ザ・グレート・展開予測ショー

DEAD OR ALIVE(34)〜神界対戦編 リオンの正体〜


投稿者名:あゆむ
投稿日時:(02/ 8/14)

「な・・・何なんだよリオン・・・」
「横島って言ったっけ私と手合わせしてもらいたい。」
・・・何か知らんがリオンやる気満々だな・・・
目が本気だった。
俺に拒否権がないと言っているような目だった。
「『霊波刀』!!」
俺は右手に霊波刀を出した。そして
「闇よ我が手に集え!『ハンドオブダーク』!!」
リオンは黒い霊波刀を出した。
「(あ〜も〜!)かかってきやがれ!!」
俺の霊波刀とリオンの黒い霊波刀が交わる寸前誰かが間に入り俺達の剣を受け止めた。
そいつは両手に剣を持っていて西洋風の兜をかぶりレザーアーマーを着ている犬タイプの
獣人型魔族だった。・・・どっかで見たような・・・
『そこまでですよ、リオンさん・・・いえ・・・ピックさん・・・』
ピック?はてどっかで聞いたような・・・
「私はお前なんか知らない。」
『まさかこんな事になるなんて思いませんでしたよ。好奇心であなたの仮面を寝ている間に取ってみると、船を脱出するんですから。』
その魔族はピエロの仮面を取り出しながらリオンに近づいて来る。
「私にち・か・よ・る・な〜!!」
リオンは黒い霊波刀を振り下ろしてその魔族に攻撃した。
『(ッフフ)遅いですよ。』
その魔族は剣が振り下ろされるよりも早くリオンの懐に入り込んで仮面を付ける。
「ううっ・・・」
「リオン!どうした!おいっ!!」
『ッフフフ・・・よ・こ・し・ま・さん♪私はリオンではなくピックという者です。』
「ああっ・・・」
俺は思い出した。
短く青い髪をしてその頭に二本の大山羊の角をしたピエロの仮面を付けた魔族・・・
そう・・・試練の塔を出て復活した三人のうちの一人だ。
そして・・・西洋風の兜をかぶってるこの犬タイプの獣人型魔族も試練の塔から出て復活したうちの一人だ。確か名前は・・・
『そして私の名はオルガ、覚えておいて下さい。』
『す・い・ま・せ・ん・ね〜、カーニバルの時間を遅らしてしまって・・・』
『では、早くカーニバルを始めに行きますか。』
「ま・・・待て!」
なんで俺は止めてるんだこんな奴等一人では勝てないってのに・・・
『何か?よ・こ・し・ま・さん♪』
「お前ら試練の塔から出てきた奴等だろ!」
『ほう、我々を知っているとは驚きましたよ。』
『・・・よ・こ・し・ま・さん♪今度会う時は敵同士でしょうね・・・』
「何かやらかす前にお前えらを倒す!!」
♪♪♪♪♪
「!!」
リオン・・・ではなくピックがどこからかバイオリンを出して何かを弾いている。
『ッフフ!クドーツアルト作曲『お魚カーニバル』私達を相手にしたいならこいつを
倒してからにする事だよ、よ・こ・し・ま・くん♪』(二人はそのまま消えた)
するとなぜか川の中から大きな大きな怪魚が出てきた。
「ぎょっ!!」

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