ザ・グレート・展開予測ショー

将来………


投稿者名:トキ
投稿日時:(03/ 1/12)

初めて書くGSのSSなので至らないとこもあるかもしれません。
温かく見守ってやってください。


そしてこの話では、横島は煩悩少年ではなくある程度分別のあるものだと思ってください。(ルシオラのこともあり人間としてある程度成長したものと私は考えているので。)



学校にて・・・

横「はー」

ピ「どうしたんです横島さん?ため息なんてついて。また美神さんの着替えを覗いたんですか?」

愛「違うわよピート君。下着を盗ろうとしたんでしょう。」

横「違うよ。ったく」

タ「ならきっと入浴シーンを覗こうとしたんジャノー。」

横「どれも違うよまったく。俺をどういう目で見てるかよく分かったよ。」

ピ「でも、ならどうしたんです?せっかく学校に来たというのに?」

横「いやちょっと将来について考えてたんだよ。」

ずざーーーーーーー

そういった瞬間横島の半径10m範囲に誰もいなくなった。

横「おい(怒)どういう意味だ?」

かなり危険な目をして尋ねていった。

愛「そ、そんな。横島君が女の人の事以外で悩むなんて」

ピ「神は人を見捨てたのでしょうか?」

タ「アシュタロスの再来になるんジャー?」

ほかの生徒達も阿鼻叫喚の勢いで騒いでいた。

横「おい、俺が女の事以外で悩んじゃおかしいとでも?」

「「「「もちろん!!!!!」」」」

横「シクシク(涙)」

愛「でも実際どうしたの横島君?」

いち早く立ち直った愛子がそう聞いてきた。

いや昨日おふくろから連絡があってな。

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横「はーーー!?!?」

母「もう一度言いましょうか?。仕送りはもう一切なしだから。」

横「ってどうしてだよ!」

母「あんたもうすぐ卒業でしょ。それに大学に行く気も無い。ならもう立派な社会人でしょ。もう親のすねなんかかじらず自立しなさい。



横「いやそれでも………。」

母「問答無用!それじゃあね。」

横「いやちょっとって、おーい!」

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横「んな具合なんだよ。」

ピ「はあそういう事情でしたか。でも卒業したら美神さんところで正社員として働くんでしょう?それなら給料の方もそれなりに………。



ピートがそう言おうとすると

横「お前何年美神さんを見てきた。あの人がこっちの都合に添って給料上げてくれるわけないだろうが。」

まるでこの世の終わりかという顔をしていった。

ピ「そうでしたね。」

ピートのほうも悟ったかのように言った。

横「ところでお前らはどうするんだ?卒業したら?」

愛「私はこの学校の教師になるつもりよ。どうせここからほとんど離れられないんだし正に天職ね。」

ピ「僕はオカルトGメンに入るつもりですよ。もちろん神父のところの手伝いもしますけど。」

タ「ワッシはエミさんところでこのまま働くつもりジャノー」

みんなそれぞれにはっきりとした目標を持っているのかすぐさまに答えてきた。

横「何だよやっぱり。俺だけかまともに決まってないのは。」

そこえピートが尋ねてきた。

ピ「でもやっぱり横島さんは美神さんの所で働き続けるんじゃないですか?」

横「ピート、お前俺を殺す気か?」

ピ「?」

今ひとつ分からないといった感じの顔である。

横「いいか。今までは本っ当ーにわずかだが学費以外にも仕送りはあった。だからあの薄給でも何とかやっていけたんだ。けど卒業とともにそれすらなくなるんだぞ。ただでさえ人間の生きていくうえで底辺の生活をしていたとはいえこれ以上下回ると本当に餓死するぞ。」

ピートは改めて横島の生活の凄さを知った。確かに学校に来れば自分達の弁当などを貰っていく手もあり,ある程度の栄養源は確保できるだ

ろう。しかしそれが切れると…。確かに崖っぷちなんだろう。

タ「でもどうするんジャー?もう一ヶ月もすれば卒業ジャ−。あんまり時間がないんジャノー。」

横「そうなんだよ。だからここまで悩んでいるんじゃないか。」

愛「いっそのこと美神さんに言ってみたら?もしかしたら事情を話せばあげてくれるかも………10円ぐらいなら。」

美神の性格を知っていての発言だろう。あの人が普通の人並みに給料を上げてくれるとはまず間違いなくあり得ないことは理解のうえだ。

横「やっぱりそうなるか。はーーそれを考えると憂鬱だ。」



果たして横島の給料はいかに!!(間違いなく皆さんの予想どうりになるでしょうが次の話に期待してください。)

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