横島忠夫ただいま修行中(対決!小竜姫対阪上)後編
投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 5/ 5)
「さ…阪上くん…」
美神たちは呆然とした…信じられない…
「しょ…小竜姫さま!!なんてことしたんですか!?」
横島は自分が情けなかった…止められなかった…
「…まてよ…」
『!?』
「お…おれは…まだ…生きてるぜ…」
阪上はなんと生きていた…しかし、さっきまでとは別人だ…四天王と闘った時より霊力が高い…いや…はるかに違う…
小竜姫はまた刀を抜いた。
「やっぱり…生きてますよね…」
「ありがたい…すこし手加減しただろう…いや…殺せなかったんだろう…?」
「………」
「さあ…第二ラウンドの始まりとしようか…」
阪上はそう言って胸の傷に手を突っ込んだ…
「み…美神さん…阪上さんの霊力が…」
「ええ…離れていてもビリビリ感じる霊力だわ…」
「ヒャ…ヒャクメ…あいつは…小竜姫の霊力を超してないか…?」
「ええ…超してるわ…」
阪上は傷口から手を出して手についている大量の血に霊力をこめた。
「よし…できた…」
血がなんと剣になった…赤い剣だ…
「それじゃ行きますよ!!」
小竜姫は超加速をした。
「じゃ…俺もするか…」
阪上も超加速をした。
二人とも超加速をしながら闘っている。
「す…すごい…」
横島は呆然とした…
「なぜあなたが超加速を!?」
「失礼なこと言うね…それはそうとあんた少し遅いぜ…」
「え!?」
阪上は小竜姫より速くなった。
「うっ!?」
阪上は小竜姫よりもワンテンポはやい…阪上の攻撃を避けられない…
「ぐっ…!?」
小竜姫は吹っ飛ばされ周りを囲んでいる結界にぶつかった。
「お前に恨まれる覚えはない…なぜ俺と勝負をしようとする…?」
美神たちは声がでない…
「ふん…!あなたは…たくさんの命を奪った…私の両親も殺した…」
小竜姫はよろよろと立ち上がりながら阪上を睨みつけた…
「………否定はしない…実際…俺はあんたの両親を殺したことを思い出した…」
「よくも…よくも…」
「ふぅ〜…そのわりには殺すことは出来なかったな…」
「………」
「やっぱりあまいな…」
「う…うるさい―――!!」
小竜姫は阪上に刀で攻撃してきた…阪上も赤い剣で小竜姫の攻撃を防ぐ…
「落ちつけ…言っておくが…お前の両親を殺したのは俺だが…違うといえば違う…」
「なに言ってんですか!?あなたは残忍な四天王のリーダーで…」
「いい加減にしろ!!」
阪上は小竜姫をまた吹っ飛ばした…
「ったく…おっと…その前に…」
阪上は剣を真上に投げた…そして結界を突き抜けた…どんどん結界が壊れていく…
そして阪上が落ちてくる剣をつかんだ時もう結界は無くなっていた…
「うそだろう…」
横島は呆然とした…あんなに強力な結界がいとも簡単にやぶられた…
「あ!?あったあった…」
阪上は赤いペンダントを拾った…
「は!?」
小竜姫は目をさました。
「良かった…小竜姫さま無事でよかったですね…」
おキヌとヒャクメが小竜姫にヒーリングをしている。
「阪上くん…記憶が…戻ったの…?」
「ええ…おかげさまで…」
「阪上これやるよ…」
横島が阪上に文殊を渡した。
「ありがとうございます…」
阪上は文殊を使って傷を治した。
「…いまから…みなさんに俺…いや僕が…お話したいことがあります…僕の…過去を…」
今までの
コメント:
- 次回のタイトルは考え中です…今日は疲れたのでコメントは明日に… (3A)
- この話横島君と小竜姫さまのラブラブな展開になるおはなしですよね―!
なにか、主人公が阪上君に成っているような気が?
やっぱり小竜姫さまです、憎しみの感情に囚われても完全には本気に成れなかったんですね。
坂上君それにしても強いですね、四天王もこれに近い位強いのでしょうか、だとすると四天王戦は、かなりきつくなりますね。
横島君の一言で、小竜姫さまが我に戻ると思っていたのですが、横島君に対する小竜姫さまの思いよりも憎しみの方が少しばかり勝っていたんですね。
「阪上これやるよ…」(横島君、小竜姫さまが傷付いているのにそんな事する前に早く小竜姫さまを介抱しなくては〜―! (SRK)
- たしかにオリジナルキャラが目立ってしまって…少し戸惑っていたんですが結局目立ってしまいました…あともう少ししたらまた「横島忠夫ただいま修行中(13)」を書くつもりです。もちろん話の内容は横島の修行と小竜姫の恋のつもりです…そういえば横島の修行がほとんど無かったです…やっぱり小竜姫とラブラブな展開にするとどうしても修行が後回しになって…(いいわけ) (3A)
- オーマイ(おっとっと)、やはり小竜姫さまには阪上クンに止めを刺すことは出来なかったようですね。とりあえず一安心です(笑)。それにしても魔族の記憶が蘇ったせいか本当に想像以上の実力を秘めてましたね。しかも自分が小竜姫さまの両親を殺したかどうかということになると、曖昧な言葉が続いたのが気になります。過去に彼と小竜姫さまの両親の間で何があったのか、非常に興味深いところです。 (kitchensink)
- よ、良かった、阪上クン一応無事だあッ!!!(安心)
…しかし正直言って、阪上クンがこんなに重要なキャラだとは思ってませんでした。(笑)
でも面白いから良しッッ!!!(笑)痛くても怖くても面白さが優先ですッッ!!(誤爆)
しかし、この後の阪上クンも大変気になります。過去って何なんですかああああッッ!!?(笑)楽しみですッッ♪ (みっちー(阪上クンのいちファン(笑)
- 流石に横島くんの代わりの如く美神さんに殴られ続けても生きていただけあります。坂上くん、丈夫ですね〜。
記憶を取り戻してなんだか分からない力が発動しても、なお戦いを避けようとし、自ら封印らしきペンダントを手にするあたり、どうも小竜姫さまのイメージとはずいぶん違う人物のようですね。それでこそ坂上くん(←?)
元のコンセプトはどうあれ、自然な流れに従って主役が変わるのであれば、むしろ話として良いと思いますよ。 (斑駒)
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