ザ・グレート・展開予測ショー

横島が・・・


投稿者名:ハッカ
投稿日時:(02/ 6/29)

どうも〜!初めまして。ハッカです。始めて小説を書きます。未熟者ですがどうかよろしくお願いします。では本編をどうぞ。





「なんじゃこりゃ−−−−−!!!!!!!!!」
小汚いアパ−トに叫び声が響いた。その声の正体は自給255円の男、横島である。
「女になってる・・・」
鏡を見ながら自分の姿を確かめる。男とは違う体。顔も自分の顔と全然違う。髪も長くなっている。
「くそっ!文殊を使っても直らない!とりあえず美神さんのとこへ・・・って今日学校だ〜〜!!今日行かないと出席日数が足りなくなってしまう!!しかたねえ、このまま行こう!!」
と本当にこのまま行ってしまった。そして学校・・・の校門前・・・
「お、おい!」
 「なにあの娘」
「なんだ。おかしな趣味でもあるのか?でも美人!」
彼らはある一人の生徒を見かけると、歩を緩め、あるものは思わず立ち止まった。
 「すげえ美人!見てみろよ!」
 校門をくぐろうとした一団が、後からやってきた生徒に見とれて、振り向き固まった。
「君はここの生徒なのかな?」
教師がザワザワとした周りの生徒の声を受けて、その生徒を呼びとめた。
「俺の事?」
「そうだ!」
なぜ呼びとめられるのも無理はない。姿はどう見ても女なのに、服装は学ランを着ていたからである。
「なぜ女生徒が男子の格好で来てるんだ!!」
「だって俺男だもん。」
「ふざけるな!!どう見たってその姿は女ではないか!!生徒手帳を見せろ!!」
「しょうがねえな・・・」
教師の言葉に彼女は諦めた。その表情は物憂げで、とても高校生の物とは思えぬほどの艶っぽさを称えていた。同年代の男子生徒どころか、問い質した教師も思わず顔を赤くなった程だ。男子の格好をした、周りの評価「彼女」はゴソゴソと、ガクランの胸ポケットから生徒手帳を教師に渡した。
「なっ!?」
そう驚いているうちに校舎から一目見ようと生徒がゾロゾロと出てきた。
「どうしたんですかいのー?ねえピートさん。」
「さあ、ここからではよくわかりませんね。見に行ってみましょう。」
何が起こっているか分からないピートとタイガーはゾロゾロと出ていってる生徒といっしょに出ていった。
そしてまた校舎。
「先生、どうしたんですか(かいのー)?これ?」
「あ!ああ、ピート君、タイガー、いや、じ、実は・・・」
「ようピート タイガー。」
「はい?あなたは誰ですか?なんで僕達の名前をしってるんですか?」
「まあいいからこれ見ろ。」
教師が持っていた生徒手帳をピートに渡した。
「なっ!?」
といい固まった生徒手帳をタイガーも見た。そしてピートと同じように固まった。
「あ、あの〜〜〜なぜあなたが横島さんの生徒手帳を・・・」
「それみてわかんねえのか?俺が横島だよ。」
 美しい顔に、美しい体に、美しい黒髪。その美少女の唇から、そんな言葉が飛びだし、その場に居合わせた生徒教師を問わずに固まった。

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