ザ・グレート・展開予測ショー

シロのお使い 総集編 その@


投稿者名:たっちゃん
投稿日時:(02/ 5/ 7)

ある日
   横島とシロとの壮絶なサバイバル的散歩が繰り広げられていた。
シロ「せんせー、もうちょっと先に行きたいでござる!」
   シロがそう駄々をこねると
横島「駄目だ駄目だぜーーーーーったい駄目!!」
   横島はズタボロな体で言っている。
シロ「ぶー・・・・」
   豚のようにぶーたれたシロだった。
横島「さて帰ろうか」
シロ「でもどうやって帰るんでござるか?」
横島「確かに・・・・・」
   そうここは美神除霊事務所からは100キロ近く離れている
   よく分からない森の中だった。
   横島たちは途方にくれた
横島「おまえは帰れるかもしれないけれど
   俺は・・・・」
   横島が足を上げると骨折していた
シロ「どうしたんでござるかその足は?」
横島「おまえの散歩に付き合ってるとフツーの人は
   こーなんの」
シロ「こんなケガをしてまで拙者の散歩に付き合ってくれたのでござるか?」
横島「何でそーなる!!!!
   おまえがいつもいつも散歩にいくでござる
   っていうからだろ」
シロ「拙者の散歩ってそんなに迷惑なんでござるか?」
   シロは涙目で見つめながらそう言った
横島「な、何もそこまで言ってないだろ」
   横島はしどろもどろに言う
シロ「拙者は迷惑じゃないんでござるな、よかったでござる」
横島「それよりもどうしよう
   この足じゃ俺は事務所まで帰れない。
   シロ、おまえだけ先に帰れそしたら」
シロ「いやでござる、せんせーを置き去りにしては帰れないでござる」
   シロはまるで横島が死んでしまうという顔になった
横島「まあ、待てよ
   人の話を最後まで聞け
   いいかそしたら誰にも見つかんない様に文殊の予備の中の<治>
   って言うのを持ってきてくれ。いいな?」
シロ「分かったでござる」
横島「あと美神さんには絶対に見つかるなよ
   あの人に見つかったら文殊の予備が全部なくなる」
シロ「じゃあ行ってくるでござる!先生はそこを動かないで下され」
横島「たのんだぞー」
   シロは死に物狂いで走った
   しかし、シロは途中の肉屋の裏で大量の骨
   が捨てられているのが目に入った。
シロ「ほねーほねー♪」
   シロはほねを一本もらって再び走るかと
   思えばすっかりほねに見入ってしまい
   なかなか動かなかった
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   しばらくして
   結局、骨を全部しゃぶったあと
   ようやく思い出した 
シロ「ひょうが!ふぇんふぇーのかねみうぉんふゅををっけこかくちゃ」
   (そうだ!先生のために文殊をもってこなくちゃ)
   正確に言うとまだ一本しゃぶっていた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 シロは寄り道をしながらも
   何とか事務所までついた。
シロ「はぁっはぁっはぁっ・・・・ついたでござる」
   あたりを見まわすと夜の散歩なのにもう明け方だった。
   シロは急いで事務所に入り誰にも見つからぬように
   つま先歩きで走った。
シロ「急がないと朝になってしまうでござる」
   っとその時何かが飛んできた。
シロ「ひゃっ!なんでござるか!?」
   シロは振り返るとそこに自分がいることにきがついた。
シロ「なっ!? 、怪しいやつめっやっつけるでござる!」
冥子「あら〜まこらちゃんこんな所にいたの?
   もうだめじゃなーい。さぁ、かえりましょー」
   なぜか美神の事務所に冥子がいた。
   ちなみにさっきのは式神のまこららしい。
美神「さぁもう帰ってよ冥子、何度お願いされても駄目な物は駄目なの!わかった!?」
   美神が唐突に現れてきた。どうやら冥子が頼みごと
   にきていたらしい
冥子「令子ちゃんのいじわる(うるうる)」
キヌ「み、美神さん。暴走しそうですよ!」
美神「おキヌちゃん冥子をさっさと送ってきてちょうだい。じゃないと事務所が・・・」
キヌ「分かりました」
   冥子のプッツン(暴走)を何とかなだめながら
   おキヌは玄関を出た
