頼みごと??
投稿者名:hazuki
投稿日時:(02/ 4/28)
たのみごとの続きです。
てきとーで(駄目)なんも考えてないです(にっこし
横島は何度目かわからない本日、ため息をついていた。
まあそりゃそうであろう―
レアものとは言え、たかが写真でいま現在横島は命の危機にたっているのだ。
しかも嬉しくもなんともないことに隣には横島を見事に騙した(?)雪之丞がいる。
ここは森の奥深くであり―目の前には滝が流れ落ちている
ごつごつとした岩といい湿り気の苔といいすずやかな空気といい、真夏に避暑のためにくるとしたらまあ、よさそうなとこでは―ある。
だがしかし、季節はまだ夏というにはまだ早い
目の前には、ごうごうと流れ落ちる滝。
その勢いといったら修行僧も真っ青である。
そして流れ落ちる滝の下には見事なまでに下っ端な魔族。
もちろんその滝には結界がはっている。
その結界というものは、複雑怪奇であり、普通に気付かれないように、解こうとしたら三日三晩―少なくともだ少なくとも、貫徹させられること決定な代物だ。
―この手の仕事は雪之丞の得意分野ではない。
だが、ここにその手のめんどくささを取り払う能力の人間がここにっ!!
そう横島である。
雪之丞はしみじみと―しかし喜びをかみ締めるように
「オマエと友達でよかったわ」
と言った。
「―いつ友達とやらになった」
ひややかに横島
友達が、写真で生命の危機に陥れるか?
とひとりごち腕組みをする。
―横島は眉間に皺をよせじっと目の前の滝を眺めていた。
そう、いまから横島はこの滝の中にはいっていってそっと気付かれないように、結界をとかないといけないのだ。
ごうごうと鳴る滝の音はかわらず煩い。
―入ったらもう冷たいなんてものではすまないだろう。
よおするに―
この滝はけっこうな観光名所―というかそんなようなものでその良質な水質と、その景観でその街の財源となっているのだが、ある日突然現れた『なにか』(この場合は魔族)のために観光客も近寄れない状態と化しているのだ。
だが、滝にはいったまま三日三晩結界を説くのというのもきつい
かといって力づくで破ると逃げられてしまう。
その上何故かそれは、逃げ方だけは半端じゃなく巧いのだ―
そして、ほとぼりが冷めた頃また戻ってくる。
―と、なると、力づく―だが気付かれないように―というはなはだ矛盾したものを兼ね備えた(?)横島が抜擢されたのだ。
―いやされたくもないだろうが。
気付かれないためには、滝までいってさらには結界の近くでそっと『文珠』のちからを開放する―想像するだけで、虚しさただよう光景である。
つづく
というか誰か続きかきません?
今までの
コメント:
- 制作時間十五分(遠い目)へたくそだなあ自分
いいのかなあこれ?……だあああっ
いやあの頼みごと―の一応つづきです
魚高さんに捧げます―え?いらない???(涙) (hazuki)
- 続きかくひと募集―つーか誰かかいてーっ (hazuki)
- トリッキーな仕事は意外に横島クンは得意ですからね(雪の丞に比べて)。これから彼がどうやって今回の難題に対処するのかが楽しみです。あ、けど今書く人を募集中らしいですね(笑)。私も続きが気になるので、どなたか書いてくださらないでしょうか?(偉そうに言いながら自分は書けないやつ>私)。 (kitchensink)
- とゆーか『十五分』とは…。私には絶対に無理です。(涙) (マサ)
- これが15分ですかッッ!!?…私にも絶対無理ですねッッ♪(笑)
しかし横島クンも大変やなぁ…(笑)なにかと毎回不幸になるもんなぁ…。(笑)
まぁ、雪之丞とのコンビって見ててスゴイ楽しいから、良しッッ!!(笑)
次回も大変楽しみですね〜ッッ♪♪ (みっちー)
- 男の友情って実際にはこんなものです(涙)。 (NGK)
- ありがとう、ありごとうございます!♪
嬉しすぎてなんて言っていいのかわかりませんが、ありがたく受け取らせてもらいます♪
一ヶ月でも二ヶ月でも一年でも待ちますので続きを――迷惑ついでに――書いてもらえませんか?
つーか、書いてもらえないと百年の悔いを残してしまいますよ、私が(←全く説得力のない懇願) (魚高@家宝にさせていただきます!!)
- ↑×6 あっ、続きを募集していらっしゃるッ!!……と、思ったら打ち切られてしまっているッ!? ↑
う〜ん、口惜しや。かくなる上は、このコメント欄にこっそり書いちゃおっかな♪(魔笑)
上は半分本気で半分冗談なのですが、取り敢えずマジメに感想をば。
見事に横島くんが必要とされ、かつ酷い目に遭うシチュエーションを用意するhazukiさんの発想力に脱帽です。私には不可能な事です。
しかも『何故か異様に逃げ足の早い魔族』に『厳重な結界』などなど、おいしそうな伏線がたくさん。
ああ……いいなぁ。hazukiさんの作品(垂涎)
エッ?……あっ、巧いなぁというイミです。もちろんッ!(焦) (斑駒@本音)
- ここをまともに見に来たのはすっごく久々なのですが、
相変わらず良い作品書いていますね。
ただ、最近ゆうねえを見てない気がする(ぼそ・・・) (tomo)
- hazukiさん、初めまして。新参者にすらなってないYOSIと言う者です。
これだけの文章をたった十五分で書くなんて・・私だったら何時間かかる事やら(溜息)続き、楽しみにしてます!!(できれば【初恋】の方も・・) (YOSI )
- ち、ちくしょおおっ明日は初恋かくぞおおっ!!(←酔ってます (hazuki)
- 男の友情なんてそんなモンですよ……ハァ(溜息)。つーかこれでも良い方です。いえ間違いなく…… (ロックンロール)
- うむ。ワルガキ同士の友情とはかく在るべき。
互いにかけあった迷惑の数が、そのまま二人の絆の太さ。
さすが師匠、得てらっしゃる(笑) (黒犬)
- 雪之丞君の気持ちもわかりますよー。
横島君の能力はホントに便利ですからねー。
一家にひとり、横島君♪ (猫姫)
- 友情の深さとは、すなわちかけた互いの迷惑の数っ!
そして暴露できない互いの秘密を抱えて、当然の様にツレちゃうんだよねぇ!
ああ、どうしたんでしょ、私。マトモなコメントかいてるよ!
(みみかき@今日は赤レンガ倉庫に行ってピースサインしました(←ばか))
- 次回予告
次回は班駒さん作
がんばれ班駒さんふぁいとだ班駒さんうちはとおい空から君を見守っているぞ!!
うちなんかが書くよりも100倍以上面白いこと間違いなしです!!―ということで頑張ってくださいね♪
えっと魚高さんは、うちが書くより面白いってことわかってくれますから大丈夫です!! (hazuki)
- Bad friend? (T.I)
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