闇 〜DARKNESS〜
投稿者名:ヨハン・リーヴァ
投稿日時:(02/ 8/21)
日が沈み 長い夜が来る
全てを覆い尽くすほどの 暗く寒い闇がまた訪れる
闇は 私の醜さと弱さを 見えなくする
全てを覆い尽くすほどの 暗く寒い闇がまた訪れる
自分は何のために生きている?
誰が私を望んでいる?
私は必要なのか?
私には何が必要なのだろう?
誰も手を差し伸べてはくれない・・・
誰に手を差し伸べればいい?
始めから生を受けたことが間違いだったのだ
生まれて来たくはなかった・・・!!
――――誰か私を殺してくれ――――
希望は 私の前から その姿まで隠してしまう
闇の中でしか 生きるすべのない私
悲痛な・・・悲痛な叫び声は
この胸の中にこだまする
悲しい・・・悲しいその声が
私の心を蝕んでいく
『どうすることもできない』
そのもどかしさと戦いながら
日が沈み
長い夜が・・・暗い夜が訪れるのを
――――たった一人で見ていた――――
今までの
コメント:
- ロックンロールさんが以前アシュタロスの心情を詩という形で表現していらしたのに感銘を受けまして、自分でもやってみました。似ても似つかぬ作品になってしまいましたが、オマージュ作品のつもりで作りました。いかがでしょうか? (ヨハン・リーヴァ)
- ロックンロールさんの作品では、最終的にアシュの死は「紅い光」で焼き尽くされるという表現で表されていましたが、ヨハンさんの作品では変わってアシュの存在そのものに「闇・夜」に覆われることで終わると表現したあたりが興味深かったです。それでいて「アシュの自らの生に対する嫌悪・悲哀」と言ったロックンロールさんの据えた(と思われる)テーマに沿った立派なオマージュ作品だったと思います。お疲れ様でした♪ (kitchensink)
- アシュ様の言ってた「魂の牢獄」の苦しみは、こんなにも深かったんですね(涙)
それに、たったひとりで耐え続けてた…何百年も…何千年も…。
この苦しみが、一緒に往こうとするベスパさんに表情を和らげた、あのアシュ様に続いてるんだと思うと、とても感慨深いです。 (猫姫)
- こういう形の作品を書くのは初めてで、至らないところばかりですが、
コメントを読ませていただくと、「書いた甲斐があったなあ」と感動しています。
kitchensinkさんへ
自分でも不明瞭だった点が明らかにされていくかのようです(ダメ)
ご丁寧なコメント本当にありがとうございます!
猫姫さんへ
やはり、全てに反旗を翻すような行為をとるに至るまでには、想像を絶する苦しみがあったのじゃないのか、と思うんです。それをわずかでも癒したのが、ベスパなのかなあと。 (ヨハン・リーヴァ)
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