ザ・グレート・展開予測ショー

共に歩むヒト〜4


投稿者名:ぴろしき
投稿日時:(02/ 6/12)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
          共に歩むヒト   4
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(ガタッ)

「じゃあ寝るから・・・ママあとお願いね」(パタン)

もう関係ないとばかりに軽く手をあげて出て行く

「あっ ありがとうございました って聞こえてねーか・・・
 えっと、隊長も ほんとありがとうございました」

「気にしないでいいわよ」

「でも」

「お礼なんていいから・・・それより 聞きたい事っていうのは?」

「聞きたいっていうか・・・
 おキヌちゃん、六道女学院の霊能科に通ってるじゃないですか
 それで 霊能科ってどんな事やってるかって・・・いうか・・・」

「どんな事って・・・それなら私に聞くより 転校してみる?
 でも あそこは女子高なのよね。あなたが通うとなると」

「って・・・しませんよ!・・・あの・・・違くて
 学校の授業っていうか どんなことやってるか教えて欲しいです
 今までバイトして、ただ相手を倒すってなら 俺でも一応は・・・
 でも最近、ほんと最近 俺なりに真面目に考えて
 きちんと勉強してみようって思ったんすよ
 美神さんに相談しようかと思ったんですけど あの人だと まあ」

「令子だとそういうことは・・・性格的に無理でしょうね」

「それもありますけど・・・多分そういう時間 作れそうにもって思って
 そんでバイトどうにかしようか迷って・・・
 今までと同じだったら そん時はって考えてて」

「それはさっきので片付いたわね」

「あと 時間があっても どうやって勉強すんのかって考えたら
 おキヌちゃんのこと思い出して・・・教科書とかがあればって
 最初 冥子ちゃんのお母さんに頼もうかと思ったんですけど・・・でも
 (あの家に関わるのはイヤなんで・・・)
 隊長なら安心できるっていうか 隊長ならそういうのだけじゃなくて
 Gメンで使う本とか資料とか なんか こう 解るってヤツを
 教えてくるんじゃないか と」

「わかったわ・・・思い当たる本があるから貸してあげる
 Gメンの方も一般に公開されているものと・・・
 横島君が見ても問題なさそうなものを用意したほうがいいかしらね
 西条君に言って好きな時に見られるようにしておくから
 それと 六道女学院で使ってる教科書も頼んでおくわ
 あ、でも教科書はいらないか・・・おキヌちゃんと二人で勉強すれば」

「えっと それは・・・」

「冗談よ 話はそれだけ?」

「あっ もう一つあって・・・
 魔鈴さんって西条のこと先輩って言ってましたよね?」

「ええ」

「あの、隊長からお願いしてもらえないっすか?
 魔鈴さんに・・・魔法のこと教えて欲しくて・・・」

「魔法を?」

「そうっす」
 
「「・・・・・・」」

隊長に見詰められて・・・責められてるわけじゃないけど・・・気まずい

「・・・・・・わかったわ・・・頼んでおくから」

「・・・理由 聞かないんっすか?」

「・・・真面目に考えて 勉強したいと思ったんでしょ?
 真面目に勉強したいと思ってる人に協力はするけど 邪魔はしないわ
 それに あなたなら心配ないと思ったからよ」
 
「すん ま せ  ん・・・」

「でも理由じゃなくて別に聞きたい事があるんだけど」

「別にっすか?」

「力に目覚めて・・・力を手に入れて、どう思った?」

「力に目覚めて?・・・」

「そう。貴方が力に目覚めた・・・資格試験のときかしら?」

「いや、どうと言われても・・・」

「手に入れた、というなら あの時かしら? 令子に勝った・・・」

「美神さんに? あっ!でも 勝ったって言っても偽者・・・」

「結果が、というわけではないわ
 あのとき 手に入れたいと思ったからプログラムを作動させたんでしょ?
 力を手に入れたとき・・・どう 思ったの?」

「・・・・・・」

目を瞑り 思い返す

「「・・・・・・」」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
どーも「ぴろしき」です。
読んでいただいた方 ありがとうございます
さらに分割したのがもう一つ・・・
今回の話(条件の交渉も含)なんですが
結構思い返しすシーンがあるんで それらを一つにして
思い返す順番がバラバラなので並べかえして・・・
なんか話の感じがちぐはぐしてるというかボロボロですね
次も読んでいただけたら嬉しいですm(__)m

今までの コメント:
[ 前の展開予想へ ] [ 次の展開予想へ ] [ 戻る ]

管理運営:GTY有志
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa