ザ・グレート・展開予測ショー

美神の秘密 9


投稿者名:たっちゃん
投稿日時:(02/ 5/ 8)

横島 「夢子さん遅いな〜」
    レストランの前でうろうろしながら待っている横島
    そこへ夢子が
夢子 「ごめんなさ〜い、遅刻しちゃいました〜」
横島 「来た来た、おーい夢子さ〜ん」
    一段楽して
夢子 「さて、どこへ行きましょうか?」
横島 「予約取ったんですよ
    さぁ タクシーで行きましょう」
    チャーターされたタクシーが
    そばに止まっていた
    ガチャ  バタム
    ヴゥ〜〜〜〜ン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
美神 「ってなわけなの小竜紀
    こてとバンドを貸してちょうだい」
    こちらは美神が入院してる病院
小竜紀「ダメです、あれは人間が使ったらどうなるわ分かってるでしょう
    体がガタガタになってそこらじゅう筋肉痛ですよ」
美神 「それでもいいわ、ママに勝つためならそうなったってかまわない
    メドゥーサを倒せる力があるなら対抗できるわ」
おキヌ「まぁまぁ、ふたりともおちついてぇ」
    どうも小竜紀のパワーを当てにしているようだ
小竜紀「とにかくっだめったらダメです!!」
美神 「あっそ、それならそれでいいのよ
    みょうじん山の事務所なおしたのだれだっけ」
小竜紀「ぎくっ!」
美神 「しかもそのお金出したのだれだっけ」
小竜紀「ぎくぎくっ!!」
美神 「天龍童子を探したのだれだっけ」
小竜紀「ぎくぎくぎくっ!!」
美神 「こてとバンドを貸してくれないと言うなら
    このこと全部天界にチクってもいいのよ〜ン」
    美神はまるでゆすり口調で小竜紀をゆする
小竜紀「あ〜ん、分かりました分かりました
    その代わりどうなっても知りませんからね」
    小竜紀はいやいやそうにこてとバンドをわたした
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
横島 「あ〜うまかった」
    こちらは横島の方
夢子 「横島さんって大食いなんですね〜」
横島 「い、いや〜腹が減ってたもので、なっはっはっは」
夢子 「そうですか、、あらっ?」
横島 「どうしました?」
夢子 「きれいなサクラ〜」
    見るとそこには満開のサクラの花びらがふわふわふっていた
横島 「おっほ、きれいなもんっすね〜」
夢子 「よく小さいころ4月になるとこうやってサクラ吹雪を見ていたんですよ」
横島 「そういえば、俺も小さいころこんな風に友達とみてたっけ」
夢子 「そうなんですか〜」
横島 「昔、夏子って女がいたんすよ
    そいつとよく桜の木の下でおままごとに付き合ってやったり
    したっけな〜
    まあと〜〜〜おい話ですからそんなこといちいち覚えてませんけど」
    ひゅ〜〜〜〜〜
    風が吹く
夢子 「うぅぅ、さむ〜い
    まだ冬ですね〜」
横島 「そうですね〜」
    夢子は横島の腕を取り組み始める
夢子 「横島さんあったか〜い」
横島 「ゆっ夢子さん?!」
    横島の心(どっきんどっきんどっきん)
夢子 「寒いからくっついただけですがいけませんか?」
横島 「い〜や〜とんでもありません俺なんかでよろしければ」
夢子 「あっはっはっはっは・・」
    ふたりの時間は夜の0時までつづいた

つづく
    
    

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