ザ・グレート・展開予測ショー

図書館星ビブロスターズ!(2)


投稿者名:三遊亭楽栄
投稿日時:(02/ 8/21)

ぉキヌちゃん 「美神さんを返してくださいっ!」
ビブロス 「あーらーー、まーた、あたしのカオス様♪
      の愛妻が来たようねえ、どうーーしてーーー、くれようかしら!」
ぉキヌちゃん 「カオスさんの愛妻なんかじゃないです(怒り苦笑)」


横島とキヌは、美神・エミ・カオス・マリアの4人を前回封じ込められたままの本から
助け出すため、ビブロスの介在する世界の元へ突入していました。


ビブロス 「じゃあ早速、本に封じちゃうわよーーー。」
横島 「そうはイカのたのきんトリオ!喰らえ!」

『消』『滅』と、輝かせた文殊をビブロスに投げつけました。
しかし―――――

ビブロス 「よーこそ、ココへーーーーっくっく、くっくっ!
      文殊くらい噛み砕いて喰っちゃうわよ!」
横島 「ウッソー、じゃんじゃかじゃんじゃんじゃんじゃかじゃん!
    手ーとー手ーー、合わーーせー幸せ拝むーー!」
ぉキヌちゃん 「ネタが古いですよ、横島さん!」


さうです。
自称・カオスの究極の愛人を名乗るビブロスは、地獄炉を逆流し、再び現世に舞い戻ってきたのです。
しかも織田ノス長とほぼ同時期の妖怪であり、その中でも超ド級レベルの妖力と頭脳を持っているのです。

それはもう、横島の投げつけた文殊を見抜いていました。
文殊を刃先で砕いて霊力を分散、飲み込んで自分の霊力に変換したのです。

ビブロス 「霊力を貰ったお礼に、こっちの本へいざなって上げるわー−−。
      ほおーーーーっほおーーーーーっほほーーーーーーーーーー!」

しゅっびでゅっわー!
金色の太い梁を輝かせ、2人を本へと封印させました。
ビブロスのテリトリー法律によれば、その封印された本から脱出する術はたった一つ。
内容に出来る限り従ってクリアするしかないのです。
詳しくは、『愛は時を越えて』を聴いてみてください。


さて、今回封印されていった本の内容は――――――――



……………


…………………………


………


暗い闇です。
なにか、マンホールのような中の水溜りに二人はいました。

と、突然、中世的な色香の漂う女が水浸しになって近寄ってきました。


貞子 「何故……あなただけ助かるの?」
ぉキヌちゃん 「…はっ!?貴方は……」
貞子 「何故あなただけ助かるのかって言ってるのよ!」

きじゃああん!
指輪同士の擦れるような音が、高野舞の耳元を騒がせました。
そう。
今回、閉じ込められた本は、夏に相応しい怪談モノとして……

ビブロス 「作画はねえ、MEIMUの担当した奴なのようーー。
      それはねえーー『リング2』なのよーーーっほっほっほーーー!」


ぉキヌちゃん 「き、きぃゃああ、山村貞子ーー!ゾンビ娘ー−−−−−−−−!」
貞子 「あんただって体をもって復活したじゃないの!
    その子の体をこっちに遣しなさいーーー!」
ぉキヌちゃん 「やめてぇぇ!いやあああ!」

叫びながら、井戸に垂れ下がったロープにしがみ付いて登っていました。
しかし、貞子は爪をボロボロに死ながら指を器用に岩壁に這い付け登って囁きます。

ぉキヌちゃん 「な、なんでこんな展開ばっか作者は書くんだろー(苦笑泣き)」
貞子 「あんたも一緒に死んで―――――」
ぉキヌちゃん 「せっかく蘇った体だけはイヤです――――――」

