GS美神 極楽大作戦! サイレント・オブ・ジョーカー(その16)
投稿者名:TAITAN
投稿日時:(02/10/11)
さて、16回目。
頑張って行きましょう。
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GS美神 極楽大作戦! サイレント・オブ・ジョーカー(その16)
3日後、美神は、事務所の机で、ノートパソコンを使っていた。
「美神さん、何してるんすか?」
「ん?ちょっとハッキングをね。」
「そうですか、ハッキングを・・・・・・。えぇ!!??」
驚きの声をあげる横島。
「五月蝿いわね〜。調査の邪魔をするんじゃないわよ。」
「す、すんまへん。で、何を調査してるんスか?」
「3人目の敵の調査よ。」
美神は、マウスをクリックする。
次の瞬間、画面には、最初に戦った敵、レプリカの調査ファイルが出て来た。
「堕天使レプリカ。年齢1205歳。神界レベルB。」
美神は、もう一度、マウスをクリックする。すると、2番目に戦った敵、ガルガの調査ファイルが出て来た。
「上級悪魔ガルガ。年齢1380歳。魔界レベルB上。」
そして、美神はもう一度、マウスをクリックする。
すると、そこに、人間の子供のファイルが出て来た。
「な、何スか?この子供は?」
「・・・・・・。」
美神は、この少年を見たことがあった。
ドイツでのあの銃撃。
意識が薄れていくなか、美神は、撃った相手の顔を見た。
それは間違いなく、この少年だった。
「・・・・・・・本名不明。年齢、推定10歳。・・・・・今回の事件の3人目の犯人である。」
「!!」
「・・・・・・・・・。」
「美神オーナー、おキヌさんが、買い物から帰ってきました。」
「ん?あぁ、分かったわ。」
人工幽霊一号からの連絡を聞いた美神は、ノートパソコンを閉じた。
翌日・・・・・。
美神のところに、1通の手紙がきた。
「何々?
「今日3時、下に記してある場所に来てもらいたい。」?
何よコレ?」
「分かりませんよ。差出人不明だし。」
横島は、平然と答える。
「分かってるわよ!!」
美神は怒りながら言った。
「けど、この場所、秋葉原にオープンしたゲームセンターじゃ?」
「おキヌちゃん、知っているの?」
「えぇ。弓さんと一文字さんと一緒に、遊びに行ったことがあります。」
「へぇ、じゃ、皆で行きましょうか。」
「・・・・・・。」
秋葉原を歩く美神たち。
「秋葉原は、巣窟じゃ・・・・・。」
そう横島が呟いた。
秋葉原は、激安の電気製品ショップ営業地帯で有名だが、もう1つ別の顔を持っていた。アニメやマンガヲタクの巣窟である。
辺りを見回すと、ロリータ全開のような美少女がプリントされたTシャツを、太った男が着ていた。もはや、その美少女の顔は、前の美しい原形を保っていなかった。
「・・・・・・・・・・。」
おキヌは、巫女姿でなくてよかったと、心の中で思った。
歩いて数分が経過し、美神たちは、巨大な建物の前についた。
「何よ、この大きさ・・・・。」
美神はそう呟いた。
目の前には、3階建ての巨大な建物があった。
美神たちは、その建物の中に入っていく。
そこに、誰がいるのかも知らずに・・・・。
続く・・・・。
今までの
コメント:
- 絵に描いたようなオタクらしき人物が徘徊する町を、おキヌちゃんに歩いて欲しくないですね(汗)。まあ、弓と一文字が一緒ならそうそう絡まれることは無いと思いますが(笑)。差出人不明の、謎の手紙により謎の町(?)秋葉原に到着した令子たち一行でありますが、果たしてそこに待っているのは何なのでしょうか? 次回も楽しみにしております♪ (kitchensink)
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