ザ・グレート・展開予測ショー

ドクターカオスとその友(理由)


投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 7/ 7)

「…んで…その用件は?」
ドクターカオスは茶を飲みながら言った。
「ええ…マリアさんの事について…」
「マリア?マリアがどうしたんじゃ?」
スニ―がドクターカオスに会った時はまだマリアは作られておらず二回目の時はマリアが故障中で会っていない。なぜスニ―がマリアに用があるのだろうか?
「最近…天界でも少し話題になってまして物には魂や感情が宿ると言われるんですが…なぜ宿るのか…それは詳しいことは分かってません。そして以前カオスさんのマリアを思い出しまして…いろいろ調べるのが趣味でしてね…」
スニーはそう言うとお茶を飲んだ。
「なるほど…今のマリアに感情があるかどうかじゃな。」
「ええ。」
「う〜ん…難しい質問じゃのう…」
ドクターカオスは考え込んだ。
「あと…もう一つあるんですが…じつはこっちの方が本題なんです。」
「もう一つ?」
「実はこれを…拾ったというか…何というか…」
スニ―はポケットから小さいビンを出した。
「こ…これは一体!?」
見ると中には青い光りがある。
「じつは…これは…テレサ…あなたの作ったテレサの魂です…」
「な…なに!?」
「…それは・ほんと・ですか…」
マリアの表情が少し変わる。
「ええ…」
「な…ばかな…なぜ…?」
カオスは驚いた。なぜ?テレサの魂なんてあるわけない…しかしスニ―の表情は真剣だ。
「私は時々人間界にきているんです。別に仕事で来ているわけではなく…」
「しかし天界のものが勝手に人間界に来ていいのかのう…?」
「っう!?」
スニ―はギクッとした。
「…ん!?どうしたんじゃ?」
「いえいえ…」
スニ―は冷や汗が出ていた。
「まあ…それはともかく今日僕は来ていたら…」

「へ〜ここか…すごいな…アシュタロスの夢の後だな…」
アシュタロス…すごい強さを持ったもの…そしてこの世界を変えようとしたもの…彼を止めるものなんているはずがない…しかし彼はやられた…まさか…
「宇宙処理装置…コスモ・プロセッサか…」
いまだにその後は残っている。ものすごい力を持っていた。死者を蘇らせるという…
「ん!?」
スニ―は気配を感じた
「未練でものこした幽霊か…?」
人間界にはそういう霊がいっぱいいる。
『ねえ…姉さん…』
「しょうがないな〜」
スニ―はやさしく成仏させようと思ったら…
『マ…マリア…姉さん…』
「マリア!?」
『ド…ドクター……カオス…』
「ドクターカオス!?」
少しビックリした。スニ―は魂に触れた。スニ―は魂を触ったりするとその魂の心残りな事などを感じることができる。
「ドクターカオスってまさか…」
その魂を覗いてみると…
「テレサ…?」

「っという訳なんです…」
スニ―はお茶を飲みながら言った。



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