ザ・グレート・展開予測ショー

横島忠夫ただいま修行中(対決!小竜姫対阪上)前編


投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 5/ 3)

「………う〜ん…空が青い……きれいだな〜」
阪上は異界空間の中にいる。いや…阪上だけではなく小竜姫、横島、美神たちもいる。
「おい…ヒャクメ…あんな奴がガルスビなのか?」
ワレキューレもいる。
「う〜ん…私はガルスビじゃないと思うけど…」
「…絵でも書こう…」
阪上はそう言うとスケッチブックと鉛筆を取り出して風景を書き始めた。これから小竜姫と闘うというのに…
「あほかー!!」
バシッ!!
美神が阪上をハリセンでたたいた。
「……………痛いじゃないですか…」
「あんたね…いまからなにするかわかってるの!?」
「………絵を描くことでしょう…?」
バッキ!!
美神のパンチが決まった。
「…まったく…昨日の夜説明したでしょう!!小竜姫と闘うのよ!!」
「……………え―――!?なんで僕が…?」
「………昨日言ったでしょう!?」
「…いや〜勝負というから…将棋のことかと…」
バッキ!!
またまた阪上はパンチを食らった。
まあなにはともあれ阪上と小竜姫の勝負が始まろうとしていた。
阪上と小竜姫は広くて丸い線がしいてある中に入った。
「行きますよ!!阪上さん!!」
小竜姫は真剣そのものだ。
(この男はガルスビ………)
小竜姫は阪上がガルスビであるとにらんでいる。
「…やめましょうよ…こんな戦い…」
阪上はやる気がまったくない。というより戦いたくない。
「いいえ!!では行きますよ!!」
小竜姫がいきなり剣を抜いて阪上に向かってきた。
「うわっ!?」
阪上は剣を紙一重で交わした。
「え!?ちょっと小竜姫!?いくらなんでも力だしすぎよ!?阪上さん死ぬわよ!!」
ヒャクメが言った。
「いや…あの阪上という男………すくなくともただ者じゃない…」
「え!?どゆうことワルキューレ!?」
「あの小竜姫の剣をかわすのはよほどすごい奴じゃないと無理だ…」
「せ…先生…阪上どの死ぬでござるよ!?いくらなんでも神さまと闘うなんて…」
「だ…大丈夫だよ………小竜姫さまが殺すわけ無いだろう…」
横島はそうシロに言ったものの悪い予感がした。
「やりますね…刀を避けるなんて…」
「…小竜姫さん…やめましょうよ…」
阪上は反撃しようとはしない。戦いたくないからだ。
「いいえ………それに反撃しないと死にますよ!!」
小竜姫はそう言って手に霊力を集中させ始めた。
「美…美神さん…あれは何してるんですか…?」
おキヌが美神に聞いた。
「は!?まずい!!」
「え!?」
「行きますよ!!」
そう言って小竜姫は手にためた霊力を球の形にして阪上に投げた。
「う!?」
ドカーン!!
「本気じゃありませんからね…」
小竜姫は本気はだしてないものの目が鋭い…
「………やめてください…」
阪上の目が開いた。赤い瞳が見える…
「やっぱり…人間じゃ…そうざらに強力な結界をすぐにだせませんよ!!」
「うっ!?」
小竜姫は刀で阪上を攻撃してきた。阪上は手に霊力を集中させ刀の攻撃を防ぐ…
「や…やめてください…な…なぜこんな事を…」
「問答無用!!」
「ぐわっ!?」
阪上は吹っ飛ばされた。リングをかこんでいる結界に直撃した。
「ぶぇ………」
阪上は血をはいた。
「その赤い目…いままで忘れたことは無いわ…」
「!?…いったいなんの事ですか…」
「もうやめなさいよ―!!小竜姫!!あんたなにやってるのよ!!」
ヒャクメが必死に叫ぶ…
「無駄だ…いまの小竜姫はガルスビの憎いおもいでいっぱいだ…」
「そ…そんな…」
「はあはあ…」
「まだまだですよ…!」
小竜姫はそう言って霊力波を連発した。
「うわあああっ………!?」
阪上はもろにくらった…小竜姫の霊力波をまともにくらった…
「もうやめてください!!小竜姫さま!!」
横島が怒鳴った。
「やめなさいよ小竜姫!!」
美神も怒鳴る。
「………いいえ…この男は…ガルスビです…こんな赤い目…あいつしかいない!」
「ガ…ガルスビ…?そういえば昨日も同じ事を言われた…僕はいったい…?」
阪上はなんと立った…ふつうならもう起きてこれないだろう。
「―――っ!?だれに言われたんですか!?」
「…すごく…強くて…糸…針を操る…女の人が…」
「フォーだ…」
「え!?だれよワルキューレ…そのフォーって…」
「四天王の一人だ…物凄く強く…また負傷した仲間をすぐに治せる強力なヒーリングを持った奴だ…」
「やっぱり…あなたは…わ…私の両親を…こ…殺した…ガルスビ…」
「ま…待ってください…僕は………俺は…人間だ―――っ!!」
阪上の中でまた何か思いだしてきた。

「ははうえ―!?ちちうえ―!?」
小さな女の子が…
「に…逃げるんじゃ…小竜姫…」
ふん…心配すんなよ…お前は殺すが…子供には興味がない…
「ぐわ!?」
「ちちうえ―!?」
涙を流している…
「こいつ―!!」
この小さな女の姉か…?
「ふん…!!」
「ぐわ!?」
よわい…
「もっと腕をあげろ…よわい…」
こいつも涙をながしてやがる…ふん…わからん…そういえばこいつらの母を殺したとき…こいつらの父親が向かってきやがった…涙を流しながら…わからん…

「………は!?」
阪上は正気に戻った。
「覚悟はいいですね………」
小竜姫は超加速をした。

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