」
ピートが少々うつむいて答えた

数分後・・・全員食べ終わったようである
「ふう、そんじゃあピート支払い頼むな」
「ええっ、何でですか!?」
横島の言葉にピートが驚く
「いいじゃないか、ブラドーから助けてやったろ?それとも超貧乏な俺におごらせる気か?」
「そ、そうは言っても僕だってほとんどお金持ってないんですよ。それに助けてくれたのはタマモチャンじゃありませんか!」
「それだって俺が機転を利かせたから・・・」
以後口論が数分ほど続く
「わかった、それじゃあ俺は自分とおキヌちゃんとシロの代金を払う。
お前はお前とタマモとヘルシングの分を払う・・・それでいいな?」
「お、OKです」
ようやく話し合いがまとまったようである
「あの〜、私もお金出しますよ」
おキヌちゃんの言葉を2人は遠慮した
なぜなら・・・
((やっぱこういうときは男がおごらなきゃな〜))
・・・どうやらいい格好をしたいだけのようである

つづく

おまけ

ブラドー編が終了してから数日後・・・
ブラドーは周りを機械で囲まれた棺のなかで寝ていた
おや、機械をよ〜くみて見ると何か書いてある
「一般常識が寝てる間に身につく!厄珍堂の睡眠学習装置!!」
・・・さてと、もう少し周りを見てみよう
おや、機械のそばに手紙が・・・
「あんまり心配を掛けさせないでくださいよ・・・父さん  byピート」
・・・ブラドー、お前は父親思いの息子を持って幸せだなぁ

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