未来へ戻れ!!(後編?)
投稿者名:ライス
投稿日時:(02/ 4/29)
未来へ戻れ!!(後編?)
ドクターカオスの作ったタイムマシンで戦国時代へやって来た美神達……。そしてそこで偶然居合わせた信長達……。今、椎名マンガの主人公達が顔を合わせる!!
美神「ナッ、ナニよ!?一体あんた達はっ!?」
信長「黙れっ、女!オメェに用はネェ!!それよりオマエだっ!」
横島「エッ、オッ、オレ?」
……と、困惑する横島の胸ぐらをつかみ、怒る信長…。
信長「そうだ、てめぇだっ!このヤロウッ、こんな道ばたにこんなモノ置きやがって、この尾張の信長様がケガでもしたら、どうしてくれるんだ、アァッ!?……って、おめぇサルに似てんな…。オイッ、サルッ!コイツ、お前の親戚かなんかか?」
日吉「イッ、イエッ…、こんな人見たこともありませんよ?」
横島「(どっ、どーでもいいけど、早く降ろして〜〜(涙)
おキヌ「……今あの人、信長って、自分で言いましたね…。もしかして、ホンモノの織田信長じゃ……?」
美神「まさかっ!!いくら戦国時代に来たからって、こうも偶然にホンモノに会えるなんて、あり得ないんじゃない?きっと偽物よ、偽物。」
そんなことを話しているうちに、結局横島は信長にボコボコにされてしまった…。しかし、まだ信長の怒りは収まっていないよう……。そして今度は美神の方に……。
信長「オイッ、女っ!自分の亭主の管理を怠るんじゃねぇっ!!こういうことは妻として当然の義務だろーがっ!」
プチンッ!その言葉を聞いた瞬間、美神の中で何かが切れた……。
美神「(プチプチプチッ!)だっ、誰がコイツの亭主ですって………?(かな〜り怒)」
(プルプル)
信長「オメェだよっ、オメェっ!まったく、亭主の世話ぐらいしっかりし………ブッ!?」
我を忘れ、信長に怒りのコークスクリュー・パンチを食らわせる美神。そして信長は5m吹っ飛んだ……。
おキヌ「あぁぁぁっ………。」(汗)
日吉「殿っ!!」
美神「フザケナイでよっ!?私がこんなヤツの妻だったら、とうの昔にコイツを殺して、私も死んでるわ!?」
おキヌ「…………。」(汗)
会心の一撃を食らった信長……。が、このおかげで怒りは頂点に達していた!
信長「イイ度胸じゃねぇか……、このアマァァァッ!この辺で、勘弁してやろうと思ったが、もう許さねぇっ!!一益っ!コイツを捕まえて、牢屋へ閉じこめろっ!この信長をなっがった罰だっ!」
一益「ハッ!!」
美神「エッ………?(汗)ヤッ、ヤッパリ、ホンモノなの?ヤッ、ヤバイ……、逃げなきゃっ!」
横島とおキヌちゃんそっちのけで、自分だけタイムマシンに乗って逃げようとする美神。しかし……、
美神「エッ?うっ、動かない!?」
エネルギー炉のエネルギー制御をするところのネジが一本抜けていて、全てのエネルギーが無くなっていた…。
一益「さぁ、観念しろっ!降りてこいっ!」
美神「うっ………。(カオスのジジィ、とんだ欠陥品をヨコして……、帰ったらブチのめしてやるっ!)」
刃を突き付けられて、おとなしく車を降りる美神…。そして、連行されて行ってしまった……。突然の出来事にボーゼンとする横島とおキヌちゃん……。
横島「どっ、どーしよう……。(汗)美神さん、連れてかれちゃったよ……?」
おキヌ「エッ、エエ……。」(汗)
日吉「アッ、アノ〜〜、よかったら、力になりますけど……。」
取り残された二人に、日吉が声をかけた……。
おキヌ「ほっ、本当ですか?ありがとうございますっ!それで、あなたの名前は…?」
日吉「アッ、日吉って言います!ヨロシク……、それじゃ、ついてきてください。」
日吉の名前を聞いて、少々驚き顔の二人…。
おキヌ「……聞きましたか?横島さん、あの人秀吉ですよ……?」
横島「アッ、アァ……。信じられないな……。」
日吉「ナニしてるんですか〜〜?早くっ!」
二人「アッ、ハイッ…。」
日吉に連れて来られたところは、蜂須賀村……。
日吉「タダイマ〜〜ッ!」
ヒナタ「アッ、お帰り、ヒヨシ。」
と、帰ってきた日吉を迎えるヒナタ…。すると、後から見慣れない男と女が一緒に入ってきた…。
ヒナタ「アラッ?ソッチの二人は?」
日吉「アァ……、実は……、」
横島「ルッ、ルシオラ!?」
ヒナタの顔を見て、ルシオラと勘違いをする横島。
横島「ルシオラ……ッ!オレは、オレは〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
