坊っちゃん2
投稿者名:与作
投稿日時:(02/ 4/22)
私は坊ちゃまに仕えるメイドです。先日、この屋敷に昔から仕えてらっしゃった支配人様が突然お辞めになられました。お坊ちゃまは大変悲しみ、私も涙が止まりませんでした。
坊ちゃまの寝室と書斎は、私が掃除します。お坊ちゃまは清潔好きで、私が掃除しなくてもいいくらい部屋を綺麗にしてらっしゃいます。背も高く、カッコよく、長くストレートな髪、いつしか私はお坊ちゃまに惹かれていったのです。
しかし、私は聞いてはならない音を聞いてしまったのです!
夜遅く、今日の仕事が終わり、私はお坊ちゃまに帰宅するという事を伝えに
二階の寝室へと向かいました。部屋をノックしましたが、お坊ちゃまの返事が返って
こないのです。少し不信に思っていると、遠くの方から ガタッ!! という
音が聞こえてきたのです。
音がした方は 「開かずの間」 でした。
私は恐る恐る開かずの間の方へ行くと、また ガタッ!! という音が聞こえてきました。そっと壁に耳を傾けてみると・・・・・
西条「女王様とお呼び!!」
ビシッ!!!
西条「西条様とお呼び!!」
ビシッ!!!
私は思わず傾けていた耳を離しました。それと同時に、恐怖と絶望感が溢れでたのです。
私は無我夢中で廊下を走りました。走って階段を駆け下りようとしたため、
足が滑って階段を転げ落ちてしまいました。その後気絶してしまった様で、
気が付いた時は病院のベッドで寝ていました。
私は足を骨折してしまったのです。
今もまだ入院しています。しかし、退院しても屋敷で働こうとは思いません。
−−−−終わり−−−−
今までの
コメント:
- なんか、悲しい物語に思えてきました・・・。 (与作)
- 何かこの前の作品で中立票を出したばかりなのに、また中立票ですいません(汗)。西条は目的のためなら自らの「英国紳士」の仮面を脱ぎ捨てて色々とセコイ真似はしますが、こういう形での人格破綻者ではないと思われるので、今回も中立です(連続して生意気を言ってしまい、申し訳ないありません←再汗)。 (kitchensink)
- ・・・西条・・・仕事疲れか・・・?
いや、言わなくてもいい・・・!!美神令子が壊れたように君も・・・
よし!美神令子はもっとも近い存在の横島の一言で復活したから君も、
君が愛している美神令子を呼ぶからまっていろ!!
・・・・・・
「最低・・・」
バタン!
あぁ・・・いとあはれ・・・(ちゃんと復活しました) (NGK@あぁ・・・ごめんなさい・・・)
- 西条、趣味の幅が広いですね(笑) (ぴくみん)
- 西条……ロンググッバイ♪(←楽しそう) (魚高)
- 2連続で、ハッキリとしたキャラクターを持たず、ある程度の性質をその人の属する集団から与えられるような人物による1人称で書く(つまり「じい」や「メイド」と言う性質を持つ人物の視点で見る)事により、逆に西条の行動の異常性が浮き彫りにされています。
ってゆーか。強調されすぎていて、その異常性しか見えない………(激汗) (斑駒)
- ……さいじょおおおおおぉぉぉぉぅ…………
……最早、語るまい…… (ロックンロール)
- ・・・・・・・。解った又渋い役を期待しててくれ。 (トンプソン)
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