アダムとイヴ 第一話(始まりの時)
投稿者名:闇の愚者
投稿日時:(02/10/12)
バシュウ
妙神山に二つの影が現れた
「ここは妙神山ねまず管理人の猿神に会っておかないとね」
「えーこのまま行こうよー早くアダムにも会いたいしー」
同年齢の二人だがどう見てもセルフの方が年上に見えてしまうのは性格ゆえだろう
「人間界ではアダムの事を横島と呼ぶんですいいですねアダムの事を知っているのは最高クラスの神族魔神だけなんですから」
「はぁーい」
そんな話をしていると猿神が現れた
「おや?シルフィー様にセルフ様ここに何用で?」
「人間界に少し用があるんだけれど了解を得ようと思ってここに来たんだけど…」
「いいでしょ♪」
「まあいいでしょうわしもまだ死にたくないですしな」
実は猿神は後ろから霊波刀を突きつけられていたのだまあ彼の実力ならさほど問題など無いがこの二人に傷の一つでも作れば親に殺されかねないからだ
「そういえば小竜姫は?」
「小竜姫は現在神界で光竜様の命を受けて活動しているらしいが」
光竜とは竜神族のトップであり天竜童子の父だ
「そうですかではこれで」
「早く行くのだーーーー!!!」
「お気をつけてーーー」
こうして二人は妙神山を降りていった
横島サイド
「はぁーなんだか今日は嫌な予感が…」
「あんたの霊感なんて当たるわけ無いでしょ」
横島の言葉に対してなにげに酷い事をいう美神
「横島さん顔色悪いですよ」
「ああ少し外気に当たってくるよ」
その言葉に反応したのは言うまでもなく横島の自称一番弟子のシロだ
「先生それなら拙者と散歩を…」
「却下」
「どうしてでござるかーーー!!先生ーーーー!!」
「こんな気分の悪い時にフルマラソンの二倍走るお前の散歩につきあっ取れるか!!」
横島は今日の朝シロに起こされて散歩につき合わされていたのだ
「おキヌちゃんタマモは?」
横島はなんとなく気になったので聞いてみる
「タマモちゃんならお部屋で友達と携帯電話で話してますよ」
「あいつ高校に入って変わったなー」
タマモはこの頃友達と遊んでいる事が殆んどなのだ勿論除霊などの仕事はきちっとしている
「じゃあそこら辺をぶらつくかな」
横島は事務所を後にした
シルフィー&セルフサイド
「ここ何処だろう…」
「あーあそこ面白そー行ってみよー」
彼女達は見事に迷っていた実は事務所とはほんの五百メートル位しか離れていないのだが
「フィー!!遊びに来てるんじゃないんだからね!!」
「だってーみつからないじゃんアダム」
ぺシン
セルフの突込みが顔に決まる
「何するのだーーーーー!!」
「横島さんのことをアダムって言っちゃいけないって言ったでしょう」
大声で喧嘩をし始める勿論取っ組み合いでなく口論だが
その行為は余計に人目を集めていた彼女らを美女と言わないのなら美女は居なくなるだろうというほどの美貌の持ち主なのだから
横島サイド
「なんか面白い事無いかなー」
すると横島の目の前に人溜りが見えた
「なんだろあれ」
横島が目指すその人溜りはシルフィー&セルフの見物集の人溜りだった
「””#%”#&%&$(%’$%&!!」
「”$#$’&$$(’&’&(())!!」
まだ遠くなのでよく聞こえないがその姿ははっきりと見えていた
見物集はあまりのけんまくに引いていたのだ
その時工事中のビルから鉄骨が落ちてきた
下の二人は気づいていない
横島は走り出した
(!!間に合わないこうなったら!!)
横島は迷わず文珠『速』を書き込み発動した
そして一瞬で彼女達を抱え込み彼女達を鉄骨の直撃から守った
勿論自分の体を盾にして…などでは無い勿論文珠で防御したのだ
「大丈夫かい?」
横島は下心の無い爽やかな笑顔で微笑んだ
横島はこの頃美神へのスキンシップ以外にはセクハラを働かなくなっていた
「「・・・・・・・」」
二人からの返事が無い…
(どうしたんだろ)
シルフィー&セルフサイド
(この人がアダム…横島さんなんですね…噂の人とは大分違いますが魂で分かります)
ちなみに噂とはこうだアシュタロス事件を解決した横島はセクハラ魔神で身長二メートルを越す変人と言うような噂…
何で会おうと思ったのかと言うとただ単に興味があったと言うだけである
(…あれ顔が熱いなー心拍数も少し多いかなどうしたんだろ)
そして横島は不安になったのかとりあえず手を引いて事務所に連れて行った
理由はこのまま野次馬の視線に中てられたくなかったからである
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どうも闇の愚者でございます
ちなみにこの話の完結なんですが案が二つ
一つは横島が苦しみ抜いて絶望の淵に終わるダークな物と
もう一つは横島(アダム)がイヴと和解をしてエンディングを迎えるハッピーな物
皆さんはどちらがお好みで?
今までの
コメント:
- シルフィー、セルフのお転婆娘(?)コンビが遂に人間界へと降り立ったワケですが、探すのが難しかったはずの横島クンを簡単に見つけてますね。ここらへんは神族ならではの運の強さが作用しているのでしょうか?(チョットちが) しかしこの2人が本当に正体を明かさずに横島クンと今後行動を共にする事が出来るのでしょうか? 次回も楽しみにしております♪(出来ればアダムとイヴの間に前世で何があったのか、もう少し詳しく説明してくださると助かります←爆) (kitchensink)
- 横島君がカッコよくなってるっ!!(−Д−!!
今後の展開が気がかりですね〜★
終わり方はやっぱりハッピーな方が好きだなぁ〜(^^ (蒼銀)
- すいませんが句読点つけてください。内容はともかく読みにくいです。 (ふぇいる)
- はじめまして,agoといいます。
今後の展開が楽しみです。
終わり方については、私はダークなのが嫌いなのでハッピーなものにして欲しいです。
また、ダークかハッピーわからないので今回は中立にさせていただきました。 (ago)
- 横島はバカなのが一番だ。
かっこいいのは横島じゃなぁ〜い! (バット)
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