横島忠夫ただいま修行中(14)
投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 6/ 9)
「あ〜気持ちいい〜」
小竜姫は風呂の中で疲れを癒していた。
しかし横島が来る事を知る由も無い。
また横島も小竜姫が風呂にいることは知らなかった。
「あ―――っ!?しまったでちゅ―――!?」
「やった―――!!チャンス!!!」
ヒャクメはパピリオの隙をついて見事にゲームに勝利した。
「(がっくり…)…負けたでちゅ………」
「あまいわね…私にゲームで勝とうとするなんて…500年早いわよ…!」
ゲームに勝ったからって子供相手にそこまで喜ぶものだろうか…
「ふ…ふん…!レースゲームは負けたでちゅけどサッカーゲームは負けないでちゅよ!」
パピリオはそう言うとソフトを代えてスイッチを入れた。
「どんなゲームでも私は負けないわよ…!」
ヒャクメもやる気まんまんである。女同士の意地がぶつかり合う…!
小竜姫は岩陰に隠れていた。
「な…なんで横島さんが…」
横島は小竜姫がいるとは気づかずくつろいでいた。
「きもちいいな〜」
今日の修行はとてもきつかった。まあ小竜姫にあかるさが戻ってきたのでうれしい。
「明日からはなんの修行があるんだろう…?」
剣術の次とくればやはり霊力をあげるための修行だろうか?
「ああ…横島さん…はやくあがってくれないかしら…」
小竜姫はもうののぼせてしまいそうだった。
『ゴール!!二対一!!』
ゴールキ―パーが飛びつくもボールはゴールのなかへ…
「あ―――っ!?やられた―――!?」
「ヒャクメ…あまいでちゅよ…!」
得意げな顔のパピリオ。ヒャクメは絶望的な顔をしていた。(もう後半40分)
「ま…まだ…かしら…?」
小竜姫はもうすぐにあがりたい。しかし横島がいる。
「な…ながい…」
横島は風呂に入ってからだいぶつのにまだあがろうとしない。
「ああ…いい湯だな〜」
横島は極楽気分だった。
「そろそろあがるか…」
横島はそう言って風呂からあがっていった。
「もう行ったかしら…?」
小竜姫も風呂場から出ようとしたとき…
「ああ…そうだ!?髪の毛洗わなければ…」
横島はまた戻った。
「やった―――!逆転!!」(ロスタイムで)
ヒャクメはとてもうれしそうだった。逆にパピリオは…
「そ…そんな…」
とてもショックが大きいようだ。
「いや―――――――!?」
バッシ!!!!!!!!!!
「あれ…いまさっき小竜姫の声がしたよな…」
「そうでちゅか?」
「ん!?なあ左の…?」
「なんじゃ!?」
「いまさっき小竜姫さまの声となにかすごい音が聞こえたような…?」
「そうか?わしは聞こえんかったぞ?」
「気のせいかの…?」
「そうじゃろう…」
この後横島は三日間修行ができなかったらしい…(小竜姫にボコボコにされて)
今までの
コメント:
- う〜ん…この先横島の修行が書けるのか…(自分でもわかりません)
いい案が浮かびません… (3A)
- ↑思い切ってワルキューレあたりにスパルタ的特訓をやらせてみてはいかがでしょうか?(爆←また〜りとした横島クンには効果だけはあると思います) 風呂場での横島クンと小竜姫さまの攻防(?)と、ヒャクメ&パピリオの女の意地をかけた死闘(?)の両方がテンポよく並んでいた面白かったです(笑)。横島クンもようやく霊的バトルでは小竜姫さまとはほぼ互角で渡り合えるようになっているのにも関わらず本人にそれほどの自覚がないせいかいつも通りに半殺し(この場合は2/3殺しに近いかも)を食らっているところが彼「らしい」ですね。以後の展開が楽しみです♪ (kitchensink)
- あの横島が三日間も動けなくなるってことは、小竜姫さまのエネルギーってやっぱり竜気(ドラゴニックオーラ←ダイの大冒険より)なんですね。回復力を受け付けないわけですから(一寸日本語が変)。面白かったです。ではさらば! (マサ)
- 出ましたねッ! ゲーマー・パピリオ!!
ゲームの勝ち負けを本気で悔しがり、本気で喜ぶ。この負けず嫌いっぷりがいかにも――って、こんなシーン原作には一度も出てないか(汗)――でも、こんなイメージですよね。
敢えて鬼門の登場シーンを作るあたりも、読者へのサービス精神万点です(違う意図があったらゴメンナサイ)
総じて『楽しさ』の凝縮されたワンシーンでした。 (斑駒)
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