ザ・グレート・展開予測ショー

秋さがし    その1


投稿者名:BOM
投稿日時:(03/10/22)

                ぷすっ
「あぎゃぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!」
昼下がりの晴れた空、その一声がのどかさをちょっとだけ壊す、そんな秋の1日。
今日はそんなお話。






                『秋さがし』



美神達は紅葉を見に来ていた。青く澄み渡った空の下、気分転換もかねてとゆーことで
横島の案内でこの山に来ていた。

「いやぁ、しかしホントにキレイですねぇ、これは」
「そーね、でもまさかアンタからそんな言葉が出るとはね。そっちの方が驚きだわ」
「俺だってたまには感動しますよ!自分だって半分金目的のクセに・・・(ぼそっ)」
「なんか言った?横島クン?」
ゴキッ
「い、いえ。なんでもありまふぇん・・・」
「まーまー、美神さん。せっかく来たんですから」
「そーでござるよ、美神殿。そんなに怒ってはせっかくの紅葉が全部散ってしまう
 でござる」
「どーゆー意味よ!?」
「キャウン!」
「まぁまぁ・・・それにしても・・・
 いい天気ですねぇ。絶好の行楽日和ですよ」
「あ、それ私も賛成。きつねうどんほどじゃないけど」

(なんか違うんじゃないかな?それは・・・)
と、全員が思ったそうな。

「そういえば横島クン、なんでアンタがこんな山知ってるの?」
「あ、そーいえばそーですね。どーしてですか、横島さん?」
「え?あぁ、それはシロと散歩に行ってさんざん連れ回された時に見つけたんだよ」
「そうでござる!拙者のお手柄でござる!」
しっぽをぶんぶん振るシロ。その傍らで・・・

(じゃぁ半分秘境じゃないの?ここは・・・)
と思うタマモがいた。


そんなちょっとした疑問を感じつつも一同は山の頂上付近に到着。
すると美神が突如、
「さぁ!探すわよ!」
「探すって・・・何をですか?」
「決まってるじゃないの!松茸よ、松茸!完全国産モノなんて高く売れるわよ!」
              ドタッ
「結局金もーけですか!?他になんかこーくるもんはないんすか!?」
「あるわけないじゃない」(キッパリ)
「・・・・・・・・・・・」
半ばあきれて、そして尊敬してものも言えない横島&おキヌ。
「さぁ、そーと決まったらさっさと働け!時給入ってんだからね!」

(だからすんなりと行くことにしたんだな、この人は)

「なんですってぇ!」
「あぁ!また声に出してしまった!?」            
     バキッゴキッ
ガゼルパンチが一発、だめ押しのローリングソバットがもう一発。
薄れゆく意識の中、横島は思った。
『絶対見返してやるーーーーーーっ!!』


ちなみに横島クンがよみがえったのはこの3分後でした。(ヒーリングなし)







ま、そんなこんなで秋の味覚さがしに出た一同。はたして秋の味覚は見つかるのか?
短いかもしんないけど、続く。

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