君ともう一度出会えたら(27)
投稿者名:湖畔のスナフキン
投稿日時:(04/ 9/20)
『君ともう一度出会えたら』 −27−
》》Yokoshima
俺とルシオラは、再びコスモ・プロセッサのある場所までやってきた。
三重に並んだ鍵盤の前で、アシュタロスが立ちながら装置を操作している姿が目に入る。
「ダメだ……宇宙のタマゴ内部には、あらゆる可能性が無限に広がっている。
外からでは異物を追尾しきれん。やはり、自ら中に入るしか……」
その時、俺の足元の瓦礫が、ガラリと音をたてた。
その音に気づいたアシュタロスが、俺の方を振り向く。
「……やはり、生きていたか」
「べスパは死んだぞ。おまえのためにな」
「それも、おまえの予定の一つということか」
アシュタロスは装置の前を離れると、俺の正面に立った。
「どうやら貴様が、私の最大の障害のようだな。これより、全力で排除する!」
アシュタロスは身構えると、連続で霊波砲を撃ってきた。
前回のように、半分なめた攻撃などではない。
俺は空中に飛び上がってその攻撃をかわすと、急いで文珠に『転』『移』の念を込めた。
前回と同様、一個の文珠に二つの文字が浮かび上がっている。
「ジャミングが効いてないのか!?
……そうか、ルシオラだな。貴様、ルシオラと融合したのか!」
高速で移動したアシュタロスが、俺の前方に立ちふさがった。
俺はすかさず文珠を使い、アシュタロスの背後の少し離れた位置に瞬間移動する。
そしてアシュタロスが後ろを振り向く間に、『模』の文珠を作って能力コピーを行った。
「また貴様に、その手を使わせてしまうとはな!」
「悪いな、アシュタロス。本気になったおまえと互角に戦うには、これしか思いつかなかったんだよ」
対峙していた俺とアシュタロスは、全力で激突した。
『模』の文珠の特性上、半端な攻撃は我が身にもダメージとなってしまう。
俺は一発・一発の攻撃に必殺の力を込めていたし、またアシュタロスの方も同様であった。
全力で霊波砲を撃ち、相手の攻撃をかわす攻防を続けていたが、やがて戦局に変化が訪れた。
ゴオオォォォッ!
アシュタロスの鼻先をかすめるようにして、マリアが落下してきた。
続いて数発のミサイルが、アシュタロスめがけて突っ込んでくる。
ドーーン!
ミサイルは見事にアシュタロスに命中した。
一瞬、周囲の視界が、ミサイルの爆風でゼロになってしまう。
「今だ!」
俺はこの隙を逃さず、宇宙のタマゴの中に飛び込んでいった。
亜空間迷宮の中に俺は、すぐさま美神さんを探した。
はるか遠くに美神さんの気配を見つけ、ほっと息をつく。
「ルシオラ。文珠の効果は、あとどれくらい続くかな?」
(亜空間迷宮の中では、時間の経過はあまり意味はないわ。
ただ、どこかの空間に出れば、『模』の文珠の効果はすぐに切れると思う。
融合の方は、もう少し長持ちしそうね)
「わかった。それなら、急いで美神さんと合流しよう」
俺はアシュタロスに追いつかれないよう、亜空間迷宮の中を高速で移動した。
そして美神さんが近づいたところで、手近な空間の中に飛び込んだ。
》》Reiko
プログラムワームから逃げ回っていた私は、誰かがこの亜空間迷宮に入ってきたことに気がついた。
よく慣れ親しんだ気配。それは間違いなく、横島クンのものだった。
私はプログラムワームの追跡を振り切りながら、横島クンに近づいていく。
そして彼が近くの空間に入ったので、私もその後をついていった。
空間の中に入ると、そこは砂漠の真ん中のオアシスだった。
そして目の前には横島クンの姿があった。
「よかった……美神さん……」
横島クンの目が、涙でにじんでいた。
横島クンが私のことを心配してくれていたことに気づいた私は、思わず頬がカーッと熱くなってしまう。
「横島クン! まずはこいつらを!」
ピーッ!
ピキューッ!
