ザ・グレート・展開予測ショー

アダムとイヴ 第三話(横島のアダムとしての失われし記憶)


投稿者名:闇の愚者
投稿日時:(02/10/13)

横島は、ゼウス・ルシファーに神殿の地下に連れてこられた

「横島…いや、ここでは、アダムと呼ぼうか。」
「アダムって、誰だ?」
「お前のことだ、説明するよりも、見せた方が早いからな。そこの椅子に座れ。今からみしてやる。」
横島は、ルシファーに促されて置いてあった椅子に、座った

「アダムよ目を瞑れ。今からお前の、過去を見せてやる。」

横島は目を瞑った

「いくぞ!!」

横島の頭の中が、真っ白になった。そして頭の中に、景色が広がった。
そこは、美しい緑に覆われた世界が、広がっていた。
そこに一人の美女と、一人の男が居た。

「あれは…俺!!?」

その男は、横島と瓜二つなのだから驚かないわけは無い。

「多分あれが、アダムとイヴだろうな。」

そして、その二人の会話が、聞こえてきた。

「アダムー。向こうに、なんにかの果物があったよー。食べに行こうよー。」
「本当か?まあ言ってみるか。」

そして場面が、変わるそこには大きなリンゴの木が、聳え立っていた。

「アダムあれとってくれる?」
「任せろ!!」

アダムは、飛び上がると実を二つもぎ取り、一つをイヴに渡す。

「ありがとー♪」

二人は、実をかじった。
そのとき、一つ影が現れた。

「お前ら!何をしている!!」

青年が、叫んだそのとき!!

「「ぐっうぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」」

二人の体が、黒ずんでいく。

「まさか、お前ら闇の果実を!!くっ早く浄化せねば!!」

しかし青年が動いた時は、すでに遅く二人は、完全に闇に飲まれ。たがアダムは…

「ぐはっ…はぁはぁはぁ」

アダムは、黒い実を自力で、排除した。

しかし、イヴは…

「ああああああああああああああ!!!!!!!!!」

闇に飲まれ、活動を起こした。背中に生えた、黒い翼を羽ばたかせ、その場を離れた。
「くっ!!こうしてはおれん!早く皆を集めねば!!!!」

また場面が変わる。今は、戦闘中のようだ。

「イヴ!!止めるんだ!!元のお前に、戻ってくれ!!」
「アダム…あなたまで…私の…私の邪魔をするのね!!!!!!」

幾度と無く霊波砲を交わしながら。会話を続ける二人。

「イヴ!!君の悲しさは、良く分かる!!しかし世界を滅ぼしては、いけないんだ!!」
「アダム!あなたに私の何が、分かるのよ!!それにこんな腐れきった世界なんて、滅べばいいの!!」
更に激しくなる戦闘辺りは戦闘の影響によって一面荒野と化している

「イヴ君を俺は、失いたくない止めてくれ!!」
「アダム…私は…私は…」

その瞬間景色が、光に覆われた。そして横島が、覚醒をする。

「はぁはぁ…今のは…」
「そうだ。お前の記憶だ。魂の記憶と言った方が、いいかな。」
「そこで、言う事がある。お前には、一時期で良いからアダムに戻ってもらう。」
「もちろんお前が望めば、元の生活に戻れる。」

横島は少し悩んだ。自分をアダムに戻す必要があるのかと…しかし心…いや魂に何かが引っかかっている。それを思い出すべく戻る事を決心した。
「分かりました!!」
「では魂を抜き取る!!」

ゼウスの腕が横島の体を貫通し光る物体を取り出す

「ふむ…前と変わらず色は濁ってはいない。」
「早く覚醒させるんだ!時間が無い!」
「分かっている」

他のメンバーサイド

「はぁー退屈だわ。」

横島が、前世の記憶を見ている間に、全部ここら辺を見て回ってしまい、何もすることの無くなった、メンバー達。
「所で、おたくらなんで、私達を呼んだわけ?」
「それはですねー過去の大戦で、活躍した人だからです。」
「特に美神さんには、あのアシュタロスをもしのいだ卑怯な手を!!」

そうこうしている内に横島達が戻ってきた

「ただいま戻りました」

ざわ!!皆の気配が変わるそして口々に

「本当の横島君を何処えやったの!!」
「本当の先生は何処でござる!!」
「本当の横島さんは何処ですか!!」
「本当の横島は何処?」
「本当の横島君は何処だい?」
「本当の横島さんは…」
「本当の横島しゃんはどこですかいのーー!!」

などなど横島に言う

「俺は、横島です!!皆さん!!」

そして今度は、攻撃を受けた

「ギャアアアア!!!」

そこに仲介が入る

「皆さんお話があるので、いいですかな?」

そして皆が静まる

「ここに、皆さんをお呼びしたのは、これから起こる大戦に、協力してもらいたいからです。」
「その大戦とはなんですか?」
「アシュタロスを軽く上回った化け物が、この地球を破壊しに来るのです。」

その言葉を聞いた美神は

「冗談じゃないわ!!そんなボランティアに参加するとでも…」
「小判・大判・金塊しめて三千億円…」
「ぜひとも参加させてください!!」

そして話し合いが始まった

「今回の敵は、強大すぎるので、宇宙空間か超空間で、戦う事になると思います。」
「宇宙の場合私達は、どうすればいいわけ?」
「魔界と神界の共同で、戦艦を作っていますから。それを使って出ていただきます。」
「でもわたしらは、そんな大きな戦いに関与は出来ないわけ。」
「もちろん力を貸してもらいます、が戦ってくれとは言いません、」
「じゃあ何に力を…」
「攻撃と守備のほうに力を、貸してもらうのと、知恵の方を貸していただければ良い。」
「でも、たいした足しにならないのでは…」
「猫の手も借りたい、と言うでしょう?」
「じゃあ奴と戦うの、はお前らと横島なんだな?」
「ちょっと雪之丞さん!!」
「いや私は、気にしないよ。私達としても、あなたたちにお願いをする、立場なんだから。」
こうして、大戦へ向けて準備を整えていくのだった。

最高指導者の密談

ゼウス「彼女の霊力なら、ここまで一瞬で、これるんじゃないのか?」
ルシファー「大丈夫だ、記憶を失わせているからな。」
ゼウス「しかし彼女の記憶が、蘇るのも近いな…」
ルシファー「ああ計画を、急がなければな。」

イヴサイド

「…ここは何処…私は誰…」
「ここには誰も居ない…寂しい…」
「記憶の片隅にある青い物なんだろう…」
「その記憶にある男の人誰だろう…」
「何も分からない…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ども、闇の愚者です。少し意味が、分からないような長い駄文でしたね。

ちなみに、闇の果実とは、人間界にある負の力を、溜め込んでいるものです。これを食すると、理性を殆んど失い、全てを破壊する衝動に、駆られるのです。

まあこのお話は、あと二・三話程度で、終わると思います。

では、また何時か。

今までの コメント:
[ 前の展開予想へ ] [ 次の展開予想へ ] [ 戻る ]

管理運営:GTY有志
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa