ザ・グレート・展開予測ショー

一学期も終わりそうで!


投稿者名:たーくん
投稿日時:(02/ 6/15)

「・・・・・暑い」

愛子は男どものいなくなった部屋で一人ウチワをパタパタする。

では前回までパソコンの中の世界にいたんじゃないの?という質問が出てきそうなので答えよう・・・・・っていうか予選リーグ終わったんでもはや魔王もサッカーを見に行く気がが失せたってことらしいのです。

というわけでサッカーの券を手に入れても魔王を倒せないんだから進行しない!

というわけで何やかんやのうちに全生徒が現実世界に帰ってきた。

くれぐれも作者がめんどくさがって書くのを中断したと思わないように。

とにかく本編に戻って戻って(汗)



「もう、男達はどうしたのよ」

愛子は壊れたエアコンを恨めしそうに見ながら腹をたてていた。

「愛子さーん、カキ氷をお持ちしましたけど」

「千夜遅いじゃない!横島君とピート君は?」

愛子は千夜の手からカキ氷を取るとサクサク食べ始めた。

「横島さんは何かそこの女子更衣室を覗いてましたよ、ピートさんは先生にエアコンの修理を要請してましたよ」

もはや愛子の奴隷になった浅井・・・・悲しい男だ(横島談)

「まったく、あの筋肉馬鹿の原が宿題でボガードの押さえ込みを覚えて来いって言うのがいけないのよ、おかげでエアコンはあのありさまよ」

「それは愛子さんが暑いから部屋でやろうって言ったのが原因じゃ・・・」

「なんか言った?」

カキ氷のグラスが粉々に砕ける、愛子の体から雷がほとばしる。

「いえっ、何も・・・そっそうだ今日は隣の佐山さんと食事が・・・それじゃあ」

千夜は愛子雷から逃げる様に部屋から去っていった。

「・・全く、それよりカキ氷はどうすんのよ!帰ってきたら机の刑ね」

「いたたた、最近の女子大生は凶器を持ってるとは・・・」

横島が相当いたぶられた様子で戻って来た。

「横島君!またセクハラしてたそうね」

「げっ、愛子が知ってるって事は千夜か・・・」

横島は<やられた>という表情を表しながら部屋に入ってきた。

「それより愛子知ってるか?今度うちの大学の修学旅行先」

「・・・・大学にそんなもんあるわけ無いでしょ」

「ところが俺らはGSの卵だから実践演習の過程としてあるらしいんだよ」

「そんなのどこで聞いたの?」

「あの、水色パンツのウエスト58の子とあっちのシルクのブラのBカップの子か・・・ら・・」

「女の子の前でんなこと言うな!」

愛子の机突っ込みが横島の後頭部に直撃する。

「全く、助兵衛なんだから」

愛子が溜め息を漏らしていると。

「愛子さん、吉報ですよ、先生がエアコン新しいの入れてくれるんですけど・・・どうしたんですか横島さん!?」

「う〜〜んピート〜〜」

「さてと、御飯でも食べに行きましょうか」

「あっはい、でも横島さんは・・・」

「ほかっときましょう、それより千夜よ。あの河童今日も他のウマの骨といちゃいちゃする気だからからかってやりましょう・・・フフフ」

「愛子さん最近誰かに似てきたんじゃない・・・」

「行くわよピート君出陣、出陣」

愛子の高らかな笑いと共に六月は更けていく。

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