私の入ってきた入り口から、複数のプログラムワームが侵入してきた。
私は表情を誤魔化すために、慌てて背後のプログラムワームを指差した。
「任せてくださいっ!」
横島クンは霊波刀を振るって、たちまちプログラムワームを倒した。
「ルシオラは一緒なのね?」
(そうですよ、美神さん)
ルシオラがテレパシーで、私に直接話しかけてきた。
対べスパ対策として、二人が融合することは、事前に聞いていた。
しかし、合体で横島クンと一つになった感覚を知っている私は、少しだけルシオラに嫉妬してしまった。
「外の様子は?」
「おおむね、予定どおりッス」
「それじゃあ、最後の詰めね。エネルギー結晶のある場所は、もう見つけてあるわ。さあ、急ぎましょう!」
私たちは亜空間迷宮に戻ると、エネルギー結晶のある場所に向かって移動をはじめた。
「ここよ」
亜空間迷宮の心臓部。八角形の形をした他の世界への入り口が無数に並んでいるその空間の中央部に、エネルギー結晶が浮かんでいた。
「美神さん、急ぎましょう」
私は軽くうなずくと、腕を伸ばしてエネルギー結晶に指先を軽く触れた。
そして魂の復活を、強くイメージする。
「逆操作成功ッスね」
私の魂が下半身から再生され、元の身体へと戻っていくのがわかった。
「横島クン、最後まで油断しないでね」
》》Lucciola
私たちの目の前で、美神さんの魂が再生されて元の身体へと戻っていった。
しかしこれは、コスモ・プロセッサの動作に邪魔な美神さんの魂を除去するため、アシュタロスが私たちの行動を黙認したからにすぎない。
次は、私たちの排除を狙ってくるはずだ。
(ヨコシマ、アシュ様が来るはずよ。気をつけて)
その直後に、突然背後の空間からプログラムワームが現れ、私たちの体を捕らえた。
「今のを見逃してやったのは、あの女の生死などどうでもいいからだ」
メフィストは外へ出た。残ったおまえは、これから放り出す。泳がせるのもここまでだ!」
私たちが本気になれば、プログラムワームなんてすぐに振り払える。
しかしここは、アシュ様の策に乗せられたふりをする必要があった。
万が一の不測の事態に備え、ヨコシマが『転』『移』の文珠を握り締める。
やがてプログラムワームが、私たちを亜空間迷宮の出口へと引っ張っていった。
ドガッ!
プログラムワームが、勢いをつけて私たちを外の世界へと放り出した。
ヨコシマは空中で回転して姿勢を整えると、地上にうまく着地する。
「横島クン!」
「横島っ!」
「横島君!」
「横島さん!」
私たちのすぐ傍に、美神隊長や西条さんなどGメンや他のGSたちの姿があった。
どうやら、悪霊たちの防衛線を突破して、ここまでたどり着いたようである。
もちろん、復活して元の体に戻った美神さんの姿もあった。
「ジャマ者は、これですべて排除した!」
だが私たちのすぐ後から、アシュ様もコスモ・プロセッサの中から出てきた。
「「ジャマなのはお互い様よ。ここでケリをつけてやるわ、アシュタロス!」」
美神隊長と美神さんが、親子で口を揃えてアシュ様に啖呵(たんか)を切った。
「えらく威勢がいいが、それは何か根拠があってのことかね」
アシュ様の顔に怒りの感情が現れていた。頬がピクピクと震えている。
「一つは横島クンね。あなたも彼の秘密には、気づいているんじゃないの!?」
まず隊長が口火を切った。
西条さんたちはその言葉を聞いて首をかしげていたが、美神さんだけは軽くうなずいている。
「ふむ。たしかに彼の知識は脅威だ。しかし今の出来事が、未来とまったく同じになるとは限らない。
結果が変化した分だけ、その知識の価値は目減りしていく」
「それだけじゃないわ、アシュタロス!」
次に口を開いたのは、美神さんだった。
「私は魂だけで、亜空間迷宮の中をさまよっていたわ。
その間、ずっと感じていた。この宇宙は、おまえを認めないとね!」
アシュ様の口元が、一瞬強く歪んだ。
「おまえのやってることは、宇宙のレイプよ! 世界の中で戦って目標を達成しようとするのでなく、
ただ宇宙を自分の思いどおりに修正しようとするなんて!
宿題やるのがイヤだからって、学校に火をつけるガキとどこが違うの!」
「フッ……おまえの言ってることは、正しいよ」
いつも冷静なアシュ様の顔に、徐々に強い憤りの感情が浮かび上がってきた。
「宇宙を変換処理することは、非常に大きな反作用を生む。
それが私を排除しようとする『宇宙意思』だ。
だが、それがどうしたというのだ! 世界は過去も現在も未来も、腐臭を放ち続けている。
それを正すのに、私はためらったりしない!