ぉキヌちゃんは貞子と内容に近い対話を進めていきます。
舞と、似たような苦しみを持つ者として設定された以上は仕方ないのです。

その時。
高嶋、いや、高山そっくりの姿が現れました。
貞子を、一時的に文殊でぶっ飛ばしていたのです。

ぉキヌちゃん 「横島さん!」
横島 「美神さんを……受け取れ……!」
貞子 「高嶋の……裏切りモノ………!!!」

ゆらゆらと、貞子は壊された体を奇妙に揺らして復活を遂げました。
手を、横島の首を締める挙げる様包み込んでいきました…が‥‥!!!
横島もまた、苦しがろうともせずぉキヌちゃんの抱える子供美神に手を託していました。

横島 「美神さん、この俺に、恐怖のエネルギーを送れ!」

いわれた通り、そうするつもりでしたが……

子供美神 「いやーーー!ロリコン、破廉恥、変質者―ーーあぁ!
      体かやーー手を離すのーーード変態ーーーーー!」
ぉキヌちゃん 「そんなこと言ってる場合じゃないですよ!」


横島に体を委ねられるくらいなら死ぬ事を選ぼうとジタバタしていました。
以下の言葉も含めると、よっぽど、嫌いだったのでしょうか。


子供美神 「横島……あたちの……手を離していいやよ……」
ぉキヌちゃん 「なあに言ってるんですか、美神さん!一緒に生きるの!!」
横島 「そうだ、送るんだ!闇に、心を支配されねえうちにな!
    そして……生きろ……!!!」
子供美神 「生きる……!」

納得したように、横島にエネルギーを送ります。
でもそれは、美神のもつ貧乏に対する恐怖のエネルギーだけであって……
それを承知したように話を進めていきました。

横島 「俺はもう、ゾンビ―ならぬボンビーなんだ‥‥!!
    おまえたちは、こっちの世界にいてはいけない…………!」
ぉキヌちゃん 「……(泣)……横島さん………!!!」

スルスルと、ロープを登りつめて異土ならぬ井戸を出ようとしたその時……
肩を何者かに捕まれました。

ぉキヌちゃん 「ひ、さ、だ‥‥こ‥‥‥さん‥‥‥!」
貞子 「なんで、あなただけ助…かる…の……」

そういい残して、体は腐敗して崩れ、井戸の中へ落ちていきました。
こうして、ぉキヌちゃんと美神さんは助かりましたが………








貞子 「さーー、お互い地獄で語り合いましょう!」
横島 「えへへへ、あなたの体に興味あったんですよ。早速……」

横島は、貞子の体の秘密を知らぬがままに押し倒していました。
そして抱きしめ、胸を抱擁していましたが不幸な事にも――――――

貞子 「…こんなあたしを?嬉しい……」
横島 「ちょっとまて、今の感触は……」
貞子 「いいじゃないの、ココの硬いことはヌキヌキ……」
横島 「ぎいいぃやーーー!」

‥‥あわれなことに、貞子に逆強姦されて『横島貞夫』と化してしまったそうな。









また、今回助け出されなかった連中は……
未だに『ドラゴンボール(Z)』のセル画コミックスで展開を繰り広げていました。


エミ 「令子おおーーー!自分だけ助かりやがって!
    覚えてらっしゃいいいいぃぃぃ。」
ブウ 「おーっし、今度は霊体撃滅波も体得したぞ!
    アブドゥール、リムルダールゥ、サマラァーークゥ……」


エミは、魔人ブウの体内に吸収されて能力をコピーされてしまいました。
その後のブウ独特の振り付けが『魅惑のダンス』となってしまったのです。
さらに、カオスとマリアは……


カオス 「どーーっはっはっはーーーーーー!
     地球の秘密兵器、ミスターーサタン!のワシに、敵うものなどないのだ―ーー!」
マリア 「なん・ですか・あれは?
     さぁ、行け・孫・悟空!セルを・倒して・来い!」
孫悟空 「ああ!」


マリア&カオスは、16号とサタンに扮してなかなか本の中で楽しんでいたようです。
(……だから、横島は助けなかったんだろう、多分。)

今までの コメント:
[ 前の展開予想へ ] [ 次の展開予想へ ] [ 戻る ]

管理運営:GTY有志
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa