ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・?127


投稿者名:hazuki
投稿日時:(02/ 5/ 5)

どおおおおんっと
本日何回目か、もう既に数えるのも馬鹿馬鹿しくなるほどの轟音が鳴り響いた。
もちろん発信源のひとりの美神は、ぜえぜえと肩を上下に揺らし顔を真っ赤に―いや顔に血を上らせて仁王立ちしている。
そうしてもうひとりの原因であろう青年は、そりゃもうこれでもかと言いたくなるほどの悪役真っ青とすら言える見事なやられっぷり―というか飛びっぷりであった。
スローモーションのように宙を飛びそして、床に激突する。
しかも飛ばされる所が―既に背景と化している横島のところである。
どこどこまでもついていない男と言うものはいるらしい。
この場合どっちがついていないか―聞くのも愚問というやつだろう。
そして気持ちよく―というかある意味この世界から引き戻された男こと横島は腹部にものすごい衝撃をうけた。
そりゃそうだろう。
七十キロ近い男が宙を飛んでくるのだ。
さしずめジャンピングボディーアタックを無防備な状況でうけたようなものである。
これで平気な奴はいない(いたらそっちのほうが嫌だ)
「ぐはあああああっ!」
と潰れたかえるを連想させる声をげ横島。
―「―よかったわねえクッションあって」
とはゆうこ。
美神にいたずらをしたことを怒るでもなく、吹き飛ばされて心配するわけでもなく、下敷きになった横島を心配するでもなく―足はよろついて顔色が悪いとしても―どこどこまでもこの人である。
「ゆーねえ…いやまあええけど」
隣でなにやら額をおさえつつ夏子。
―とそれだけですませるのも間違いなくおかしい。
じゃないとこのひとの妹はやっていけないのだろうか?
おきぬは―ははははと笑ったままかたまっているし、シロななぜだか、近づいてはいけないような気がしてじりじりと後ズサル。
野生の勘とでも言うべきか?
そして、それはまったくもって正解だったりする。


―そして野暮天大王にして不幸のほうからスキップして(しかもお友達を連れて)くるという男こと横島は―。
あまりに突然の衝撃にうめき声をあげ意識を浮上させてみると―体の上にやろーがいた。
しかも自分より大きく重い。
その上視界の先には顔面血だらけ男の顔のアップ(しかも知らない)である。
―はっきしいってこれで嬉しいと思う奴(男)がいたら見てみたいものだ。
男はにっこしと横島の上にのっかたまま―そりゃもう嘘のように整った笑顔で―
「やあ。はじめまして―君が横島君かい?ハニーがお世話になったんだって」
とのたわまった。
硬直すること三秒
言葉の意味を理解すること四秒。
くるりと周りを見渡し『はにー』を捜す事三秒。
合計十秒。
―横島は十秒間止まっていた。
(ちなみに青年はその間に、横島から離れ立ち上がっている)
そして、ふきふきと夏子からなんでもないようにタオルを借り血をふき取り―更には傷の手当てをしよーとしたとき―
「ぬわにいいいいいい!!!!」
という横島のまぬけな叫び声がひびきわたった。
つづく
……す、すいません途中寝てたのでここまでにしますっ
明日続きかきますっ…駄目だこれ以上かけない(汗)
明日は話うごかしまーす(展開きにってもらえるか不安

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