神・人・魔、すべてを滅し消去する。私がそれを決意したのも、宇宙の意思なのだ!」
アシュ様が、私たちに向かって一歩踏み出した。
「私には強固な意志とエネルギーがあり、残る障害はおまえらだけだ!
人間のおまえらに宇宙が多少の悪運を授けたところで、これを防げるというのか!」
「待て、アシュタロス!」
美神さんたちを攻撃しようとしたアシュ様を、ヨコシマが呼び止めた。
「ほう、私とやる気か? たしかに貴様なら、私と対等に戦うことができる。
しかし、この場で私とおまえが全面衝突すれば、他の人間たちが巻き添えを食うぞ。
それでもいいのか!?」
アシュ様の言葉を聞いたヨコシマは、その場で動きが止まってしまった。
「ま、いいだろう。最後の慈悲だ。苦しませずに終わらせてやろう」
アシュ様が、コスモ・プロセッサに向かって歩いていった。
「おまえたちの悪運につきあわされて、だいぶ時間を無駄にした。
せっかく装置が正常に戻ったことだし、遅れを取り戻すことにしよう。
私に抵抗する最後の勢力──GSを、この世から消去(デリート)だ!」
バアァーーン!
アシュ様が鍵盤を叩いた音が、周囲に強く鳴り響いた。
「えっ!?」
「何も起きませんね?」
皆は、思わず目をつぶったり身構えたりしていたが、何も起きなかったことにかえって驚いていた。
「こ、今度はなんだーーっ! また悪運で、セコいトラブルでも発生したのかっ!」
「かかったわねっ、アシュタロス!」
美神さんがニヤリと笑いながら、大きな声で叫んだ。
「作戦どおりってことさ。情報を制する者は宇宙を制す──世界からワンランクアップしたかな」
「き、き、き、貴様! 今度はいったい何をした!」
「こういうことさ」
コスモ・プロセッサの中から、エネルギー結晶を掴んだ文珠のマジックハンドが飛び出してきた。
私たちはその正面に回ると、さっとエネルギー結晶を掴み取る。
「貴様、それをよこせっ!」
「悪いな、アシュタロス。俺はおまえに時間を与えると、何をするのかを知っている。
だから、この場で──」
ヨコシマが『破』の文珠を作り出した。
「チェックメイトだ、アシュタロス!!」
ヨコシマが間髪いれずに、文珠を発動させた。
「や、やめろーーっ!」
カッ!
破壊したエネルギー結晶が、強い閃光を発した。
私たちを中心にして、膨大なエネルギーが空中へと舞い上がっていく。
ドン! ドンドンドンドン!
「横島クン、ここは危ない!」
ミシッ!
ミシミシミシッ!
コスモ・プロセッサのあちこちで爆発が生じ、崩壊が始めていた。
上部の傘に当たる部分の根元に亀裂が生じ、そこから大きく傾いていく。
「緊急退避! 全員、急いでここから逃げて!」
隊長の命令とともに、皆が一斉にこの場から逃げ始めた。
私たちも急いで、この場から離れていく。
ゴゴゴゴゴ……
ズズズズシーーン…………
私たちの背後でコスモ・プロセッサが、大きな地響きをあげて倒壊し、そして爆発・炎上した。
気がついたら、私とヨコシマは分離した状態で倒れていた。
どうやら爆発から逃げる途中で、『融』『合』の効果が切れたらしい。
「ヨコシマ、起きて」
「う……うーん」
ヨコシマが小さな声でうなりながら目を覚ました。
「状況は?」
「とりあえず、第一ラウンドは終わったみたい」
ヨコシマと私は、瓦礫の山をよじ登って、皆の姿を探した。
「おーーい、こっちにいたぞー!」
「無事だったか、横島君!」
瓦礫の上には西条さんやピートさん、雪之丞さんたちの姿があった。
「美神さんは?」
「私はここよ!」
マンホールの蓋が開いて、美神さんと美神隊長、そしておキヌちゃんが姿を現した。
「ヨコチマ、べスパちゃんは?」
パピリオが、べスパの安否をヨコシマに尋ねた。
「すまん、パピリオ。べスパとの戦いは避けられなかったんだ」
「そうでちたか。それじゃあ、べスパちゃんは……」
「心配するな、パピリオ。べスパは必ず復活……」
その時だった。瓦礫の一角が崩れ、アシュ様が再び姿を現した。
「クックックックッ……フッハーッハッハッハッハ……」
アシュ様は目が血走り、顔や手足にひびが入った見るも無残な姿をしていた。
「ククク……よくぞここまで、俺の邪魔をしてくれたな、小僧!