美神「あら、シロ帰ってたのずいぶん遅かったじゃない横島は?」
シロ「えっ、あっ、いやその〜先生ならもう帰ったでござる」
   シロはとっさのうそでごまかした
美神「そう、ならいいけど」
   美神はそのまま寝室直行だった
シロ「はッそうだ!いまのうちに」
   シロは横島の秘密の場所まで行き文殊を一個取ってきた。
   そのとき
タマ「なにやってんの?」
シロ「うわ〜っと、びっくり下でござる。何だタマモでござるか」
   シロはタマモの「な」の音でもう3歩逃げていた。
タマ「あんたこんな時間に何やってるの?・・あれ?文殊がいっぱい」
シロ「わー見ちゃ駄目でござる!これはせんせーのだいじな文殊の予備でござる
   あっしまった!本当のこと言っちゃったでござる
   わーどしよーせんせーにおこられるでござるわー」
   シロは混乱していた。
タマ「なるほど、そう言うことか美神さんに行ってやろーそしたら
   油揚げがもらえる」
シロ「わーまつでござる!」
   ごつん、がん、ばき!!!
   ばた
シロ「タマモゆるすでござる」
   そう言うとタマモを百貨辞典で殴った。
   シロはタマモをベットまで運んでふとんをかぶせて
   寝かせた
シロ「さて、いくでござる!」
   シロは事務所をでてまた走り出した。
   よく考えれば予備の文殊で横島のところまでいってまた文殊
   出かえってえくればいいと思うが
   シロは混乱していた
シロ「待っててくだされ横島先生!いまいくでござる!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    シロは事務所を出て走り出した。
シロ「せーんせーーーーまってるでござるよー、いまいくで」
   きぃぃぃいどごん どす
   シロは車に・・失礼しましたシロが車をはねた
エミ「ちょっとあんた何すんのよ!!!」
   エミは車から出るなり・・と言うよりもたいはした
   車の機械の中からはいでてきていきなり
   シロを怒鳴りつけた
シロ「わひっ!!ごめんでござるもうしないでござるえっとそれから・・」
   シロは思いつく限りの謝罪の言葉を言いまくっていた
エミ「どうしてくれるワケおたく・・あれ?おたく令子のとこ
   ふふふ いいこと思いついたワケ!令子から慰謝料ふんだくってやるワケ」
   エミの悪巧みをみてすこし悪寒をかんじていたシロは
   とにかく逃げることにした。
シロ「逃げるが勝ちでござる」
   負け犬に等しい
エミ「あっちょっと、待つワケ−!」
   エミは近くのバイクを借りて追いかけていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エミ「そこのあんた、待つワケ−!!!」
   やっとシロに追いついた
シロ「わーくるなでござる!」
エミ「わっ、ちょっと、きゃーーーー!!!!!!」
   どっごーーーん
シロ「だからくるなといったのに・・」
   エミは自らシロに突っ込み自滅した。
   バイクは大破してエミは気絶した。
シロ「あっ!!」
   世が明けてしまった
シロ「急がないと先生が!!」
   シロはまた走り出した
エミのせいで大分遠回りをしたようだ。
   そのとき
ピート「シロちゃんじゃないかどうしたのこんな所へ?」
シロ「あっピート殿!いやちょっと用があってきたでござるよ。」
   シロはここまできてもごまかそうとする
ピート「用ってここ青森だけどどうかしたの?」
シロ「へ?!」
   シロは呆然とした
シロ「青森って東京からどれくらい離れてるでござるか?」
ピート「さぁ?唐巣神父にきいてみたら今いるから」
   ちょうどピートと唐巣神父で旅行にきていたらしい
シロ「唐巣殿、東京と青森はどれくらい離れてるでござるか?」
唐巣「えっと600キロぐらいじゃないか」
シロ「ろっぴゃきろって里に直すとどれ位でござるか?」
唐巣「えーと、たしか150里位だよ」
   シロは固まった
シロ「ひゃくごじゅうり!!!拙者はそんなに走ったんでござるか
   ちょっと失礼するでござる」
唐巣「ああ、またおいで」
   そういって東京まで走り始めた。
つづく

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