ザ・グレート・展開予測ショー

真夏の夜の夢!!その弐


投稿者名:プロミス
投稿日時:(02/ 5/ 5)

「・・・・・・・・はっ!?」
気がついたら、周りの景色が後ろにブッ飛んでいる。が、自分は地に足をつけていない。

はて?

脳内の思考回路が計算を始めた。
んで数秒後。

「俺はいつの間に鳥になったんだ?」

思考回路が非常にアホらしい回答を弾き出した時だった。

「おお、目覚めたか!!」

頭の上から降ってきたモノゴッツイ声で、横島は全てを理解した。

(そほだ!!事務所で七夕飾りぶら下げてたら乙姫が現れて、呆気にとられてる内に担ぎ上げられて今こーやって運搬されているんだ!!!!!)

思い出したと同時に体中の血液が足の方に落っこちた。

「いやだーーーーーーー!!!!!離せーーーーーーーーー!!!!!お家帰るーーーーーーーーーーー!!!!!」

じたばたと手足を振り回す。が、乙姫のターミ○ーターもマッツァオの二の腕に抱えられていては、逃げられるはずがない。

「まぁそう喚くな。お前の好みの女子に変身してやるでな、悪い気はしないぞ。」

ぬっふっふ、と不気味な笑いを浮かべる乙姫の顔を見て、横島の恐怖は頂点に達した。

「ふざけるなーーーーーーー!!!!!ホントに好きな女以外抱けるかーーーーーーーーーーーー!!!!!バッタモンなんか抱けるかーーーーーーー!!!!!」

「!!」

キキキキキキキキキーーーーーーーーッ!!ズシャァァァァァァッ!!!!!

突然、土煙をあげて乙姫が停止し、横島を下ろした。そのまま後ろに飛びずさると、地面に頭をつける。

「すまなかった!!!!」
「?????」

突然土下座をして謝り始めた乙姫を前にして、横島は何が起こったのかアイキャントアンダースタンド状態である。

「お前の気持ちも考えず、自分の欲望だけを暴走させて勝手な振る舞いを行ってしまい、大変申し訳ない!!」
「あ、いやね、分かってくれれば全然いい訳で、だからもう顔を上げて・・・」

涙と鼻水と出血で顔がぐしゃぐしゃになった乙姫にハンカチを渡す。

「すまんのぅ、すまんのぅ・・・」
「ほんじゃ俺はこの辺で・・・」
「待ってくれ!!」

がっし!!(横島の襟首をつかむ音)

「あの・・・まだ何か・・・(滝汗)?」
「散々お前を振り回しておいて、このまま帰しては申し訳がたたない!!何か礼をさせて欲しいのだ!!」
「礼って・・・」

横島は困り果てた。これと言ってして欲しいことも無いのだが、何か言わないと帰してくれそうもない。

「う〜む・・・」

ッピーン。(横島の頭の上で電球が輝いた音)

「それじゃあさ、ひとつお願いしてもいいか?」
「おぉ!!どんな事でも言ってくれ!!」
「えっとね・・・」

横島は乙姫の耳に顔を近づけると、何やらごにょごにょと囁き始めた・・・。

つづく



〜大して面白くない!!プロミスと雪之丞のウキウキ言い訳コーナー〜

雪「おキヌちゃん達でてこなかったね・・・」
プ「すいません。この回で最後まで一気に行く予定だったのですが、思ったより長くなったんで二回に分けざるを得ませんでした。」
雪「次回は大丈夫なんだろうな?」
プ「へい。次回は全部まとめます。」

以上!!

PS:なんか中だるみ状態になっちゃいましたね。すいません。つまんないと思いますが、読んで下さった方々、ありがとうございます。

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