貴様さえいなければ、我が野望が潰えることはなかっただろう」
「どうだかな。俺がいなけりゃいないで、誰かが代わりを務めたと思うぜ」
「貴様という存在を過小評価していたことを、心から悔いているよ。だから……」
アシュ様が、ヨコシマに向かって手を伸ばした。
「この場で完全に消し去ってくれる! 死ねいっ!」
「ダメーーーーッ!」
》》Yokoshima
アシュタロスがクイックモーションで、攻撃してきた。
ヤバイと思った瞬間、目の前に誰かが走りこんでくるのが見えた。
「ダメーーーーッ!」
「ルシオラ!!!」
そんな……ウソだろ?
目の前で、ルシオラの体が白く光り輝いて……
まさか……そんな……
ズキューーン!
西条がアシュタロスの眉間を銃で撃ち抜いたが、俺はそんなことはどうでもよかった。
俺はルシオラの傍らに駆け寄ると、倒れているルシオラの体を抱きかかえた。
「ルシオラ、おい、しっかりしろ!」
「ヨコシマ……怪我は……ない……?」
「俺は大丈夫だよ。だから、しっかりしてくれ、ルシオラ!」
ルシオラが苦しそうな表情で、俺の声に答える。
俺は急いで『治』の文珠を作って、ルシオラに発動させた。だが……
「効かない……みたいね……
アシュ様は……霊基構造にまで……ダメージを与える攻撃を……
いくら文珠でも……魂まで修復することは……できないみたい……」
「ダメだ、死んじゃダメだ、ルシオラ!」
「歴史には……代償が必要だわ……これが……アシュ様を倒した代償……」
「わかってるよ、そんなこと! でもそうならないように、俺たち頑張ってきたんじゃないか!」
「ヨコシマ……美神さんを……大切にしてあげてね……」
「頼む、死なないでくれ! ルシオラが死んだら、俺の今までの苦労はいったい何になるんだ!」
俺はルシオラの体を、何度も揺さぶった。
ルシオラが優しいまなざしで、俺の顔を見つめる。
「また二人で一緒に……夕陽を見たかった……」
「ルシオラ、お願いだ、目を開けてくれ!」
「愛してるわ……ヨコシマ……」
俺の腕の中でルシオラの体が発光し、そして消えていった。
「ルシオラーーーーッ!」
(続く)
今までの
コメント:
- すみません。今回ばかりは陳謝します。
まず、更新遅くなってごめんなさい。(分量は多めに書いてますが)
次に、ルシオラーの皆さん。ごめんなさい。
こんな結末になってしまいました。
今回ばかりは、多くの反対票が投じられることを覚悟しています。
最後に一言。
この話はまだ終わりません。もう少しだけ、おつきあいを願います。 (湖畔のスナフキン)
- T之助といいます。
ルシオラは、こうなってしまう運命にあるのでしょうか?
それとも・・・
今後に期待して中立ということで。 (T之助)
- ルシオラーではありますが、(一過程としての)展開に無理はないので賛成票を。
後はこの作品ならではの展開を期待ということで。
(・・・でも「結末」って書いているよな・・・) (ニケ)
- これはある意味納得です。こんな簡単に歴史が変えられるはずないですからね。もう少し試練を超えなければ不公平でしょう。まだ可能性は残ってると思ってますし。
そもそも『体を維持できなくなるほど間引いた』のではなくダメージを負ってるだけですからね。霊基構造にダメージって意味なら、原作でも横島がくらってますし。あの時は『人間』の横島がくらったから補うことはできてもその後取り出せないんでしょう?今度は魔族のルシオラじゃないですか。それに、ルシオラのが混じってる横島の霊体もあれば、ほとんど構造が同じなパピリオもいる。どうとでもなりそうです。
あっ、こちらでは感想はじめまして。HPのほうでまとめ読みしたので展開がわかるようになったから感想書けるようになりました。 (九尾)
- 原作と違って全く心配ないというのがありがたいです。
いや二次創作のifだからという意味じゃなく、あの時と○○が違い○○もあるからです。
○○○○の○○○が○○○○○なら○○○○○と○○は○○○○○し、○○○○が○○○○のが○○○の○○○だから○○を○○○に○○○を○○できる。
究極の魔体戦までに美智恵が「あれはバカだ」と状況説明出来る程度には時間もあるし。 (スレイヤー)
- …あかん、あの○ばかりは後で読み直しても絶対何書いたかわからんなこれは(^^;
そう言えばアシュは横島がどんな未来から来たと予想したんだろう?
この推測によっては究極の魔体戦にも影響するしなぁ…
自分の『望みを叶えた』と横島から知ったのはつい最近だし。
面白かったです。これからも頑張って下さい。
個人的にはそろそろキーやんとサッちゃんの掛け合いに期待しますw (スレイヤー)
- おお!!?結局歴史は変えることが出来ないのか…。まだまだあきらめませんよ〜
ハッピーエンドは間近だ(祈 (R/Y)
- 喜んで、最後までつきあいます。
でも、『役立たず漫才コンビ』がどうでるのでしょう。 (ん・ばぎ)
- 原作でも思ったんだけどこの時の美神て只の足手まとい、何威張ってるんでしょうあの女は・・・・・・・・・・ (ミスターS)
- ここは敢えて、作家さんのトラップに乗り、反対票を投じさせていただきませう。
痛かったろうなあ(死ぬ程)ルシオラ…
苦しいんだろうなあ(死ぬ程)ルシオラ… (参番手)
- んなあほな(お久しぶりの挨拶
・・・え〜、ルシオラ死んだら意味ないじゃん!!!!ヽ(`Д´)/
などと、とりあえず叫んどきますwでも読んでてマジでこう思ったことも明記しときます。
しかしこうでもしないとヤマがないもんな〜とか邪推したりもしてますw
不意打ち・・・。アシュ様の最後の抵抗なんでしょうな、納得です。
「頼む、死なないでくれ! ルシオラが死んだら、俺が1年間も読み続けてきた意味がなくなっちまうじゃないか!!」
とか、言い残しつつwこの後のハッピー且つインプレッシブな展開に期待してますとも!!|д゚)蛍も含めて)応援してます!!! (ひさ)
- T之助さん、ニケさん、九尾さん、スレイヤーさん、R/Yさん、ん・ばぎさん、ミスターSさん、参番手さん、
レスありがとうございます。
先の展開に期待してくださる方、深読みする方がいましたが、反応はやや予想外でした。
もう少し、怒りや抗議の声があがるかと思ったんですが、けっこう皆さん冷静ですね。
それとも、この話がもう飽きられて、読む人が減っているのではないかと、ヘンな深読み
をしていたりもしています。(;^^) (湖畔のスナフキン)
- ひささん、すれ違いでコメントいただきありがとうございます。(^^)
詳しくは、後ほどお返事いたします。
・T之助さん
>ルシオラは、こうなってしまう運命にあるのでしょうか?
>それとも・・・
あとでタネ明かしするつもりですが、実は必然性があったりします。
>今後に期待して中立ということで。
了解しました。最後まで頑張りますので、これからもよろしくお願いします。(^^) (湖畔のスナフキン)
- ・ニケさん
>ルシオラーではありますが、(一過程としての)展開に無理はないので賛成票を。
>後はこの作品ならではの展開を期待ということで。
ありがとうございます。(^^)
>(・・・でも「結末」って書いているよな・・・)
ちょっと言葉の使い方がマズかったですね。「こんな結末」ではなく「こんな展開」
だと思ってください。(;^^) (湖畔のスナフキン)
- ・九尾さん
>そもそも『体を維持できなくなるほど間引いた』のではなくダメージを負ってるだけですからね。
>霊基構造にダメージって意味なら、原作でも横島がくらってますし。あの時は『人間』の横島が
>くらったから補うことはできてもその後取り出せないんでしょう? 今度は魔族のルシオラじゃないですか。
ああ、深読みされまくってますね。(;^^)
少し伏線残しすぎてしまったなぁと、後悔してます。
でもここで開き直って、やっぱりルシオラはこのままとなるかもしれませんよ。(邪笑) (湖畔のスナフキン)
- ・スレイヤーさん
>原作と違って全く心配ないというのがありがたいです。
>いや二次創作のifだからという意味じゃなく、あの時と○○が違い○○もあるからです。
えっと、伏字の箇所についてはまったくわかりませんでしたが、この時点で原作とはだいぶ変わってますから、
原作と同じENDになると信じている人が少ないのかもしれませんね。 (湖畔のスナフキン)
- (コメント続き)
>そう言えばアシュは横島がどんな未来から来たと予想したんだろう?
>この推測によっては究極の魔体戦にも影響するしなぁ…
『ターミネーター』なんかがいい例なんですが、未来から過去に干渉する話は、たいてい未来の
悲劇的結末を回避しようという動機が多いですよね。
横島から『本当の望みをかなえた』という発言とつき合わせると、アシュタロスは倒されたが、その後、
究極の魔体で世界中が壊滅状態になり、運良く生き残った横島が過去に戻って悲劇的な結末を回避しようと
しているというのが、妥当な発想ではないでしょうか。
今のところ横島以外で真相を知っているのは、ルシオラと美神だけですし。 (湖畔のスナフキン)
- ・R/Yさん
>おお!!?結局歴史は変えることが出来ないのか…。まだまだあきらめませんよ〜
>ハッピーエンドは間近だ(祈
この先どうなるかは、私の胸三寸……というわけではなくて、プロットはほぼ固まってますので、
たぶんシナリオの変更はありません。
ハッピーエンドになるか、バッドエンドになるかは、続きを楽しみにしてください。(^^)
(湖畔のスナフキン)
- ・ん・ばぎ、さん
>喜んで、最後までつきあいます。
ありがとうございます。(^^)
>でも、『役立たず漫才コンビ』がどうでるのでしょう。
役立たずというと、小竜姫&ワルキューレ、それともキーやん&サッちゃん
(サッちゃんの方は公式設定の呼び名ではありませんが。;^^)
でしょうか。
前者については重要じゃないんで、出てくるかどうかもわかりません。(苦笑)
後者については、出番はあります。続きを期待してください。(^^)
(湖畔のスナフキン)
- ・ミスターSさん
>原作でも思ったんだけどこの時の美神て只の足手まとい、何威張ってるんでしょう
>あの女は・・・・・・・・・・
確かに原作のこの場面では、美神は何の役にもたってませんね。(;^^)
今回、アシュタロスに啖呵を切るのは横島でもよかったんですが、美神親子が揃って啖呵を切る
イメージが湧いてきたので、美智恵さんまでこの場に来させてその場面を作ってみました。
面白いかどうかは別にして、割と絵になる光景かと思います。 (湖畔のスナフキン)
- ・参番手さん
>ここは敢えて、作家さんのトラップに乗り、反対票を投じさせていただきませう。
ありがとうございます。(^^)
>痛かったろうなあ(死ぬ程)ルシオラ…
>苦しいんだろうなあ(死ぬ程)ルシオラ…
うがあああっ! なけなしの良心が刺激されるううぅっ!
スンマヘン。全文私が悪いんです。
とばっちりで次回、横島にも苦しんでもらいます。(邪笑) (湖畔のスナフキン)
- ・ひささん
>んなあほな(お久しぶりの挨拶
>・・・え〜、ルシオラ死んだら意味ないじゃん!!!!ヽ(`Д´)/
>などと、とりあえず叫んどきますw
やっぱり、ここでルシオラが死んだら……って思いますよね。
原作で椎名先生が、最後までルシオラの生死を引っ張ったのが、何となくわかったような
気がします。
話の進行上、彼女には退場してもらわなくてはいけないし、でも読者からの突き上げがあって、
バサッと切り捨てられなかったんでしょうね。
>でも読んでてマジでこう思ったことも明記しときます。
やっぱり……このままじゃ、ダメですか?
>しかしこうでもしないとヤマがないもんな〜とか邪推したりもしてますw
ここでも深読みされてます。(;^^)
でも、実はけっこう当たってたりしてます。 (湖畔のスナフキン)
- (コメント続き)
>「頼む、死なないでくれ! ルシオラが死んだら、俺が1年間も読み続けてきた意味がなくなっちまうじゃないか!!」
この返しには、思わず笑ってしまいました。とてもうまいです。(^^)
>とか、言い残しつつwこの後のハッピー且つインプレッシブな展開に期待してますとも!!|д゚)
次回も気合い入れますんで、よろしくお願いします。
>蛍も含めて)応援してます!!!
この返事が、今回一番痛かったりします。(;;;^^)
蛍の続き、遅れてスミマセン。
でも『君ともう一度〜』が決着しないと、筆がとれそうにないんです。
詰まった時に気分転換に書くかもしれませんが、なるべくこっちを優先する予定です。 (湖畔のスナフキン)
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