横島忠夫ただいま修行中(訪問者2)
投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 6/19)
「突然お邪魔してすみません。私はフォーと言います。」
フォーはぺこりと頭を下げおキヌとタマモに挨拶した。
「あ…あなたが…フォーさん…ですか…?」
おキヌはいまだ信じられないが、実際自分の目の前には四天王の一人がいる。
タマモも心の中だは驚いていた。
「はい。それはそうとガルスビがお世話になっているみたいで…」
「…あ!?いえいえそんなこと…」
本当に天界で暴れまわった四天王の一人なのかとおキヌはおもってしまう。自分のイメージとかけ離れている。
タマモはさっきから黙っているが明らかに霊力が違いすぎると感じていた。もちろんおキヌも感じている。
(なにもしてないのにすごい霊力…)
タマモは思わず冷や汗がでる。
しかしタマモ以上に汗をかいている奴がいた。
「…ん!?どうしたのよ阪上…?」
タマモが阪上がさっきから黙っていたのでみて見ると物凄い汗をかいている。それとガタガタと震えている。
「…い…いえ…別に…」
阪上はそう言うがまだ震えていた。まるでなにかにおびえているみたいだ。
「どうしたのよガルスビ?もしかして私が恐いのかしら…?」
フォーが笑いながら言うと阪上はビックとした。
「ど…どうして阪上さん…じゃなくてガルスビさんはあなたが恐いんですか…?」
おキヌが言った。
「う〜ん…なにもしてないと思うけど…」
「…お前…500年前の事覚えてるか…」
阪上はビクビクしながらも言った。
「なによ五百年前になにかあったの…?」
タマモが今度は言った。
「忘れもしない恐ろしい出来事…」
五百年前――。
ここは天界できれいな川である。
ガルスビは見た目では小学三、四年生ぐらいの年齢だった。
そこには同じくらいの年齢のフォーもいた。
二人はアンに引き取られたが時々アンはいなくなるので久しぶりに遊んでいた。
「ああ…やっと出来た。」
フォーはやっと花の冠を作った。
「ガルスビ…あなたにこれあげる…」
フォーは少し赤くなりながらガルスビに花の冠を渡した。
「ありがとう。」
ガルスビはお礼を言って花の冠をかぶった。
「…あれ…?なんか頭が痛いな…?」
ガルスビが冠を取ってみようとしたがなかなか取れない。
「いてえええ…」
そして力いっぱいひっぱるとやっと取れた。
「げ!?」
見てみると花ではなくて天界に生息する血をすう吸血植物だった。
「うわ――――っ!?」
驚いて阪上は花の冠(?)を川に投げた。
「あ―――っ!?せっかく作ったのにヒドーイ!!」
「しょうがないだろう!?それに普通あんな危険な植物で冠つくるな―――!!俺を殺すきか―っ!?」」
「なんですって…せっかく作ったのに…」
するとフォーから怒りのオーラが…
「わ!?す…すまんフォー…落ち着け―――!?」
「もう許さない…」
「ぎゃあああ………」
「…でその後どうなったっけ!?」
「お前ってやつは…その後僕を半殺しして…さらに体中に重りを縛り付けて川におとしただろうが…」
「べつにいいじゃない…生きてたんだから…」
「………鬼だ…」
「なんか言った!?」
「………いえいえ別に…」
その後事務所から男の叫び声が聞こえたという。
「ぎゃああああああ…」
今までの
コメント:
- 阪上のいやな思い出はこれだけでは無いんですが話が長くなるのでまた今度にします。 (3A)
- フォー、見た目小学生(しかも低学年)なのにやることがスゴイですね(汗)。天界では「遊び」という言葉の意味も人間界とは違うのでしょうか?(笑) この二人の関係って令子と横島クンの関係にも似ている感じがしますね。それにしてもフォーは一体何をしに来たんでしょう?(今の所阪上クンをシバキに来たようにしか見えないのですが←爆) フォーの今後の行動が気になります♪ (kitchensink)
- 果たして冠の材料の選択は意図してやったものなのか否か……。まあ、迷惑なのはいずれ変わらず……ですね。
しかし事務所のメンバー全員が恐れるような霊気の持ち主にシバかれたガルスビくん……生きてる…かな?(汗) (斑駒)
- うん。あんな男女なんかどうにでもしちゃって良いよ、フォーさんなら。(←言い過ぎ)
かくれんぼの次は華で冠を拵えるなんて……
ああッ!なんて乙女チックなッ!?(←バカ) (魚高)
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