横島忠夫ただいま修行中(横島とおキヌのデート1)
投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 4/20)
「………タ…タマモさん………」
阪上は顔色が悪い。
「なによ…まさかこわいの?」
「だって…」
「死ぬわけじゃないんだし…男でしょ!!」
「…はい…」
「お…おキヌちゃん…」
横島も阪上ほどではないがすこし嫌そうだった。
「だっておもしろそじゃありませんか…?」
「そりゃそうだけど…」
横島たちが乗っているのはジェットコースターだった。横島とおキヌは前の方に乗っていて阪上とタマモは後ろの方だった。阪上は高い所が嫌いなうえに怖い乗り物にはのりたくなかった。
「うわあああ―!?」
「きゃあああ―!?」
横島とおキヌは悲鳴をあげた。
「きゃあああ―!?」
「…………………」
タマモは悲鳴をだしているが楽しそうだったが阪上はこわすぎて声が出ない。
「ちょっとこわかったですね…横島さん。」
「ね…おキヌちゃん…次は観覧車に乗ろう…?」
「もう…あんた情けないわよ…!!」
「………だ…だってあんな速いし…恐いし…あんな物に乗って…酔ったってしょうがないじゃないですか………!!」
横島とおキヌを追跡しながらタマモは阪上を叱った。
「…それはそうとタマモさん…」
「なに?」
「…なんで僕たちサングラスかけて…しかも帽子かぶってなきゃいけないんですか…?」
「バカね…変装しなかったら横島とおキヌちゃんに尾行してることがバレるでしょ…!」
(…でも…タマモさんって化けることができるから…誰かにばければいいんじゃ…)
そう思う阪上であった。
「いい光景ですね…」
「そうだね…」
横島とおキヌは観覧車に乗って阪上たちも一つ後ろに乗っていた。
「横島さん…」
「なに…?」
「どうですか妙神山に修行していて…」
「う〜ん…まあ修行はキツイけど…混浴中の小竜姫さまを覗けるからから………」
横島がそう言った瞬間おキヌから…
「は!?殺気!?」
「へえ…覗いてたんですか…!!小竜姫さまを…へえ〜…」
「いや…これは…その…おキヌちゃん…あの〜…誤解だよ…<バッシ!!>」
おキヌが横島をぶった。
「こ…恐すぎる…!?」
「観覧車もこわいの?」
阪上は観覧車の中で震えていた。(高い所だから)
美神の事務所で…
「ところでどう横島くんは…」
「ええ…私が見込んだとうりたった三ヶ月でだいぶ強くなりましたよ…」
「へえ〜…」
その時…ピンポーン!
「あ!?私でてくる…」
美神はそう言ってドアまで走った。
ガチャ!
「あ!?ジーク…なんでここに…!?」
「すみません…突然お邪魔して…」
とりあえずジークを事務所の中にいれた。
「…でなにしに来たの?」
「ん!?なんでヒャクメと小竜姫がここに…?」
「え!?えーとその…ヒャクメが…」
「え!?なんで私が…」
二人ともあせった。まさか横島のために来たとか横島の取り合いを見たくて来たとは言えないだろう。
「そんなことはどうでもいいから早くいいなさいよ!!」
美神が言った。
「は…はい…じつは…昨日天界で捕らえていた四天王の三人が逃げたんです…」
「四天王?」
「ええ…いまから332年前に天界を荒らしまくった恐ろしい奴らです…何百の魔族や神族を犠牲にしてやっと捕まえたんですが…いままで特殊な牢屋にいれていたんですが…なぜか昨日牢屋を壊して逃げたんです…」
「ちょっとまってよ…残りの一人はどうしたの…?」
「そいつは…ガルスビといって四天王のリーダーです…なぜかそいつは忽然と消えたそうです…」
「?どうしたの小竜姫…?」
小竜姫は下を向いていた。
「………」
「じつはそいつは…小竜姫の両親を殺した奴なの…」
ヒャクメが小竜姫のかわりに言った。
「へ〜…リーダーこんなところにいたの…」
観覧車の近くの建物のところに黒い布全身にかぶっているあやしい人物がいた。
「ママ―!!マントかぶっている変な人がいるー!!」
「しー…見ちゃだめよ…」
はっきり言って目立つ…
今までの
コメント:
- また訂正があります…(いい加減にしなきゃ…)
「そいつはガルスビと言って331年前になぜか忽然と消えたそうです…」
ほんとうに毎度毎度すみません…真面目にやってもこうなるんです…(涙) (3A)
- 高所恐怖症の人はいても、なかなか暗所恐怖症の人って少ないんですよね。
それはそうと、横島が高いところが苦手だったら、東京タワーのてっぺん(?)等に行けないのでは?
彼は、少なくとも、女性がからんでくれば怖い物が無いのではないでしょうか?
ジェットコースター並みのスピードにも馴れているはずですし…… (魚高@暗いところは怖い! だが、それが何故悪い!?(←臆病者)
- 別に横島君を高いところが嫌いという意味で書いたわけじゃないんですけど…
あくまで高い所が苦手なのは阪上ですから…ほんとうにすみません…けして横島君は高所恐怖症ではありません。ただジェットコースターは高所恐怖症ではなくても横島が好きな乗り物ではないとおもったんで…申し訳ないです… (3A)
- あちゃ〜……
そう言えば、「観覧車は良い」みたいな発言もしてますね。
わー! わー!(←恥ずかしさの余り、のたうち回っている)
スンマセン! 私の勘違いです。 (魚高@104回目の謝罪)
- 阪上クンは四天王と呼ばれるかなりの実力を持った連中のリーダーと何らかの関係があるようですが(あるいは本人?)、今回の様子を見る限りそういう印象は全く見えませんね(笑)。乗り物には酔うわ、高いところはこわいわ(再笑)。遊園地内で遂に他の四天王(と思われる人たち)との対決が始まるのでしょうか? 次回が楽しみです♪ (kitchensink)
- ↑×4 閉所恐怖症もあまり一般的ではないようですね。
横島くんと同様、阪上くんも一言多い、つっこみキャラですね。二人の違いは本人に自覚があるか否かですが。
タマモのサングラスに対するつっこみは秀逸でした。タマモもシロと一緒におキヌちゃんにドラマを見せられ、社会常識を学んだのでしょうね(合掌) (斑駒@密閉されると酸欠金魚のエラ呼吸になります)
- おお〜♪素敵な展開になってきましたね〜?(笑)…いいぞおッ、おキヌちゃん!!(笑)←<バッシ!!>のあたり。(笑)
それにしても阪上クン、貴方は一体何なの!?(笑)
危険な人かと思いきや、そーでもなさそうだし…(笑)
次回の展開も楽しみですねッッ♪ (みっちー)
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