ヒナタ「キャ〜〜〜〜〜〜〜ッ!?」
ヒナタに飛びつこうとした横島だったが、あえなくヒナタに殴られて、床に叩きつけられる……。
ヒナタ「ナンのよっ!この男は?(かなり怒)」
おキヌ「ゴッ。ゴメンナサイッ!!ったく、横島さんたら、ルシオラさんはもういないんですよ?しっかりしてくださいっ!」
横島「(我に返り)エッ?じゃあ、違うのか?」
おキヌ「当たり前ですっ!そんなことよりも、今は美神さんを助けることが先でしょう!?」
横島「(がっかりして)アァッ、そうだな……。」
日吉「オレも出来るだけのことなら、お手伝いしますっ!」
ヒナタ「ナニナニッ!?なんだか面白そうっ!」
ナニやら美神救出の作戦を練り始めた四人……。一方、その夜の信長の城では……、
美神「(ことさら大声で)出せぇ〜〜〜っ!私をこんなトコロに閉じこめるなんて、後で許さなんだからねぇぇ〜〜っ!!」
信長「……………ウルセェッ……ッ!(怒)眠れやしねぇ……っ!」
牢屋に閉じこめられ、ギャーギャー騒ぐ美神。果たして、横島達は美神を救出できるのか?そして信長との決着は?後編とか何とか言っときながら、続いちゃってるぞ?オイッ!?………次回完結!!
今までの
コメント:
- おっ。俺のご先祖様、がんばってんな。
(冗談抜きで、私の苗字は滝川です) (とんぷそん)
- うーん。令子ちゃんも、旦那扱いでぶちきれるよーじゃ。
まだまだ子供だな。 (とんぷそん)
- スミマセン………、続いちゃいました……。この話は「やかま椎やつら」シリーズとは別次元の話ですので、ご注意を……。あと、多少のブラックギャグが入っていますので、そのところも…。さて、この続きはまだ考えていないので、次は場つなぎに小話やるつもりです。前回のアンケートの多かったモノをやるつもりです。で、この先の予定ですが、もう一本の短編はまた次回ということにして、上のシリーズに入ります。また、変名で激シリアス物つもりですので、そちらもヨロシク。では、次回こそ完結しますので。それでは。 (ライス)
- 追伸;斑駒さんへ
掲示板読みました。頑張ってください。こちらはいっこうに構わないんで、どんどんやって下さい。 (ライス)
- ↑え……? アレ……? あ!……ハイッ! ありがとうございます。ガンバリます。
時と場合に拘わらず例の話題に過剰反応を示して暴挙にでる美神さんと、オロオロするだけのおキヌちゃん。
さらりと爆弾発言をする美神さんと、無言で額に汗するおキヌちゃん。
なりふり構わず逃げようとして失敗する美神さんと、速い展開にただ呆然とするだけのおキヌちゃん。
……なんて。敢えて対比する事も無いですけど、時と場所が変わってもいつも通りの事務所のメンバーが良かったです。
ブラック・ジョークは、内容はともかく、錯乱する(ついでにシバき倒される)横島くんとそれをなだめるおキヌちゃんという構図的にはバッチリなので、まあ良し、と……。
しかし彼らが帰った後のカオス処遇が今から心配です(汗) (斑駒)
- さしもの美神令子もホンモノの武士相手にタイマン張ったりしないみたいですね(笑)。珍しく信長は彼女を監禁に処するだけで済ませましたが、令子としてはオカルト関係の話題を口にするのは禁物ですね(殿はそーゆー話は大嫌いですから)。それまでに横島クン・おキヌちゃん&日吉・ヒナタチームが令子を救出できるのか、気になります。 (kitchensink)
- ライスさん、初めましてYOSIと言う者です。
面白いです!!信長が自分に全く当てはまらない事(自分の亭主の管理を怠るんじゃねぇっ!!こういうことは妻として当然の義務だろーがっ)を言っていますね(笑)
次回は激シリアス物ですか、私はギャグと同じくらいシリアスな物が好きなので楽しみにしてます。 (YOSI)
- 時代感が凄く良く出ていますね。こーゆーの大好きです。
つーか殿、事が終わったらマジで危ないんじゃ。呪われたりするぞ(笑) (ロックンロール)
- 次回!『二大怪獣大激突』!!
とか言ってみたりして。
しかし、あの信長が殴られてすっ飛ぶなんて、なんか新鮮です(笑) (黒犬)
- と、殿ーっ!?(駆け寄る)
ああ、殿のワイルドなだんでぃ・ふぇいすにゲンコツの跡が・・・・・・(涙)
でも、すぐに復活するのは、さすがは殿ですね♪ (猫姫)
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