ザ・グレート・展開予測ショー

横島の悩み(5)


投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 2/24)

「あ〜、やっと終わった…」
卒業式が終わった。
「うわーん!!!」
泣いているやつもいる。
「わ、別れも青春よね…」
一番ないていたのは愛子だ。
「おいおい、泣くなよ愛子。」
「よ、横島くん…」
泣きやんだ。
「おまえ、学校の先生になって生徒に青春を教えるんだろう?」
「う、うん。」
「がんばれよ!」
「よ、横島くん…」
「なんだ?」
「一年修行するんでしょ?」
「ああ。」
「がんばってね。」
愛子は、笑っていたが、すこし寂しそうだった。
「ああ。」
「あ、あの…」
すこしかおが赤くなった。
「なんだよ?」
「目…つぶってくれる?」
(?)とわけがわからない横島だったが言われたとうり目をつぶった。
愛子は横島の唇に自分の唇をかさねた。
「あ…愛子…?」
顔がまっかになった横島。
「恋も青春よね。じゃーね横島くん!」
そういってまだのこっている生徒たちのほうへいった。
「あ!横島さん!ここにいたんですか?
そういってかけよってくる二人。
「な!?なんだよ、ピート!?それとタイガー!?」
「お別れのあいさつにきたんですよ。」
とピート。
「横島さん、校舎のうらでなにしてるんデスカイノー?」
とタイガー。
「べ、べつに…な、なんにでもねーよ…」
とその場はなんとかごまかせた。そして、三人でいしょに帰りながらはなしをして別れた。ピートもタイガーも横島が修行することは知っていたので寂しそうな顔をしていた。
「はあ〜」
おもわずため息がでる。
「このボロアパートともお別れだな…」
そう言って、アパートを見る。
「さて、おもたい荷物は送ってもらったから大丈夫だよな。」
そう言って大きいバックをせおいながら歩きだす。
「小鳩ちゃん泣いていたな。」
小鳩は横島に
「さようなら横島さん。ま、また一年後に、く、来るんですよね…」
と言っていた。
「事務所に行って別れのあいさつにいくか。」
そして事務所に入った。
「おキヌちゃん泣くなよ、シロも…」
事務所に入ったらおキヌもシロも泣いていた。
(俺は、ここからからはなれたくない。でも…)
決めたはずだがどうしてもはなれたくない。
「横島君!」
美神が横島にちかずいてきた。
「美神さん…」
「修行…、がんばってきなさいよ!」
「は、はい!」
おキヌも涙をふいて
「よ、横島さん、お、お手紙くださいね。」
「せんせーーー!!!」
シロが横島にだきついた。
「シロ…」
シロの頭をなでる。
「がんばれよ!シロ。」
「は、はいでござる。」
まだ涙がとまらないシロ。
おキヌも涙がまたながしていた。
タマモは
「がんばりなさいよ。」
と少し寂しそうな顔をしながら言った。
美神たちとお別れのあいさつをして横島は、事務所を出ていった。
「うっ、うっ」
おキヌは、まだ泣いている。
「おキヌちゃん…、泣くのもうやめましょう?」
美神は、おキヌに言っていたが、
「み、美神さんだって泣いてますよ…」
美神も涙がいつのまにか流れていた。

今までの コメント:
[ 前の展開予想へ ] [ 次の展開予想へ ] [ 戻る ]

管理運営:GTY有志
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa